立食いそばシリーズ第7弾。今日は有名そば店が経営するお店。新宿・メトロ食堂街の中に『永坂更科』の立食いそば。まわりには通常の食堂が並びお隣は普通の永坂更科の店。
しかし、立食いのメニューはかけそば系も肉天、春菊天、月見、ちくわ天、山かけみぞれなど、ざる系もイカ天や春菊天などだが、値段は全て680円均一、しかも自販機で椅子なし。
カウンターに券を出すと隣のそば店の厨房にそばの名前をおばさんが伝え、職人がそばをゆがき、丼に入れ、おばさんにパス。おばさんが天ぷらを載せて、温めてある汁をかけ、お客に出す。
小生は『肉天そば』を注文。そばは隣の店とたぶん同じで細めの色白のさらしな。汁はやや甘いが出汁がよく効いており、さすがである。
天ぷらも肉がさいの目に刻まれ、予め味がつけられており、和風チャーシューといったところ。少し衣が多すぎる感はあるが、美味い。白ネギ、わさびは入れ放題。680円は立食いにしては高いが隣の店は最低でも千円札は飛ぶことを考えればお得感は十分。
近くにハンバーガー屋やイマサのカレー、立食いそばも新和そばや梅もとなどとにかく激戦区だが、30年以上やってこれているのはそうしたところが強みだろうか。