大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

えちごくびき野100km(たまる)

2014-10-19 22:32:44 | えちご・くびき野100kmマラソン
観光録はsanzuinokawataさんが詳しく書いてくれました。なのでレースメインで。


出場経緯
ランナーの評価が高かった(ウルトラの大会で他のランナーと話しているとお勧めの大会としてえちごくびき野の名がよく挙がります。)のと、この大会は二年に一度しか行われないということで出ることにしました。100kmは5つの峠越えをしなければならないらしいので、秋田の2週間後だし比較的フラットな60kmにしようと思っていたら、なぜか100kmのほうにエントリーしてしまっていました笑。100kmの引力恐るべし笑。


前日まで
秋田の疲れで少し足が重いくらい。ジョグするには問題ないレベル。


前日
K田さんの運転するレンタカーで上越へ。
滝を見てアスレチックみたいなことを少しやって受付会場へ。その後は、近くで海鮮料理食べて日本酒も飲んだ。さすが米どころ。日本酒おいしい。
買い出しして、宿に行って、翌日の打ち合わせ。どぶろくも飲んだけどやっぱりおいしい。
だらだらしてたせいで23時すぎに就寝。

当日
3時15分に起床。朝食は、野菜生活と焼うどんといつものぶどうパン。
着替えて4時15分に宿を出発。駐車場を探していたりしたら4時45分くらいに会場着。外寒すぎ。急いでトランジットの荷物を預けて、あとはダラダラ。ヴァーム飲み忘れたことにはゴール後気付いた。
今回は、珠洲ウルトラのTシャツ着ていろんな人に話しかけてもらう作戦。あと、秋田と違いを出すためにロンタイをはいてみた。
目標は上りで歩かない、前半50kmより後半50kmのタイムがよくなるようにする、といったくらいで設定ペースなどは決めず。速すぎたときだけ修正しようと思ってた。


大会の概要はsanzuinokawataさんの大会録に詳しく書いてあるので割愛。
100kmの部は参加者が豪華です。有名なウルトラの大会で上位に入るようなランナーや神宮24hランナーも多く出ています。今年の優勝は、浦佐の2周で優勝された方でした。もちろんそんな人たちは速すぎるのでレース中に見ることはできませんが。


てなわけであとは感想録。
start~10km
スタートしてもモチベーションが上がらない。走りたくないということではなくて、これから何するんだろう、みたいな感じ。周りの人が走ってるからとりあえず自分も走ろうみたいな。100km走るんだという高揚感はなかった。9kmの小学校エイドでトイレ。体育館のトイレを使えたが、行列で6分くらい並んだ。ここはいつも混むとのこと。

10km~40km
田んぼ道を走ったり、集落の中を走ったり。12kmくらいでまぶたが重くなる。時折目をつむりながら走ってた。ふらふら走ってたから、後ろのランナーは怖かっただろうな。次のエイドでコップの水を頭からかけて応急処置。少し回復。そしたら蝦さんが沿道で応援していた。知り合いに出逢うと元気が出る。目も覚めた。各エイドで氷砂糖をもらい舐めながら走った。
40kmからの上りからが本番だと思っていたので、とりあえずそこまでは疲れをためないようにダラダラと走る。途中で地元が同じランナーと出逢った。偶然。うれしい。36kmくらいのエイドで再度蝦さんに応援してもらった。ロードバイクで回っているらしい。アクティブ。
40km手前から坂がはじまったがまだ急ではない。周りの人も走っている。

40km~50km
峠。1つ目は、傾斜は急ではありませんが一番長いです。歩いている人もちらほら。42.195kmの看板を発見。4時間38分くらいで通過。下りは脚に負担にならないよう気をつけながら走った。
2つ目は、よく覚えていません笑。距離はそんなに長くはなかったと思う。とりあえず走った。
下って50km。5時間30分くらい。秋田より30分くらい遅いけど、気にせず。

50km~60km
荷物エイドでゆっくりして、送っていたOS-1ゼリーを手に持って出発。脚は元気だったので後半ペースを上げるイメージを持って走ろうと思った。出たらすぐに3つ目の峠。ここが若干長い印象。歩いてる人が多いので、走ったらいっぱい人を抜かした。暑いのでところどころでOS-1を摂取しながら走る。
くだり。そして4つ目の峠へ。ここが一番傾斜が急です。でもそんな長くはないので、歩いてもそこまでのロスにはならないかもしれません。というか殆どの人が歩いてます。だけど、上りは走る、が目標だったので走りました。上りきったところが60km。

