みなさん、こんばんは。
今年の仕事始めは、賃貸の案内でスタート。
10万円のご予算で、なるべく広い間取りをご要望されています。
沿線は、横浜線、東横線、南武線など。
賃料と広さの関係は、○○○円/㎡で表されますが、この3線で考えると、
横浜線<南武線<東横線
という感じ。
広い方が良いと言うのであれば、やっぱり横浜線沿線ということになります。
ただ、以前は不人気路線でしたが、東横線と交わる菊名、新幹線と交わり、新しい駅ビルができる新横浜、横浜ららぽーとができた鴨居、東横線日吉に接続する新しい地下鉄が今春完成する中山など、徐々に人気が高まっています。
今回、ご案内したのは中山駅近くのマンション。
徒歩2分、3DK50㎡、平成2年築でなんと10万円!
そして、徒歩4分、2DK46㎡、平成4年築で92,000円。
どちらも東横線沿線では考えられない賃料です。
平成2年築の方は、平成以降の建物とは言っても15年以上が経過し、サッシや建具などがちょっと古めですが、それでもこの広さと駅の近さは大きな魅力でした。
平成4年築の方は、たかが2年違いでも随所に新しさを感じる部分がありましたが、直床・直天井なのが大きなマイナス要素。
あれは上の階の住人によっては音が気になるでしょう。
天井高が高くて、面積以上の広さを感じたんですが、天井高=スラブ階高じゃねぇ・・・
結局、平成2年築の方で入居申し込みを頂いたんですが、私もこの選択は間違いないだろうと思っています。
1月~3月は賃貸の繁忙期。
しかも今週末からAさんの土地探しが本格化するので、当分忙しい日々が続きそうです。
みなさん、こんばんは。
明日が仕事始めになります。
今日はその準備と、初詣に川崎大師へ。
それにしてもすごい人出でした。
実は、結局参拝せずに近くの公園で遊んだだけだったんですけどね。
どこも駐車場がいっぱいだったので、公園の周りに路駐していたんですが、1時間くらいしてクルマを見に行ったら、手前3台くらいのクルマを緑色の人たちが写真を撮っていました。
初詣の季節だから・・・ということでも容赦ないんですねぇ。
たまたま駐車違反を逃れた格好でしたが、やっぱりきちんと駐車場に入れないとだめですね。
参拝は、人出が少なくなる平日にもう一度行こうと思います。
さてある冊子で、何とか大学の何とか教授がこんなことを言っていました。
「建設業者は熱環境に詳しくない人が大勢いるので、何でも断熱材を増やせば良いと考えている。断熱性能がアップしても、熱源がなければ意味がないことに気付いていない。ある高気密・高断熱メーカーの担当者から、”客が前評判の割りに家が暖かくないのはどういうわけか?”というクレームに対しての相談を受けたので、床暖房を勧めたがそれはできないという。なぜかというと、高気密・高断熱を謳っているため、今さら床暖房をしましょうなんて言えない!らしい。」 (一部抜粋)
一部抜粋では何のことか分かりづらいですが、この方が言うには、足元を暖めることの重要性を主張していて、要は床暖房をもっと推奨しましょう、ということなんです。
冊子には、床温度10度のときの足の体温と、18度のときの体温がサーモグラフィで表示されていて、足が冷たいのが分かるようになっています。
今住宅探しをお手伝いしているAさんの奥様からも、床暖房の必要性についての質問を受けたことがあります。
床を冷たく感じない温度は、合板のフローリングで23℃くらいでしょうか。
女性の方が敏感というか、寒さに弱いので25℃くらいかもしれませんね。
同じ23℃でも、それが合板のフローリングか、ムクのフローリングか、クッションフロアか、コルクボードかでは感じ方がまるで違います。
それは、温度が一緒でも熱伝導が違うから。
気温23℃の部屋で、床下断熱の性能が低く、かつ合板のフローリングを張っている場合と、床下に140mmくらいの断熱材を敷いて、ムク材のフローリングを張っている場合とでは、床そのものの温度も体感温度も違ってきます。
セルコホームの場合、1階LDKのいわばお客様が良く来るようなスペースではムクのフローリングを使い、2階寝室は合板のフローリングでコストダウンを図ったりしますが、ある意味、1階の温熱環境を良くするには都合が良いかもしれません。
この教授が言っていることは分かるんですが、足が冷たい=床暖房という考え方はちょっと安易に思えちゃいますね。
室内にどういう素材を使い、どの程度の断熱性能を目標とし、どのような熱源を使うか、トータルで考えた上での床暖房設置という選択肢になると思います。
もし個人的に今後木造住宅を建てる機会があったら、ぜひ基礎断熱+床下暖房をやってみたいですけどね!
みなさん、こんばんは。
数年前、私の友人の紹介でお会いして、その当時はリフォーム専門の工務店の社長だった方から年賀状を頂いたんですが、内容は、
「ダブル断熱の着工件数が増え、いろいろなデータが揃ってきたので、今度お持ちします」
ということでした。
今ではこの方、注文住宅を請け負える工務店の社長になったということですね。
また、この”ダブル断熱”とは、木造一戸建てにおいて、壁の中に断熱材を入れる充填断熱と、壁の外側に張る外張り断熱を同時に行う断熱のことで、”オーパス”という業者がフランチャイズとして展開している建物の代名詞にもなっています。
実は私の自宅の建築を検討した際、見積りを依頼したことがあったんですが、出てきた額が大変高かったこともあり、採用しませんでした。
当時、私はこの社長に、
・高気密・高断熱を謳うのであれば、目標とする数値と実際どのくらいの性能が出ているのかの検証をしてほしい
・木造軸組み工法の高気密化に伴う対応方法を検討してほしい
という2つの事をお願いしました。
今回、見せてもらえるであろうデータというのがどのようなものか、大変興味深いです。
現在は、リフォーム専門だったこと頃の事務所を離れ、ダブル断熱で建てた建物をモデルハウス兼事務所として公開しているとのこと。
どういう結果になっているんでしょうか・・・
また、この連休期間中にずっと考えていたことなんですが、ツーバイフォー構造の一戸建てでQ値2.0程度を発揮できるのであれば、その性能は壁・床・天井(屋根)の断熱性能というよりも、Low-Eペアガラスの採用によるものが大きいだろう、と思いました。
私の持っているQ値の計算ソフトで、40坪程度のツーバイフォー住宅をモデルにして計算してみますけどね。
住宅展示場の一覧表にある、”高気密・高断熱”にチェックが入っているメーカーは、おそらく次世代省エネ基準のQ値2.5を達成しているかどうかで判断しているんでしょうが、Low-Eペアガラスを安価に仕入れられさえすれば、どこでも達成できるかもしれません。
しかも、ビル用と違って木造用のガラスサッシは大きさが限られているので、大量発注はメーカーとしてはやり易いのでは・・・という気もします。
さらに中古住宅でも、サッシ枠から簡単に窓交換ができちゃえば、かなりの性能アップが見込めるんでしょうけどね。
何でこんな話をしたかというと、自宅のアルミサッシシングルガラスからもたらされる冷輻射にほとほと参っているからです!
早く窓枠ヒーター買わなくちゃ・・・
みなさん、明けましておめでとうございます。
毎年のことですが、クリスマスから正月は一気に過ぎ去って行きますね。
お酒は一滴も飲みませんでしたが、大変楽しい休暇になりました。
それでは、本年もよろしくお願い致します。