放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

憤り

2007年01月12日 12時40分43秒 | Weblog
 ひとが憤って(いきどおって)いる顔というものは、見ていてツライです。
 他人に向けられたものでもツライのに、ましてや自分に向けられた憤りというものは、本当にツライ。

 なぜツライんだろう?
 憤りが形となって、危害をくわえられるのはモチロン怖いんですけど、どうもそれだけではない。
 意外と、その人から評価されたいという願望も隠れているようです。
 憤りの原因が、自分への過小評価から来ている(たとえば、失敗した直後とか)場合、その憤りがすごく残念でならない。全力でやった結果、失敗し、憤りを喰らったならば、すこしは納得できるけど、自分の油断を種に生まれる憤りなんてのは、まことにツライ。「失言」「認識不足」「忘れ事」とかね。
 もう一回チャンスがほしい。あるといいな。

 僕も人を憤らせてしまいました。多分、憤っている。
 でも落ち込んでいません。そんなヒマもない。
 挽回できるかどうかわからないけど、でも這い上がるつもりです。
 いまは手元になにも答えがないけれど、この答えを見つけて、あの人のフトコロにねじ込むところまでできたなら、きっと僕は少しだけ強くなれる。

 息子に、そんな僕を見せたい、という気持ちもちょっとあります。
 僕は自分にアグラをかきたくない。
 
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