渋谷はカツ丼不毛地帯かなと思っていたが、グルメサイトでようやく1軒見つけることができた。店の名前は『瑞兆』というが、渋谷駅から約10分程度歩いた場所にある。
渋谷駅からハチ公の前を通り、センター街をひたすらまっすぐ歩く。ショットバーの名店『門』の前を通って、少し寂しくなったあたりに『かつどん屋』の幟を発見したら右側にある。
この店はトンカツ屋でも、蕎麦屋でもなく、カツ丼専門店。カウンターのみで、メニューはカツ丼とビールだけ。入店するとご飯の盛り方を『大盛りにしますか』とのみ聞かれ、『普通でお願いします』というだけ。
お茶と漬物、さらに吸い物が出て、カツが油に投入される。それから待つこと7分程度。カツ丼が登場、ちゃんと蓋がされている。
カツは小さめにカットされていて、卵の上にカツが乗るタイプ。まずは一口、やや甘めのタレと薄めのカリカリに揚げたカツがなかなかいい。脂身の少ないカツはアッサリ系で食がすすむ。
揚げたてだけにやや熱いが、これも嬉しい。男性にはやや少なめかもしれないが、吸い物もアッサリしていて私は正直5分で完食。うまかった、また食べたい味である。ちなみに値段は1000円、ビールは500円である。
瑞兆
渋谷区宇田川町41ー26パピエビル1階