大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

えちごくびきの100kmマラソン(はまちゃん)

2016-10-27 18:01:45 | えちご・くびき野100kmマラソン
最近前前前世からマラソン走ってる気がしてきてます、ホノマラ5年の濵田です。

今回は、①ラップタイム ②初100kmの感想 の2点を書きます。それ以外に関しては別の人の記事参照。
人名が多くて楽しそうな大会録みたい方は別の人の見てくださいな。

§1 ラップタイム
《0-10km》区間:0:56'46"【出発】
《10-20km》区間:0:55'00"【快調】
《20-30km》区間:0:57'34"【楽々】
《30-40km》区間:0:57'49"【長谷】
《40-50km》区間:0:58'38"【半分】
《50-60km》区間:1:06'31"【峠峠】
《60-70km》区間:1:25'00"【終戦】
《70-80km》区間:1:51'27"【絶望】
《80-90km》区間:2:08'34"【意味】
《90-100km》区間:2:07'16"【暗黒】

※-10kmと峠区間以外の1kmごとのラップは、こちら
参照

《0-10km》区間:0:56'46"【出発】
0.00 km 0:00'33"88
1.00 km 0:06'11"96
2.00 km 0:05'23"00
3.00 km 0:05'36"96
4.00 km 0:05'26"98
5.00 km 0:05'39"01
6.00 km 0:05'46"99
7.00 km 0:05'29"98
8.00 km 0:05'33"97
9.00 km 0:05'23"95
10.00 km0:05'39"96
5:45/kmで走る予定を最初立ててたが、あまり辛さは変わらなかったので5km以降は5:20-5:40くらいで走る作戦に変更。(5km以降その時間より遅れている箇所は基本エイド)
後ろからスタートしたはせさんが結構なスピードで走ってて、ちょっと呼び止めて並走。割とすぐにかなりのスピードで置いて行かれた。5:10/kmくらいででそうだった。あとは前からスタートした河田さんと会って1km弱並走。楽しかったけど、もう少しスピード上げても疲れは変わらなそうだったので先に行った。
あとは自分の研究室の准教授が関わっているジョグパト
のビブスつけている人と会話したりして楽しかった。

《10-20km》区間:0:55'00"【快調】
特に変わりない様子。快調。

《20-30km》区間:0:57'34"【楽々】
エイドを除いてペースはほぼ一定。30kmがこんなに楽に走れるなら100kmもそんなに遠くないな、とこの時は思っていた(フラグ)

《30-40km》区間:0:57'49"【長谷】
34kmで長谷くんに会った。気分良く走れてたこともあり、応援がすごく嬉しかった。はせさんが2,3分前に行ったとのことで、これからの登りで頑張って詰めていくと宣言して別れた。いい目標ができた。
後でオールスポーツで確認すると、32km地点で前の青くんとの差が10分、はせさんとの差が3分程度だったよう。

《40-50km》区間:0:58'38"【半分】
41.00 km 0:06'55"01 
42.00 km 0:06'19"98
43.00 km 0:06'05"98
44.00 km 0:05'22"99
45.00 km 0:05'03"00
46.00 km 0:06'09"99
47.00 km 0:06'39"98
48.00 km 0:05'13"97
49.00 km 0:05'07"98
50.00 km 0:05'38"99
※フル通過(手元41.88km)3:59'46"
50km通過(手元49.66km) 4:43'54"
登りはキロ6分代、下りは5:00-5:10/kmくらい。
フル通過サブ4できたのは気分が良かった。
ただ、峠2つこえた区間で割と快調に走ってたのに、未だはせさん見えず。はせさんもいいペースで走ってるだろうから自分も頑張んなきゃなーと漠然と思いつつ走った。

《50-60km》区間:1:06'31"【峠峠】
51.00 km 0:07'23"01
52.00 km 0:06'14"00
53.00 km 0:06'33"97
54.00 km 0:07'02"03
55.00 km 0:05'39"96
56.00 km 0:05'04"99
57.00 km 0:05'20"97
57.72 km 0:04'12"45
57.75 km 0:01'45"86
58.00 km 0:01'47"61
59.00 km 0:08'48"98
60.00 km 0:06'36"00

