hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

西武園駅~西武遊園地駅、多摩湖線などを巡る

2016-01-08 05:00:57 | 日記

鉄道シリーズ その125。前回の続きで西武園駅から。駅を降りると目の前に西武園競輪場、ほとんどの乗客はまっすぐ歩いて行く。その奥にはゴルフ場もあるようだ。

小生は西武遊園地駅を目指して左の方に向かうが、最初は平坦な道が徐々に上り坂になり、周りにはジョギングをする人が増えてくる。勾配はともかく長い上り坂にやや辟易。

しばらく歩くと右前方には遊園地、特に観覧車、さらに夏のみ稼働すると思われるウォータースライダーなどが見えてくる。


しかし、遊園地までには結構距離があり、有料駐車場を越えて15分くらい歩き、遊園地入口、そして左に折れてようやく西武遊園地駅に到着する。


駅は遊園地の入り口の反対側、少し階段を降りたあたりにあるが、約50年ぶりだが、地形は変わっていなかった。当時は多摩湖駅と称していた。

多摩湖線の歴史だが、1930年に多摩湖鉄道が萩山~村山貯水池(仮)を開通、その後、西武鉄道村山線(現在、新宿線、西武園線)との立体交差問題を解決、1936年に村山貯水池駅まで延伸、全線を開通させた。その後、1940年に多摩湖鉄道は西武鉄道に吸収合併され、1941年に村山貯水池駅を狭山公園駅に改称。戦後、1951年には多摩湖駅、さらに1961年には0.4キロ延伸させて現在の場所を終点とした。また、現在の名前には1979年に改称された。


西武遊園地駅はかつておとぎ電車と言った山口線の乗り換え駅でもあり、駅の反対側には西武球場前駅行きのホームがある。

多摩湖線は基本的には国分寺~西武遊園地の直通運転をしている。丁度ホームには折り返しの新101系車両が4両編成で入線してきてガラガラのまま出て行く。

西武園線と異なり、多摩湖線は高架になっているため、周囲の眺望がよい。最初は雑木林も散見されるが、武蔵大和駅周辺は住宅がびっしり。さらに八坂でも多数の乗客が乗り込んでくるため、もう席に座れず、立つ乗客も出る始末。乗り換えの萩山ではさらに人が乗り込む。やはり、4両ではなかなか乗客が捌けないほど住民が増加しているようだ。

今回は萩山で下車して新宿方面に向かったが、国分寺線、多摩湖線、西武園線の由来からくる複雑な経路とその距離感が理解できた旅であった。