鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

ナンヨウキンメ兜の粕漬け

2013年01月16日 | 料理 魚類





ナンヨウキンメ兜の粕漬け




今回の平キンメは、とても大きく食べ応えがありました。

余り頻繁にお目にかかれるお魚では無いので、いろいろ試しながらお料理してみたの。
どの料理もとても美味しくてご機嫌でした。

本キンメより、リーズナブルなので、また出逢えたら迷わずゲットしたいですね。


過去の掲載はこちらです。


平金目 ( ナンヨウキンメ ) のお刺身


ナンヨウキンメの胃袋の葱塩炒め、卵巣の湯引き、粗の潮汁


平金目 ( ナンヨウキンメ )のムニエルと塩焼き


平金目の兜煮


ナンヨウキンメの皮の唐揚げ、ハラスの唐揚げ






今回は、兜を半分に割り、粕漬けにしています。

とても大きな兜で、カマの部分も含め食べ応え充分です。
わたしの胃袋だと、兜を半分で充分満腹できるほどでした。

粕漬けにして、旨味も更にアップ。
美味しかったわ~。





平キンメの葱塩炒め


そして、これが最後に掲載するお料理。

皮付きで細長く切った魚肉を、片栗粉を降って、たっぷりの葱と炒め合わせてます。

ハリハリして、ピリ辛の味覚は最高 !





剥き海老みたいに、皮目を内側にくるりん、と丸まってしまうのが可愛いわね。

外側に弾けた魚肉は、プリプリで食感も素敵です。





ついでに、練粕を使い甘酒を造って頂いたの。
わたしが造ったので、余り甘くないけど、甘酒よ。(笑)




ナンヨウキンメ、一尾完食 !

骨も、皮も、胃袋も、余すところなく味わえて嬉しかったです。
わたしの好みに近いお魚で、とても美味しかったです。

御馳走さまでした。





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香箱蟹のお造り

2013年01月15日 | 料理 烏賊・蛸・海老・・他


香箱蟹のお造り



じゃ ~~ ん ! ! (^。^)/

香箱蟹のお造りであります。 うわぁ~おぅ ! (^_^)/


よ、ヨダレが・・・・(笑)



美味しそう~、と思ったら、
まずは、ワンぽち、お願いです。



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香箱蟹 ( ズワイガニ - 抱卵の♀ )
- Chionoecetes opilio (O. Fabricius, 1788) -



オスのズワイは、それは、それは超高級品で、お祝い事でもないと中々手が出ませんねぇ。
しかし、メガニ ( 香箱蟹 ) は、財布の軽い庶民の味方。

たっぷり蟹肉を味わい、絶品の味噌を堪能するにはオスに限る訳だけど、
メスにはメスの味わい方があり、その魅力は決してオスに大きく劣るというものではないですよね。

何しろ圧倒的な価格的アドバンテージがあるので、有難く頂いちゃいましょう。
価格的、サイズ的には、雌雄で2桁違うけど、その存在感は流石です !




この時期は、たっぷりとした内子、そしてこぼれ落ちそうなほど沢山の外子を抱いてます。

素敵な出汁は出るし、少ないけど蟹味噌も味わえるとなれば、 ♪ 味わにゃあ、損、損 ♪

今回のは新潟産で、やや小粒。
加賀で揚がるのが、平均的に大きくて最上と言われてるようです。

ブクブク泡を吹いてる元気なのが、1パイ150円、昇天してしまったのが100円でした。
今回は、もちろん元気の良いのを3ハイ買って来たわ。
もう少し大きなものだと、300円くらいはするけど、今回は残念ながら入荷無し。





お造りにしてみました。
私の手になるお造りなので、余り綺麗に出来なかったけど、ご笑覧ください。

まず蒸焼きにして、解体して、外子・内子・蟹肉をほぐして混ぜ合わせてます。
ドレッシングは、卵黄、玉葱、胡麻油、塩、胡椒、黒酢を調合して、それに蟹味噌を溶かし込んでます。

臙脂色の外子は、自然に一粒ずつになるけど、オレンジ色の内子は、未成熟で塊になってます。
内子をもう少し細かくして混ぜても良いのですが、こんな感じに塊のままの方がインパクトがあるのではないかなと思ったの。