峠の3、4つ目。3つ目までは良かったが、4つ目で若干足にきている感じはあり、4つ目の峠は歩きも入れつつの走りになってしまった。エイド滞在時間の関係や登りが多かった区間のため時間はかかっているが、走れていなくはなかった。
尚60km地点ではオールスポーツ写真では、前の青くんとの差は9分でほぼ変わらず、はせさんはいつの間にか15分ほど後ろにいるようであった。

《60-70km》区間:1:25'00"【終戦】
61.00 km 0:05'12"96
62.00 km 0:05'27"02
63.00 km 0:06'06"03
64.00 km 0:06'45"92
65.00 km 0:06'42"99
66.00 km 0:07'24"03
67.00 km 0:09'38"01
68.00 km 0:10'15"93
69.00 km 0:18'15"02
70.00 km 0:09'11"97

ちゃんと走れたのは4つ目の峠を越えて少し下った61kmくらいまで。
それ以降は下り坂なのに足の甲が痛くて、だんだんと足首まで痛くなって、片足だったのが両足痛くなり、終わった。70km着く頃には全然走れなくなっていたが、あと30kmなら歩けるかなと思い早歩きを続けた。また、歩いているうちに回復することも期待した。69kmキロのレストエイド直前で雨が強くなったので、雨宿りも兼ねてマッサージしてもらった。太ももとか、走ってて一般的に疲れてきている部分は楽になったが、足の甲の部分の痛みはほぼ変わんなかった。

《70-80km》区間:1:51'27"【絶望】
回復しない。絶望した。78kmのトランジットまで誰もぬかしてくれなくて寂しかった。トランジットでマッサージなどしてもらい、だらだらしてたら、小野田と久住が追いついてきてくれた。小野田は快調そうだった。

《80-90km》区間:2:08'34"【意味】
なぜ自分が今歩いているのか意味が見出せなくなってきた。久住と一緒に歩いたりしたが、いつの間にか久住は回復して走っていってしまった。さすがである。漆原や河田さん、いのうぇいに抜かれたのもこの区間な気がする。全員結構走れている様子で頼もしかった。この区間最初はまだ早歩きはできた。がだんだんと辛くなりキロ12〜13くらいに。

《90-100km》区間:2:07'16"【暗黒】
※手元では99.54km。
早歩きもできず、とぼとぼ歩きしかできなくなっていた。キロ13〜14に。暗くなってきた。誰かに会うかと思ったが会わず。ポムやあーりー、みなみちゃんに抜かれているはずだけど、多分トイレとかで抜かれたのか。青くん以降の完走したホノマラー男性全員とはすれ違ってるのに、女性とは誰もすれ違わなかったのが自分らしいw
早歩きも無理になり、10kmが長かった。

…暗い。

…やめたい。

…秋田。

…じゃなくて飽きた。




こんな感じだったが、最後青くんがゴール前で並走してくれたのは本当にありがたかった。並走というか並歩だけど。ヘイホー。自分も疲れているだろうに。他の人もゴールで待っててくれたり、車から応援してくれて嬉しかった。最後の花道だけ走ろうと思ったが無理だった。ホノマラーが応援しているところだけでも走ろうとしたが、2歩しか走れなかったww
ポーズだけはそれっぽいの作ってなんとか制限時間ギリギリでゴール。



§2 初100kmの完走
100kmロードを走ることについて、トレイルとの比較も適宜しつつ、書き記します。

①エイドの多さ
もちろん大会によるけど、圧倒的にエイドが多いのがロード。えちごなんて、100kmで約35箇所のエイドが。こんなになくてもいいのに!ってくらいエイドが充実してる。トレイルだったら15kmに1回などが多いので、それと比較して本当にたくさん。
えちごは、「基本的に何も持たなくても走れるような大会運営」がされているのが印象的。途中マッサージしてくれるとこもあったりして、本当に至れりつくせり。

