放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

トゥングレ

2007年01月29日 10時26分08秒 | Weblog
 忘れないうちに書き留めておきます。
 お茶の名前なんです。
 
 仙台市太白区の長町南エリアの西のほうにある韓国料理のお店「高麗」で頂いたお茶です。
 のっぺり白釉の湯飲みに、のっぺりとろんとしたお湯が湯気をたてていました。やや白みがかかった液体。そば湯にも似ている。 
 はじめ一口飲んだときにほのかな甘味と香りがしました。
 なんだろ、この香り。
 顔を見合わせる僕たち。
 枝豆を蒸したときの香りに似ているね。
 と長男が言いました。
 うん、似てる似てる。 
 頷きながら一口二口。おいしい。

 女将さんに尋ねてみました。これ、なんていうお茶ですか。

 女将さん、やや間があって(お茶の日本名を思い出そうとしておられた様子)
 「アマドコロです」
 ― アマドコロ ―
 聞いたことはあるけど、なんだっけ?アマチャヅルとは違うんだよね。
 「根っこは食用です。このようにお茶にもなります。」
 へえぇぇ。ハングルではなんていうんですか。
 「トゥングレ」
 ちょっと発音しにくい。なんどか言い直してやっと発音できました。
 「ハングルに興味があるんですか。」
 ええ、まあ(日本語のルーツ(?)として興味あります)。
 長男がすかさず韓国ドラマ「大長吟(テチャングム)」の話をする。コイツもしかしてテーブルトークはオトナ以上に上手いかも。

 それにしても、焼き肉、水キムチ、石焼きビビンバ、カルビ麺・・・、いっぱい頂きました。おいしかった。
 そうそう、実は「高麗」さんは6年前に長町南から愛子へ移転しました。今回はそこから分店として、長町南エリアへ「里帰り」を果たしたというわけ。
 昔、僕たちも長町南に住んでいたもので、懐かしくなって訪れたのです。  

 「トゥングレ」。強壮、健胃の効果があるそうですよ。
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圧力ナベ

2007年01月29日 00時29分27秒 | Weblog
 ついに封印していた強力器具(冗談でも「強力兵器」とか使いたくない気分)を使うことになりました。
 料理名は「黒豆」(それって料理名か?)
 いきなり難度高くね?
 でも好奇心先行して昨晩水に黒豆を浸していたの自分だもんね。逃げようがない。
 っつーわけで、初めて使う圧力ナベを洗って、そこへ黒豆をもどし汁ごとだだだだぁと、入れました。
 そのとき掃除をしていたBELAちゃんがあわてて台所へ飛び込んできました。
 「ちょっと、分量は? レシピ調べたの!?」
 僕はへろっと笑うと、構わず落し蓋をいれました。
 あきれるBELAちゃん。
 「初めのときくらいさぁ、分量とか時間とか厳密にやんないと・・・。」
 ごめんね大雑把で。僕がしらべた「黒豆」のおいしい作り方は、そもそも普通のナベで作る方法なんだ。
 ゆっくり沸騰させて、たっぷりの砂糖と少しの塩をまぜて超・弱火でことことと。
 「ガス代が勿体無いから、圧力ナベつかって!」ぴしゃりと一言。
 おろろーん(涙)。僕の無計画なはしゃぎっぷりに対してぐっさりクギが刺されました。

 で、圧力ナベと落とし蓋の登場、というわけ。まあ使わないで台所のコヤシになるのも不愉快だし。BELAちゃんが言うように、よい機会なので新しい器具に挑戦してみよう!

 圧力計をセットし、沸騰すること12分。あとはゆっくり味をなじませるだけ。
 一晩たって、出来上がりを見ると・・・。
 うーん、豆がカタイ。色が抜けている。皮がしわしわでふやけている。
 
 原因はなんでしょね。サビたクギを入れなかったから? それとも落とし蓋が逆効果だった?

 まあしょうがない、これがお弁当のおかずになります。チャンチャン!
 
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