蟹の甲羅に葱を敷き詰めて、その上に山積みにしてます。
量が少なくインパクトが弱いなら、もう1パイも使うつもりだったけど、その必要もないほどボリーュム感は出ましたね。





こちらは、細い脚から取り出した蟹脚肉。

スリコギ棒を使って脚から押し出すようにすると、蟹脚肉を取り出し易いです。
加賀のお造りなど見ると、もっと綺麗なカタチをした蟹脚肉なんですが・・・。

とても小さく細い脚から、カタチを崩さないように蟹肉を取り出すのは、熟練の技が必要。
不慣れで、不器用、そして途中からエイ、ヤーと荒っぽくなってしまう、わたしの性格からして、こんな感じが精いっぱいでした。。





その蟹脚肉をお団子に積み上げた上に盛り付けてます。

製作途中に、このままガブリと食べ尽くしたい衝動を抑えるのが、拷問のようでしたぁ。(^_^;





かなり標高が高く、土台も不安定なので、微妙なバランスで積み上がってるのよ。

震度3以上の地震があると、倒壊は免れません。(笑)

見映えを良くするには、竹櫛などで芯を造り盛り上げて行くみたいですが、今回はそんな耐震構造にしていないです。。




取り敢えず盛り上げてから、少しカタチを整えて完成としました。





完成 !

駄目押しに、トップに貼った写真をもう一度貼って置きましょう。

本場の割烹などでは、葉物を飾り付け、柑橘を散りばめたりして、それはそれは素晴らしい芸術品になるのですが、
わたしとしては、そんな余裕も無く、これで完成としました。

余りこれ見よがしに恰好だけ真似しても、少し気恥ずかしいというのもあるしね。





それで、今日の食卓風景は、こんな感じ。




カワハギのお刺身



中型のカワハギを入手してお刺身に添えてます。
少し鮮度が良すぎたようで、やや旨味が不足気味。

ビジュアル的にも、透明感があり過ぎ、もう少し赤味がかって来た方が美味しかったみたい。
一晩寝かせて翌日味わうくらいがよかったの鴨です。




マアジのお刺身



中型マアジが好みのわたしとしては珍しく30センチオーバーの大型マアジ。
甘味が強く、旨味もたっぷりなんだけど、このサイズになると、少しまったりした感じを受けてしまいます。

好みの問題だけど、個人的にはもう少し小型の若魚のマアジの方を支持したいです。




マアジのなめろう



かなり粗く叩いただけのなめろう。





今日のお皿は、お友達が勢ぞろい。

こちらは、トラウトサーモンのスモーク





そして、生ハム。

前回写真を撮り忘れてたので、今回初登場。





今日の炭水化物は、お惣菜で買って来た お稲荷さん。


香箱蟹は流石に美味しかったわ。

内子のねっとり感と、外子のプチプチの食感の対比が素敵。
ドレッシングに溶かし込んだ蟹味噌も良い仕事をしているし御機嫌でした。

少し手間はかかるけど、とても美味しかったです。



御馳走様でした。

m(_ _)m



2013年にブログアップした魚介類、12、13、14種類目。

2013-012 ズワイガニ
2013-013 カワハギ
2013-014 トラウトサーモン






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アカシタビラメのかぼす煮付け

2013年01月14日 | 料理 魚類

アカシタビラメ ( 赤舌鮃 )
- Cynoglossus joyneri (Gunther, 1878) -



アカシタビラメのかぼす煮付け



久しぶりに夜遊びして、お疲れ気味のヒタキさんです。

朦朧とした気分で目覚めたら、初雪。

みぞれみたいな重い雪。
接地すると直ぐに溶けてしまい、積もりそうもないわね。

カラカラに乾燥した日が続いていたから良いお湿りになった感じ。





今日のお料理はアカシタビラメ。
二枚入手したうちの一枚です。

前回掲載は唐揚げでした。


赤舌鮃の唐揚げ







今回の煮付けは、かぼす煮付け。
柑橘のピリっとした酸味がポイント。甘酸っぱく仕上げてます。

何時もより、砂糖と味醂を多めにして煮汁は甘口。
生姜、大蒜、葱などの薬味は、今回は控え目。

普通に煮付けを進めて、仕上げの寸前でスライスしたカボスを投入。
さっとひと煮立ちしたら完成ね。

もちろん、煮込み過ぎるとせっかくの酸味が飛んじゃうし、
皮から苦みもでてくるので、加熱はほどほどにしないとね。





甘酸っぱい味覚が爽やかでとても美味しく出来たわ。
かぼすの皮から出る苦みも程々で、良いアクセント。

酸味・苦味も効いた個性的な味覚なので、好みは分かれそうね。

かぼすの香味は、とっても素敵 !


