hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

井の頭公園弁天池のカイボリ

2016-01-14 05:00:00 | 日記
一昨年の1月に続いて井の頭公園のカイボリが昨年11月より始まった。カイボリとはため池の水を抜いてゴミなどを除去、また魚を捕まえるために行われるものだが、特に井の頭公園では池に放された外来種のブラックバスやソウギョ、ブルーギルなどが在来種のヨシノボリや鮒などの生態系を脅かすことから、この除去と水質の浄化を目的に行われているものである。今回は弁天池、ひょうたん池、ボート池などで行われるもの。



井の頭公園駅を降りて歩くとローボートが逆さにして積まれ、さらに先に行くとスワンボートや足漕ぎボートがひとまとめにされ、ブルーシートを掛けられている珍しい風景に出くわす。特にスワンボートは首から上がシートで覆えないため、まるで大きな鳥の飼育場のような異様な光景である。

その先の橋のあたりには下流に水をポンプで流す装置もつけられていた。



そして28年ぶりにカイボリの最中の弁天池は池の底が姿を現し、その周辺にきれいな水が流れている。ということはまだまだ水が沸いているのだろうか。水のない橋や弁天様を祀った神社は見慣れない光景。神社のある島も周囲が一部崩れかけ、これを蛇籠で修理しているところがよく見える。ボート乗り場には1月6日からボートの営業を一時休止する案内もあった。


2月まで池の底を乾かし、きれいにするとのことでもう少しの間この風景が見れるようだ。井の頭公園も2017年には開場100周年を迎えるにあたりそこの見える池にとボランティアも含め活動しているようで誠に頭の下がる思い出ある。