江口洋介主演のレストランを舞台にしたドラマ・・・ご存知の方も多いと思います。
今回は、銀行から経営内容の調査が入り調査員が3日間帳簿やら店内を調査するという設定・・・何やら借入金の支払い3か月滞納している云々・・・
料理長の江口洋介は、食材に拘り食材費が他店よりもコストがかかり、人件費もベテラン従業員の比率が高く、利益を圧迫している・・・対策としてランチを始めるが・・・妥協を許さない料理長はここでもコストを考えず?最高の料理を提供する事を第一に従業員一同団結して取り組む。しかし、銀行から来た調査員は冷ややかな目・・・現実、ランチ開始日1日目も利益にほとんど貢献しなかった・・・が、全員で駅前でランチを始めた事を宣伝、来店数も一気に増えるが・・・それでも大きな利益改善には届かない・・・その日、3年前に来店したお客様の忘れ物をホール担当のユースケサンタマリアが再来店したお客様を覚えており、さりげなくお客様にお返しする・・・この忘れ物は大事な品(思い出の品)であった・・・この事に感動したお客様は結婚式の2次会を予約してくれる。
調査終了日調査員は言った・・・徹底したブランド戦略と目には見えない財産、良い人材によるリピーター顧客の増加が今後も見込める事を報告すると・・・
最後に上司に報告する場面・・・今度一緒にランチでもどうですか?・・・行けば解ると・・・
当初調査員が言った利益改善の要素・・・コストを抑える(人件費・食材)と売上向上
確かに対処療法にはなるが、その先は見えない。
他者との差別化戦略(やはり事業目的の徹底)とプロとしての信念・実力が最重要であると改めて認識させられた。
一見すると自己満足・エゴとも思える料理長の江口洋介の行動の本質は、強い信念(お客様に料理を通じ最高のおもてなしをする)の裏付けで有り自己の存在理由を表現しているように思えるし良き仲間達を信頼している上で成立している。この点は調査員である銀行員は最後に理解した。(本質を見抜いた)
このドラマでは・・・
美味しい料理でお客様の笑顔を引き出す事(事業目的)の徹底
最高の食材をもって最高の料理を作り出せる技量と信念・接客のプロとしてお客様と真摯に向き合う姿勢と最高の心遣い
このドラマに銀行員が登場し問題提議を行う役で一見すると悪役?ですが、実はこの店の本質を彫りだしているように思います。最後には、本質・資質を見抜いてますし・・・
こういう銀行員が実社会にも多く存在すればいいんですが・・・中々少ないですよね・・・銀行員に限った事ではないですが・・・私も見誤らないように物事の本質を見極めれるよう慧眼を会得出来ればいいんですが・・・まだまだです。(^_^;)
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