御馳走様でした。






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エボダイと真鯵の一夜干し

2013年01月13日 | 料理 魚類


エボダイと真鯵の一夜干し
ひんなり一夜干しのある食卓



焼き魚の定番だけど、何時食べてもその美味に酔いしれます。

なんだかんだいって、こんなひんなりした一夜干しが、一番美味しいわね。


今日は、お出かけ。
久しぶりに羽を伸ばして、お楽しみなの。


では、また !






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ナンヨウキンメの皮の唐揚げ

2013年01月12日 | 料理 魚類
平金目 ( ナンヨウキンメ )
- Beryx decadactylus (Cuvier,1829) -






ナンヨウキンメの皮の唐揚げ



ウロコを付けたまま皮を引き、唐揚げにするととてもユニークなものが出来上がります。
皮が熱で丸まり、ウロコが外側に列を成して広がりとても綺麗なのよ。

その姿は、まるで松ぼっくりみたいなの。

味わうと、ウロコがサクサク香ばしく、皮目の旨味も素晴らしくクセになる味覚なんです。



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さあ、今日も頑張らなくちぁ。。




過去にも何度かこの松ぼっくりを造り公開してます。
時間があったらご覧下さい。


チカメキントキの鱗付き皮の唐揚げ (2010.09.15.)



イサキの ゛まつぼっくり゛- うろこ付皮の唐揚げ (2012.08.11.)







この松ぼっくりを造るには、どんな魚でもOKという事では無いです。
できるだけ硬くて大きいウロコを持ったお魚で、しかも皮目の美味しいのが条件となるわね。

イサキなどが定評のあるところ。
キンメダイもなかなかイケるので、もちろんこのナンヨウキンメもドンピシャね。

逆にアマダイなどのように、皮目は美味しいもののウロコが細かすぎるのは向かないようです。
綺麗に花が咲くような松ぼっくりになり辛いし、ウロコが揚げ油に散ってしまいがちなのよね。





材料となるウロコ付き皮は、中央から背びれの手前までの上半分が一番向いているようです。
ウロコが均一で大きめであることと、腹部に比べて剥がれ難く使い易いの。

菱形に 6センチ角くらいのサイズに切りそろえると、揚げた時ちょうど良い丸まり具合になると思います。
過去に色々トライして、わたしなりにそんなサイズとカタチがベストという感じがつかめて来たのよ。

へんなところに拘っているのが、わたしらしいでしょう? (笑)





でも、これは余興のお遊び。
お魚を一尾捌いて余すところなく味わい尽くしたいので、皮の有効利用の一環としてやっているという事ですね。

しかし、味わうと余興の料理とは思えないほど美味しいのよ。
サクサクしてて香ばしく、いくらでも食べられちゃうわ。

興味あったら、是非トライしてみてね !



ナンヨウキンメのハラスの唐揚げ



続いて、ハラス部分も唐揚げにしました。
ハラスは、最も脂ののりの強いトロトロの部位ですね。

平金目は、さほど脂の乗りの良いお魚では無いですが、ハラスは流石にトロトロだわ。
この部分を唐揚げにすると、とても美味しいの。

でも、ちょっと濃厚過ぎるので、コルステロール過多の人と、メタボな人は厳禁よ ! (笑)





本日のオマケは、チキンスープカレー ver.3.01

昨年暮れから、5回くらい連続でカレーばかり造っているの。
今年に入って三度目かな。
一度造ると、3日くらいそれを食べ続けるので、もう毎日カレーを食べてる感じかしら。

わたしの場合、ビーフやポークじゃなくて、チキンカレーが殆どです。
固形のルーを使わず、カレー粉と香辛料を炒めて造る濃度の低いスープカレーが好みなの。

かなり香辛料が強く、ヒリヒリに辛いのよ~。

冷え込んでる冬には最適です !






