ほはとの日誌

個人の日誌として利用

10月28日(日)曇 一時雨 21km 善楽寺→雪蹊寺(高知屋)

2012-10-28 | ウォーク
7:30宿出発 9:45竹林寺10:00 11:45禅師峰寺12:15 15:10種崎より渡船15:15 16:00宿に到着
23日から5日間、宿でも一人、歩きも一人で多少寂しい思いをしたが、きょうはたまたま宿をでるとき、2人の人にあい、話しかけると今日の泊まりも高知屋で同じなので、次のお寺31番竹林寺まで一緒に歩くことにする。
奈良県橿原の山岡さんと岸和田の小林さん。山岡さんは33番雪蹊寺を終えるといったん帰るとか。
天気予報が雨だったので、雨具をつけ、ザックカバーもつけたが、雨は降っていなかったが、今にも降りそうな天気だ。
竹林寺手前の辺りは、遍路標識をみてあるかないと迷いそうな町の中である。牧野富太郎植物園に入り(お遍路さんは通り抜けていいと張り紙があった)門をでるとそこが竹林寺だ。ここは小生は1年前に来たばかりのお寺である。
お寺を出てからは一人で歩くが、自然と一緒に歩くことになる。
禅師峰寺の手前で、幕末の武市半平太の旧家があったので、寄って見学する。
禅師峰寺からは桂浜の方が見えるが、曇っていてよく見えなかった。
禅師峰寺の先で、二人連れにあう。神戸市の中原さんと大阪阿倍野の白草さん(女性)だ。
途中でさぬきうどんの店があったので、昼食をたべた。
渡船場には14:30頃ついたが、15:10まで待って浦戸湾を渡った。フェリーは県営で無料だった。
宿は雪蹊寺の真ん前だった。
高知屋は建物が新しく、お接待で洗濯もしてくれた。
宿の部屋にいたら、食事前に聞いたような声がすると思ったら、出雲の山根さんが泊まりに来ていたのには驚く。1週間以上も離れていたのに、昨日、今日とあまり歩かなかったので、追いついてきたようだ。実はこのあと、最後の大洲まで、山根さんとは、つかず離れず一緒に歩くことになる。
     

10月27日(土)晴 26km 住吉荘→30番善楽寺(レインボー北星)

2012-10-27 | ウォーク
7:10宿出発  10:15大日寺10:30 13:10国分寺13:30 15:25善楽寺15:40 15:50レインボー北星着
香南市(こうなんし)は香我美町、夜須町、野市町、赤岡町、吉川村が合併してできた。
きょうは26kmなので、朝はゆっくり出発した。
香南市赤岡の「絵金蔵」(えきんぐら)というのが有名なようなので、博物館があったので、入ろうと思ったが、9時前だったのでまだオープンしてなくて入れなかった。博物館の真ん前に、田舎歌舞伎をする芝居小屋があったので写真を撮る。
きょうは土曜日のためか、大日寺では団体の人が多くいた。
昼食をどこかの店で買うつもりだったが、大日寺の手前のコンビニで買わなかったら、それ以降店屋がない。
たまたま国分寺の手前の大きな自動車道路に、うどんありの看板をみつけてそこで食べた。
今日の泊まった宿レインボー北星は善楽寺のすぐ近くにある。
「レインボー北星」というハイカラな名前だが、やっている人は年配の女性2人と男性(2週間前から来たとか)で全員雇われの身。
ネットができると広告にあったが、実際には使えなかった。
お風呂もまだ作っていなくて、別建物の部屋のなかの風呂を使う状態。
私の泊まった建物は2DKの部屋で2階建てで、アパートをするつもりだったが、借り手がいないので、遍路客を泊めようと変更した感じだった。台所、風呂、トイレ等があった。
別棟でない人の話によると本館の方も、宿のつもりで作ってなくて、天井の梁が見える部屋だったとか。
いずれにしてもあまりおすすめのできない宿だ。しかし宣伝がすさまじく、遍路の途中にあちこちでチラシを貼っているのを見かけた。宣伝を大々的にやっている処でいいところはないと思った。
夜から雨が降り始めた。明日の天気予報は雨。
     

