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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

東98系統に乗って東京タワーへ

2025-07-31 05:00:00 | バス
久しぶりに東京タワーに行くことにした。ブログに展望台からの眺めについたは既に書いたが、東京駅から東京タワーに行くにはいくつかの方法がある。

最寄り駅は都営地下鉄三田線芝公園駅、大江戸線赤羽橋駅なのだが、いずれも乗換が必要となる上に駅から上り坂を5分〜7分かけて歩かねばならない。



最近、無料で運行されている水素バスもあるが、本数が少なく、特に東京タワーを経由するものはさらに少ない。となれば路線バスを調べると『東京駅丸の内南口〜東京タワー〜清水〜等々力操車場)を発見。


調べてみるとこの路線が開業したのは1948年11月、当初は113系統『東京駅丸の内南口〜目黒駅〜自由が丘』で都営と東急の相互乗り入れ路線でスタート。さらに等々力まで延長、さらに1968年には霞ヶ関〜目黒駅を首都高速経由の113乙という路線も発足した。その後、東98系統と名称は変わり、2013年に都営バスが撤退し、東急パスの単独運行路線となっている。

かつては多くの路線バスが発着していた東京駅丸の内南口も都営バスが3本(東京ビッグサイト行、豊海水産埠頭行、晴海埠頭行)とこの東急バスの4路線のみである。東98系統は朝夕はある程度の本数があり、等々力操車場行は限られた本数しかない。

東京駅の真向かいあたりにある3番乗り場から日中は30分おきに清水行きが出る。13時発のバスを待つのは私を含めて3人、ギリギリにバスは到着、定刻に発車した。



(東京中央郵便局)
(三菱一号館)
はとバスの乗り場を横目に見ながら最初のバス停は東京国際フォーラム、ここで2人乗る。さらに馬場先門で内堀通りを左に曲がる。東急バスの車窓から皇居が見えるのもこの路線のみだろう。

(市政会館)
日比谷のバス停からも3人乗車、結構利用者はいる。日比谷公園を右に曲がり、祝田通り(都道301号)を走る。経済産業省前のバス停では反対に向かうバスとすれ違う。

虎ノ門ヒルズの前を通り、虎ノ門1丁目、西新橋2丁目などのバス停でも乗降する人がいる。

(虎ノ門砂場)

(虎ノ門ヒルズ)

愛宕山の前を通過、神社の前が建築中になっているのが気になる。慈恵医大前バス停では多くの人が乗ってくる。
(愛宕山)
そもそもバスの半分より前の席は優先席なのにお年寄りは後ろの一般席に座ろうとするため、後ろばかりが混んで空き席が沢山あるのに立つ人がいるのが不思議である。お年寄り、私もそろそろ含まれるのかもしれないが、は積極的に優先席に座らないと若者に嫌われてしまいそうである。



御成門小学校前のバス停は初めて乗降客がなく通過し、道が右に大きく曲がり、東京タワー前交差点を越えたところに東京タワーのバス停がある。私と同じように3人が降りたが、タワーに行く人はいなかった。



東京駅丸の内南口から20分、大きい渋滞もなく、目的地に到着した。東98系統は総距離15kmの長大路線、今では数少なくなった都心部と住宅地を結ぶ路線である。



東京タワーの先は目黒駅前を通り、目黒通りをひたすら走り、清水、等々力操車場まで行く。



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