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メカジキの龍田揚げ

2013年01月11日 | 料理 魚類


メカジキの龍田揚げ
- Xiphias gladius (Linnaeus,1758) -



メカジキ、マカジキは大好きで、度々味わっているお魚なの。
お魚は、何時も一尾丸ごと買って捌くのを趣味にしているけど、やっぱりカジキはそうはいかないわね。(笑)

なにしろデカいですから。。

そのうち200キロオーバーのクロマグロを捌きたいという夢があるので、カジキで練習するのも悪く無いわね。
でも、カジキとはいえ、それは実現不能の夢のまた夢。

今回も切身を買ってきて、これを食べながら壮大な夢の妄想に浸りましょうか。(^_^)





前回とても美味しかった血合い肉を選んで買ってきました。
やっぱり旨味の強い事に関しては、血合いに限るわね。

でも、しっかり放血しないと、どうしても生臭くなるので、下準備は入念に。。





今回は、龍田揚げにしたの。
龍田汁は、味醂、砂糖、日本酒、葉葱、玉葱のスライス、レモンの輪切り、唐辛子、卸し生姜。

毎度お馴染みの薬味の強いハリハリ系漬け汁ね。

揚げてから、駄目押しに、葉葱とポン酢 (柚子の村) で、味わいました。

美味しかったわ~。



ヤマザキ - ランチパック




今日は、珍しくヤマザキのランチパック。
どういう訳か、昔から度々買って食べてるの。

とびきり美味しいとか、個性的という事でもないのに、熱烈な隠れファンがいるのよね。
少し変わったバリエーションもあったりして楽しめます。




2013年にブログアップした魚介類、11種類目

2013-011 メカジキ





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読谷山焼 ( 読谷焼 )

2013年01月10日 | 食器・調理器具


読谷山焼 ( 読谷焼 )



お友達が、年末年始のお休みに沖縄旅行に出かけて、お土産を頂きました。
沖縄の有名な陶芸工房、読谷山焼の陶器です。

見るからに沖縄の焼物らしい紋様、色合いが素敵です。
こういう陶器は、沖縄でなければ生れて来ない独特の個性ですね。

こんな陶器が大好きなわたしにとって、とっても嬉しいお土産でした。



今日は、お料理ではなく陶器のお話しなの。
へぇ~、珍しいわね、っと思ったら、
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沖縄の焼物というと、壺屋焼が有名です。
古代の壁画に描かれてるような、一筆書きみたいな素朴な彫り物、絵付けが特徴的。
お魚のデザインされたカップがとっても素敵で、欲しいなぁ、と何時も思ったりしているの。

読谷山焼も、この壺屋焼と同傾向の素朴な彫り、絵付けが為されてます。

壺屋焼も、読谷山焼も、うちの近所の陶器屋でも並んでいます。
どうせなら、現地でしか買えないマイナーなものだったら、もっと良かったのに、なんて思うけど、
頂き物にケチつけてはバチが当りますよね。

もちろん有難く使わせてもらう予定です。





良く珈琲豆を買いに行くお店に、趣味的な陶器が沢山あって、時々入手しているの。
余り高価な芸術品や、古美術品ではなく、日常使用できるタイプの焼物ね。

ブログアップに良く使っているのは、丹波焼、小鹿田焼、楢岡焼、益子焼、砥部焼、松代焼、伊万里焼などですね。
ある系統、釜元にこだわって入手しているのではなくて、気に入ったものをランダムに買っている感じです。





今ではネットで殆どのものが通販可能ですが、焼物だけは、ひとつひとつ手に取って買うか買わないか決めているの。
手に持ってみると、しっくりくるものと、そうでないものがはっきり分かれてしまうのよね。

それと、本当に気に入ったものだけを買い、そこそこ気に入った程度のものは買わないようにしているの。
そのうち使うかな、とか思い、なんとなく買ったものって、殆ど使わなくて、埃を被る事が多いですから。





今回の陶器は、小皿が二枚と、お茶碗(?) が一つ。
このやや小振りな碗は、沖縄のマカイと呼ばれるタイプのお茶碗じゃないかと思います。

持つと手に馴染んで、小さくてとても可愛いの。
小鉢として使っても良いし、スープボウルとしても使えそうね。
緑茶や烏龍茶なんか注いでも似合いそう。


素敵なお土産を貰い嬉しかったわ。
黒糖のお菓子や、泡盛とか貰うより、長く使えそうで有難いです !