これに関しては、どこまで甘やかしてほしいか、による。
例えばハセツネみたいに70km以上の行程で1回の水しか補給できないのは、自分は現状はちょっと遠慮したい。ただ、トレイルの大会でザック背負って走るのは、そんなには苦ではない。今時のザックって本当に快適に走れるので。しばらくロードでてなくて久々にえちご出たら、「えっ、こんな甘やかしてくれるの?」って思った。
この辺りは、もうその人が何を基準に大会を選ぶかによる気がする。
ただ、数が多くなくてもいいけど、その場その場のエイドで地元の小学生だったり高齢者だったりが心を込めてもてなしてくれるのは素直に嬉しい。
その意味では自分が最近出たウルトラの、えちご、スパトレイル、STY、熊野古道はどれも当たり大会。野沢温泉が若干劣るけどそれでも自分としては十分ありがたい、といったところである。

②足へのダメージ
個人差や環境条件にもよるけど、トレイルの方が脚のつりに関してはきやすいかと。主に急な登りで太ももを酷使してしまうのと、下りでヒャッハーして飛ばすのが原因だと思う。一方、えちごは急な坂はあまりなく、峠はあるもののそこまで一つの峠が長くない。その意味で脚はつりにくいかな。

問題なのは今回走れない原因となった、足の甲から両足首にかけての腫れ。自分自身あまりそこが痛くなったことがないため原因はよく分からない。
シューズが古くてソールがすり減ってたからなのか、走り方に問題があるのかどうなのか?
ただ、トレイルで72km走ってそのような症状が出たことは全くなかったので、シューズの問題か、もしくはアスファルトを長い距離走ることに慣れていなかったこと辺りが原因だと考えられる。また、靴紐を強く結びすぎた可能性も否定できない。
原因究明と対策に努めたい。

③完走ってすべき?
結論から言うと、「どっちでもいい」と自分は思います。
これは完全に自分のマラソン・トレイルランに関するスタンスなのだけれど、「マラソンは趣味で楽しくやっている」に過ぎない。完走やタイムは二の次。走っている今この時間を楽しむことが一番大事。

ただ、今回は後半の歩きは100パーセントは楽しめなかった。前半は沿道の応援者ほとんどに手を振ったり挨拶したりして楽しめてたけど、後半は余裕がなさすぎて声援に十分応えられなかった。応える余裕がない状況が辛すぎて、自己嫌悪からさらに楽しむ余裕がなくなるという悪循環。
足が痛すぎて全然走れる感じはしないけど、歩けなくはない。歩いても制限時間には間に合いそうなのでとりあえず歩く。歩く。とぼとぼ歩く。
完走を無理に意識しなければ、どうにかしてもうちょっと楽しく歩けたかな、とも思うけど、それもどうだか。
完走を意識しないなら、そもそもやめてる可能性高く、その時点で「楽しく進む」のは無理だし、そもそも完走を意識しないように意識しても、負けず嫌いもあって完走目指しちゃいそうだし、、、

「楽しめないくらいなら完走するな」、と言ってみる。

楽しめなくなっても、気力を最後の1滴まで絞って完走すべきだと思いますか?

自己嫌悪で楽しめなかったのはハセツネ30Kが一番酷く、次がえちごかな、と。結局どっちも完走してて、未だDNF未経験なのでリタイアに関する経験が足りていないのは承知で、記してみました。

「100km走ったこと自体にある程度満足してしまい、もうその後は100kmにでない人」と「1回目に完走できずに悔しく、その後も練習を続けて100kmにはまっていく人」のどっちが幸せかはわからない。1回目で完走できずに懲りてやめる、という選択肢も十分にあり得るしね。

約35kmをとぼとぼと歩き、完走とは言い難いながらもゴールした自分は、達成感と同時に何かを失った気もする、そんなレースでした。
ロングレースはとにかく思い出が美化されがちなので、あえて暗く書いてみました。


最後に。
100kmまた出たいと思う?








































最高。また出たいわ。