”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

店舗も高気密・高断熱に!
今年も子供たちは元気いっぱい!!
乗るゼGT-R、MY・・・15!?

仕事始め

2008-01-06 22:02:21 | 不動産業

みなさん、こんばんは。


今年の仕事始めは、賃貸の案内でスタート。


10万円のご予算で、なるべく広い間取りをご要望されています。


沿線は、横浜線、東横線、南武線など。
賃料と広さの関係は、○○○円/㎡で表されますが、この3線で考えると、


横浜線<南武線<東横線


という感じ。


広い方が良いと言うのであれば、やっぱり横浜線沿線ということになります。


ただ、以前は不人気路線でしたが、東横線と交わる菊名、新幹線と交わり、新しい駅ビルができる新横浜、横浜ららぽーとができた鴨居、東横線日吉に接続する新しい地下鉄が今春完成する中山など、徐々に人気が高まっています。


今回、ご案内したのは中山駅近くのマンション。


徒歩2分、3DK50㎡、平成2年築でなんと10万円!
そして、徒歩4分、2DK46㎡、平成4年築で92,000円。
どちらも東横線沿線では考えられない賃料です。


平成2年築の方は、平成以降の建物とは言っても15年以上が経過し、サッシや建具などがちょっと古めですが、それでもこの広さと駅の近さは大きな魅力でした。


平成4年築の方は、たかが2年違いでも随所に新しさを感じる部分がありましたが、直床・直天井なのが大きなマイナス要素。


あれは上の階の住人によっては音が気になるでしょう。


天井高が高くて、面積以上の広さを感じたんですが、天井高=スラブ階高じゃねぇ・・・


結局、平成2年築の方で入居申し込みを頂いたんですが、私もこの選択は間違いないだろうと思っています。


1月~3月は賃貸の繁忙期。
しかも今週末からAさんの土地探しが本格化するので、当分忙しい日々が続きそうです。



床暖房

2008-01-06 00:47:20 | 不動産業

みなさん、こんばんは。

明日が仕事始めになります。
今日はその準備と、初詣に川崎大師へ。

それにしてもすごい人出でした。

実は、結局参拝せずに近くの公園で遊んだだけだったんですけどね。

どこも駐車場がいっぱいだったので、公園の周りに路駐していたんですが、1時間くらいしてクルマを見に行ったら、手前3台くらいのクルマを緑色の人たちが写真を撮っていました。

初詣の季節だから・・・ということでも容赦ないんですねぇ。

たまたま駐車違反を逃れた格好でしたが、やっぱりきちんと駐車場に入れないとだめですね。

参拝は、人出が少なくなる平日にもう一度行こうと思います。



さてある冊子で、何とか大学の何とか教授がこんなことを言っていました。

「建設業者は熱環境に詳しくない人が大勢いるので、何でも断熱材を増やせば良いと考えている。断熱性能がアップしても、熱源がなければ意味がないことに気付いていない。ある高気密・高断熱メーカーの担当者から、”客が前評判の割りに家が暖かくないのはどういうわけか?”というクレームに対しての相談を受けたので、床暖房を勧めたがそれはできないという。なぜかというと、高気密・高断熱を謳っているため、今さら床暖房をしましょうなんて言えない!らしい。」 (一部抜粋)


一部抜粋では何のことか分かりづらいですが、この方が言うには、足元を暖めることの重要性を主張していて、要は床暖房をもっと推奨しましょう、ということなんです。

冊子には、床温度10度のときの足の体温と、18度のときの体温がサーモグラフィで表示されていて、足が冷たいのが分かるようになっています。

今住宅探しをお手伝いしているAさんの奥様からも、床暖房の必要性についての質問を受けたことがあります。

床を冷たく感じない温度は、合板のフローリングで23℃くらいでしょうか。
女性の方が敏感というか、寒さに弱いので25℃くらいかもしれませんね。

同じ23℃でも、それが合板のフローリングか、ムクのフローリングか、クッションフロアか、コルクボードかでは感じ方がまるで違います。

それは、温度が一緒でも熱伝導が違うから。

気温23℃の部屋で、床下断熱の性能が低く、かつ合板のフローリングを張っている場合と、床下に140mmくらいの断熱材を敷いて、ムク材のフローリングを張っている場合とでは、床そのものの温度も体感温度も違ってきます。

セルコホームの場合、1階LDKのいわばお客様が良く来るようなスペースではムクのフローリングを使い、2階寝室は合板のフローリングでコストダウンを図ったりしますが、ある意味、1階の温熱環境を良くするには都合が良いかもしれません。

この教授が言っていることは分かるんですが、足が冷たい=床暖房という考え方はちょっと安易に思えちゃいますね。

室内にどういう素材を使い、どの程度の断熱性能を目標とし、どのような熱源を使うか、トータルで考えた上での床暖房設置という選択肢になると思います。


もし個人的に今後木造住宅を建てる機会があったら、ぜひ基礎断熱+床下暖房をやってみたいですけどね!