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正月明けのお買いもの

2013年01月10日 | お買いもの


正月明けのお買いもの



おはようございます。
冷え込んだ日が続いてますがお元気ですかぁ?

うちの方は、カラカラに乾燥していて毎日からっ風が吹き晒してます。
今シーズンは、未だ雪が降らず、このまま全く雪の降らない冬となってしまうかもです。

ニュースでみたけど、秋田では大雪で大変な事になってますね。
Liza_tanは、埋もれてないかしら。心配だわ。

そんな中、少し暇なので、日常のおかずを買いに街を徘徊してきました。
たいした物を買った訳ではないけど、いろいろな商品を見て回るだけでも楽しいものです。

わたしって、買う当てがなくても、魚屋さんやスーパーを散策するのが趣味なんですよね。
暇があると、半日くらい、お店の梯子をしてたりするの。





今日入手したのは、日常の惣菜魚と、野菜など。

18センチくらいのマアジを6尾
白柳 ( ヤナギムシガレイ ) を1枚。
しずちゃん ( エボダイ ) を4尾。
しらす干しに、青とんがらし。
気に入ったスティックセニョールを再び。
そして葉付き新玉葱。

写真には無いけど、人参、男爵、メイクィーン、蒟蒻、レタス、わさび菜、ブロッコリースプラウト、
キャベツ、獅子唐、ベビーリーフ、わけぎ、下仁田葱、深谷葱、パプリカ、カボチャ、レモン、そんなところ。





群馬産の葉付き新玉葱を早速味わったら美味しかったわ。
瑞々しくて、葉の部分がとても甘くて美味しいの。
目からウロコだったわね。

ハウスものだと思うけど、もう新玉葱が出てるんですね。






帰宅後に早速味わいました。

年末年始の呑み過ぎ & 飽食を反省して、質素でヘルシーな食卓でしょう ?



マアジのお刺身



二日前、コメント欄で今年はまだマアジを食べてないので、食べたぁ~い、と書いたけど、有言実行、早速買って来たの。
アジとイワシは、必ず入荷があるので助かるわ。

私は、20センチ前後の中型のマアジが好きなの。
人間で言うと、中学一年生くらいね。(笑)

このサイズだと、小さいので捌くのは面倒だけど、シャープな味覚、爽やかさがお気に入りなの。



エボダイのお刺身



相盛りで、エボダイのお刺身。

天候が荒れ気味で、入荷は少なかったけど、エボダイが一箱40尾くらい入荷してました。
一箱1500円でどう ? って、言われたけど、40尾は食べ切れそうも無いので、小売して貰いました。

ややちっこいもの物ばかりで残念だけど、1尾70円で4尾ゲット。

箱買いだと1500円だけど、一尾買いだと70円なのね。
まあ妥当なところかな。。





4尾全て一夜干しにしようと思ったのですけど、お刺身も美味しかったので、一尾を捌いてお刺身にしました。

しかし、今回のは小さすぎたのか、季節が悪いのか、余り美味しいと感動できる味覚では無かったです。
ちょっと残念だったけど、仕方ないです。

二カ月ほど前に味わったお刺身は、とても美味しかったのになぁ。。



マアジとエボダイの仲好荒叩き



お刺身の切れ端と、中落ち、兜まわりの魚肉を集めて、生姜と葱と荒叩き。
胡麻油、黒酢、胡椒、唐辛子醤油で和えてます。

他人同士なので、全然食感が違い、味覚も違い、何となく変な感じの叩きになってしまいましたとさ。


パンプキン・ポタージュ



ハンドブレーダーが再びやって来てから、毎日スープを楽しんでます。
今日は、カボチャと玉葱、大蒜、セロリを使ったポタージュ。

美味しくできましたよん。


御馳走様でした。 m(_ _)m



2013年にブログアップしたお魚介類、9、10種類目。

2013-009 マアジ
2013-010 イボダイ (エボダイ)