10月26日(金)晴 31km 浜吉屋(安田町)→住吉荘(香南市)

2012-10-26 | ウォーク
6:00宿出発 7:10神峰寺7:35 8:30宿8:40 12:00安芸市の公園内の遍路休憩所(旧安芸駅)12:30 16:20宿着
 
朝早く、6時前に滋賀県信行会18人の人たちは神峰寺へ出かけた。小生も宿に荷物をあづけ、サブザックで、出かける。570mの山なので、ちょっとしんどい。ジグザグの車道がしっかりついているが、遍路道は直登だ。
朝早いので、小生が一番乗りのようだった。
引き返して、リュックを背負って、今日の宿、香南市の住吉荘へ向かう。安芸市からは自転車道が遍路道になっている。この自転車道は昔の線路跡(土佐電鉄安芸線という鉄道の廃線利用)のようだ。現在では土佐黒潮鉄道ごめん・なはり線がほぼ、並行して走っているのだが。昼食は安芸市の西の端の公園にある遍路小屋でとる。
芸西村の松林の中にある善根宿荻原の男性がいたので、すこし話をする。その人が竹で杖を作っていたので、それを1,000円で買い、以降これをずっと使っている。写真に写っているものがそれだ。きょうの宿は、サイクリングターミナルでも良かったのだが、住吉荘にした。泊まり客は遍路は小生1人と現地の作業者2人だった。
     

 

10月25日(木) 晴 33km うまめの木(室戸岬)→「浜吉屋」(安田町)

2012-10-25 | ウォーク
6:55宿を出発 7:55津照寺8:10 9:10金剛頂寺9:25 15:00奈半利川  16:15宿に着く
この日は2個のお寺を参拝して、27番札所神峰寺の麓にある宿「浜吉屋」に泊まる予定
遍路に来る前は、ここまで来ないで安芸市に泊まるつもりだったがそれでは近すぎるので、このように変更した。
泊まる宿は同じ場所に3個あったが、泊まりはOKということだった。
ところが宿に着いてみるとお客が一杯いる。団体のようだ。
宿にきくと、きょうは一杯で駄目だとか。昨夜予約したときはお婆さんがOKといったのだが、実際は満杯のようだ、近くの宿に電話をしてくれたが、いずれも断られる。16時を過ぎてからでは食事の準備ができないので断られたようだ。部屋は1個だけ空いているというので素泊まりということにした。宿のご主人が車でスーパーへ食事の買い出しに連れて行ってくれた。
団体は滋賀県信行会といってこの宿の常連客だとか。弘法大師をおがむ宗教団体で4箇所にあるとか。毎年、春と秋に、団体で回っている。明日の朝、神峰寺に登ってらまた宿に帰り、荷物をもって鯖大師へ向かうらしい、バスで。
「滋賀信行会」の標識の札は香川県の五色台で見たのでよく覚えている。
その実物にお目にかかるとは奇遇だ。
     

     

10月24日(水)晴 40km 民宿いくみ(東洋町生見)→「うまめの木」(室戸市)

2012-10-24 | ウォーク
6:00宿を出発 9:45佐喜浜コンビニ 10:30ロッジ尾崎(200m先に徳増)
 11:30民宿椎名(0887-23-3385)1日2組のみ宣伝せず  14:00最御崎寺登山口 14:25最御崎寺着
 15:40宿到着

今までで一番長い距離を歩く1日。約40km
国道55号線の歩道をひたすら歩く。歩道に雑草がかぶってきて歩きづらいのでつい車道を歩く。
最後に100mくらいお寺が山の上にあるのでしんどい。
お寺から、登ってきた道を降りてきて、長岡慎太郎の像を見物する。そしてジオパーク室戸の案内所に行くが、小屋のような感じでお金のかかっていない小さな建物だった。お客が何人かいたが、ほとんどがバスまたはマイカーの人だった。
今日の宿は室戸岬を回りこんで少し歩いたところにある「うまめの木」だ。小生一人だった。