hokutoのきまぐれ散歩

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日がさ雨がさ(再訪)〜四谷三丁目グルメ

2018-12-21 05:00:49 | グルメ

寒くなると鍋が恋しくなるが、久しぶりにここのトマト鍋が食べたいと思って今年の忘年会の会場を決定。と言っても鍋の専門店でなく、四谷三丁目の銘酒居酒屋である。『日がさ雨がさ』は四谷三丁目駅から1分のところにあり、ペンシルビルのエレベーター7階、ドアが開くと入口となっている。

それほど広い店ではないが、全席が掘りごたつ、足が楽なことも嬉しい。最近もちょくちょくは来ているが、中々冬に来店する機会がなく、また、中々2人では食べきれないため、トマト鍋は4年ぶりである。

まずはビール、赤星で乾杯、とにかくよく飲みよく食べる人の集まりのため、店曰く『史上最強の』飲み放題が嬉しい。まずはお通しから、くらかけ豆のおひたし、海鞘の塩辛、ワサビの茎の酢漬けである。いずれも美味いが、特に海鞘は日本酒が欲しくなる。すぐに乾坤一(宮城県)をお願いする。

カラスミの掛かっているサラダが登場。飲む方が5人もいるため、あっという間に2合が蒸発して次は播州一献(兵庫県)、この薄濁りの純米吟醸は美味い。華やかな香りを楽しむ。もう一回とリクエストすると残念ながら売り切れ、やむなく違う播州一献、こちらはキリッとしていてこちらもいい。


次に刺身、信州サーモンと大イワナ、長野県出身のマスターならではの味。川魚だが、いずれもしっかり脂がのっている。さらに地鶏の塩焼き、皮と身の間からじわっと脂が溢れて噛めば噛むほど美味くなってくる。その後はいわしつみれと里芋の煮物、酒も信州亀齢(長野県上田市)、積善(長野県飯田市)、水尾(長野県飯山市)と次から次へと空いていく。

トマト鍋が登場、とにかくビジュアル的にも素晴らしく、ベーコン、鶏肉、ソーセージ、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、色々な香辛料、この上に大量のトマトが鍋に入り登場、これに火をつける。徐々にしんなりしてきて野菜から出るスープでいい具合。

トマトから出る出汁、肉類のエキスなどが絡み合って箸が進む。酒も都美人(兵庫県)、花陽浴(埼玉県)、真澄(長野県諏訪市)あたりから何を頼んだのかもわからなくなるほど。

しかし、締めのリゾットは忘れずにチーズを入れてしっかりと仕上げ、いやあ美味かった。久しぶりのトマト鍋だけでなく、日がさ雨がさを堪能できた忘年会でした。

自分が幹事をやっていながらとは思いますが、本当にいい店です。お隣の女性4人組とも仲良くなって盛り上がったのも良かった。ご馳走さまでした。

日がさ雨がさ
新宿区四谷3ー9ー11シンコービル7階
0332250267