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赤舌鮃の唐揚げ

2013年01月09日 | 料理 魚類


アカシタビラメ ( 赤舌鮃 )
- Cynoglossus joyneri (Gunther, 1878) -



今日はクツゾコを二足用意しました。

ぺったんこな舌平目は、フランス料理の花型スター。
何と言ってもムニエルが定番で、アクアパッツァやブイヤベースなど汁物もおハコ。

うちの近辺だと、クロウシノシタの入荷が多く、アカシタビラメの方が少数派です。
西日本に行くと、これが逆転してアカシタビラメの方が一般的のようですね。

味覚は、似た様な感じだけど、若干アカシタビラメを評価する人の方が多い感じでしょうか。
うちの近辺だと、アカシタビラメより、クロウシノシタの方が大きく肉厚なので好まれているようです。




赤舌鮃の唐揚げ



いつもムニエルにしてしまうので、今日は唐揚げ。

カワハギのように、口元に切り込みを入れて、手で皮を剥がす事が多いです。
でも、今回は小振りなお魚だし、唐揚げなので皮付きで揚げてます。

ちなみに、アカシタビラメも、クロウシノシタも皮に臭みのあるタイプではないし、
皮はとても柔らかく、風味もあって美味しいので、わたしは皮付きの料理の方が好きなんです。。





フレンチなどお洒落に盛り付けたいなら、皮を剥いた方が真っ白になるので、剥き身にするのが良いですね。

或いは、魚料理の基本の表を上に盛り付けるのに反して、裏側を上にして盛り付ければ白っぽい見映えになります。
まあ好みですけど、わたしは表 (黒い方) が上でいつも盛り付けてます。

そしてヒラメなので、左向きに盛り付け出来ます。
カレイだと、魚自体が右向きなので、川魚のように右向きにお皿に盛り付ける事になっちゃいますね。




アカシタビラメは、これ以上ないほど肌理の細かい繊細な魚肉です。
しっとり潤んだ様な肉質は、とても上品で繊細。

もちろん、こんな唐揚げも、とても美味しいです。





今日の、仲好さんは、連日登場の深谷葱の唐揚げ




簡単な中華スープ



今日のスープは、簡単な中華スープ。

甘エビ ( ホッコクアカエビ ) と、アサリの出汁がポイントよ。





今日のスープの味付けは、半練りのウェイパーと、顆粒の鶏ガラスープの素を半々で使ってます。
アサリと甘エビの出汁が際立つように、薄塩調理です。

お手軽中華スープですね。





例のノロウィルス騒ぎで、アサリも牡蠣も売れ行きが芳しく無いみたいですね。
全て貝のせいにされてしまっているみたいで、可哀相だわ。

判官贔屓のわたしは、進んで貝類を味わってます。
例年より、牡蠣もリーズナブルみたいだし、そろそろ牡蠣ご飯でも炊こうかな。



全く余談なんだけど、昨晩テレビを観てたら、「判官贔屓」を、「ほうがんびいき」と読むのを知りました・・・・。
生れてから、ずっと今まで「はんがんびいき」だとばかり思ってたわぁ。

「判官」は、「はんがん」でも「ほうがん」でも、どちらに読んでも良いと言う事。
でも、「判官贔屓」は、「ほうがんびいき」と読むべし、という事なんですね。

「兄頼朝に嫉視されて滅びた九郎判官源義経に対する同情の意」 から発している言葉なんだってさ。

知らないと言う事は、恥ずかしい事ね。
ひとつ賢くなったわ。(^_^)/


同じクイズ番組で、甘えびの本名を答えよ、ってのがあったわ。
うわぁ、これは魚介オタクじゃない一般人には、難しいだろうなぁ、と思ったわ

案の定、50人中8人しか「ホッコクアカエビ」と答えた正解者は出ませんでした。
それでも8人も正解者がいた事に驚きでした。

ラサール石井さんが「ホッカイアカエビ」なんてビミョーにニアミスしてたわね。

このブログの訪問者なら、50パーセント以上の正解率が出るんじゃないかなぁ、どうかな?