60km~75km
下り始めたら、前を行くK田さんに追いついた。曰く上りは歩いたとのこと。並走。次のエイドでわかれる。少し行くと、ごーはらさん出現ポイント。知り合いに会うとやはり元気が出る。この辺りから固形物食べると気持ち悪くなりそうな感じがあった。のども渇く。OS-1も全部飲んでしまった。
その次のエイドでK田さんにまた合流。この先1kmくらいで最後の峠だよ。とエイドの人に教えてもらって200mくらい進んだら坂が出現。絶望した。けどそこは峠ではなく、すぐに終わった。その後、蝦さんにみたび応援してもらった。少し並走。
そうしたら峠。一瞬歩いた。疲れがどっときた。走れない。やる気を失った。歩く。やる気ないし、リタイアも一瞬考えたけど、100km連戦はやっぱり辛いんだ、とかみんなに思われたくなかったので進んだ。次のエイドで飲み物を多めに飲んでゆっくり休んだ。エイドをでてすぐのところが峠の終わり。そして75kmポイントもあった気がする。

75km~90km
のどが乾きすぎてつらい。歩きまくる。78kmのエイドにOS-1のペットボトルを置いていたので、そこまでなんとか進みたいと思ってた。眠くなってきた。横になったら寝れそう。でも、気持ちよく寝れそうな場所がなかったのであきらめて歩いてた。そんなこんなで78kmエイド。戦意喪失してたのでファンランしてやろうと思ってそばとか食べてた。だらだらしてOS-1のペットボトルを持って出発。
エイド出た後は、歩いたり走ったりしながら進む。人についていくことでしか走る気力を保てない。85kmのエイドでごーはらさんが応援してくれていた。待たせてごめん。おかゆがおいしかった。ちょっと頑張ってペースを上げてみたけどなかなか距離表示現れないし、坂があるしで絶望しながら進む。

90km~finish
街中に入ってきた。多くの人が玄関先で応援してくれた。長時間、外で知っている人知らない人関わらず応援してくれているんだと思うとありがたくて泣きそうになった。92kmエイドで海賊汁。えびとか入っている海鮮汁だった。飲んだ。おいしい。
ここで反射タスキを渡された。暗くなったときに危ないのでそのため。安全面でも気を配ってくれている。いい大会。
暗くなると寒くなってきて、少し気持ちも悪くなった。歩く時間が長くなった。そしたら、96kmくらいで四度目の蝦さん。ロードバイクで並走(というか先導)してもらった。元気でたし、走れるようになった。残り3kmくらいからはラストスパート。ほかのランナーをどんどん抜かした。でも距離表示がなかなか出てこなくて軽く絶望。スパートがもたずに最後はペースが落ちてしまった。ラストの直線では、前のランナーとの距離を見て、アナウンスしてもらえる時間を作ってからゴール。このアナウンスのおかげである人にフルネームをちゃんと覚えてもらえた笑。ただ、特に目標とかなく走ってたのでゴールしても感動とかはあまりしなかった。

ゴール後は、地元の中学生が休憩スペースまで誘導してくれて、飲み物や荷物を持ってきてくれるなどいたりつくせり。

ちなみに、走った日の夜に体がだるくなって風邪をひきました。ゴール後はあったかい格好をして、体を冷やさないようにしましょう。



まとめ
総じていい大会です。エイドも応援も充実してるし。地元に愛されている大会であることを実感しながら走ってました。コースも少しは起伏があったほうがアクセントになって飽きません。

秋田との大きな違いは、秋田は角館-鷹巣という100km先へ向かって走るのに対し、こちらは大きく迂回しながらゴールを目指すという点かなと。個人的には100km先に向かう秋田のほうが、走ってやるぞという気になりました。
あと、100kmと60kmでコースがまったく違うので、両方の応援はしにくいかもしれません。ごーはらさんも前日にいろいろと悩んで応援ポイントを設定してくれていました。本当にありがとう。

今年でた、奥熊野、秋田、えちごくびき野はどれも素晴らしい大会です。エイドの充実度、沿道の応援、特色のあるコースなどなどウルトラらしさを楽しめました。どれもお勧めの大会です。他にもいろいろと大会はあるので今後もいろんなのに出てみたいです。

まとめが雑ですがご容赦ください。

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