今日は偶然ブログに、判官贔屓とホッコクアカエビが登場でしたね。

わたしは、判官贔屓は読みミスしても、ホッコクアカエビは間違いません! キッパリ。(笑)





2013年にブログアップした魚介類、6、7、8種類目。

2013-006 アカシタビラメ
2013-007 ホッコクアカエビ
2013-008 アサリ







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平金目の兜煮

2013年01月08日 | 料理 魚類



平金目 ( ナンヨウキンメ )
- Beryx decadactylus (Cuvier,1829) -





平金目の兜煮



おはようございます。

お休み呆けが抜けずに、気が抜けた仕事始めになってしまいました。

こんなことでは、いけませんね。
少しは、気合いを入れないと !




大きな兜を半分に割って、煮付けに処しました。

わたしは刃渡19と14センチの二本の出刃を持っているのですが、いつも使うのは14センチばかりです。
大きいのより、力が入り易くて使い易いんですよね。

1メートルのスズキの時も、この14センチの小出刃で全部捌いちゃったわ。

200キロオーバーのクロマグロを1億5000万円で入手したら、その時は立派なマグロ包丁を買うつもりです。(笑)





この平金目はとても兜が大きいので、半割にして、カマの周辺だけでも、たっぷり食べ応えがありました。

煮汁は、辛口のサラサラした濃度のあっさり系。
味醂と砂糖はほんのちょっとだけにして、お酒はドボドボ。(笑)

繊細でとても上品な味覚なので、こんなサラサラ煮付けが良さそうね。





素敵な出汁が染み出した煮汁をたっぷり吸った葱や茸の美味しい事 !




兜煮の魅力は、何と言っても、カマと、目玉の周辺。
特に、巨大な目玉の周辺は、トロトロのゼラチン質でコラーゲンがたっぷり !

明日の朝は、お肌がツルンツルン、プリンプリンよ !





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クロメバルの唐揚げ

2013年01月07日 | 料理 魚類


クロメバルの唐揚げ



まったり過ごしたお正月休みを切り上げ、今日が仕事始め。
何時に無く、のんびりとした寝正月だったわ。

今日は、あちこち挨拶回りが忙しそう。

今日掲載のメバルの唐揚げは、少し前に味わったもの。
平金目のアップを優先したので先送りになっていたのです。

基本的にメバルは、お刺身と煮付けで食べるのが常で、あまり別料理にしないです。
それでは、ブログネタとしては寂しいので、今回は唐揚げにしてみたの。

余り変わり映えしないですけどね。(^_^)

それでも、とても美味しかったので良しとしてくださいね。




半身をお刺身で味わったので、唐揚げは残りの半身です。
それほど大きなサイズでもなかったので、魚肉の量は控え目です。

皮付きで、細長く切って、強めに揚げてます。
カリカリっとして、中はメバルらしいしっとりした感じで、とても美味しかったわ~。



兜も揚げたけど、やっぱのメバルの石頭は硬いわねぇ。(笑)

写真の通り、エラ蓋の棘は強烈ね。







魚肉は殆ど無いけど、カマは複雑な味覚で美味しかったわ。




ウロコを引いた皮も唐揚げに。
サクサク香ばしいです。

ポン酢で頂きました。





今日のお友達は、一緒に素揚げした椎茸。
これは親戚の家で育てたもの。

小粒なんだけど、味が濃くて結構イケます。





中骨も唐揚げにしてボリボリ堪能。
骨は硬いけど、美味しく頂けました。

棘がキツいヒレは、残した方が無難ですね。




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平金目 ( ナンヨウキンメ )のムニエルと塩焼き

2013年01月06日 | 料理 魚類


平金目 ( ナンヨウキンメ )
- Beryx decadactylus (Cuvier,1829) -



いやぁ~、昨日のニュース驚きましたね。

1億5千万円の大間のクロマグロ。凄すぎ !
一切れ15gくらいでいいから、小売して貰えないでしょうか。(笑)

しかし、捌いてた日本刀みたいなマグロ包丁は恰好良いですねぇ~。
わたしも一本欲しくなっちゃったわ。

でも、捌く魚が、25cmの真鯵やメバルでは捌き辛そうだけど。(爆)


そんな1億5千万円の非現実的なお魚は置いといて、900円の赤い宝石を堪能しましょう !






平金目 ( ナンヨウキンメ )のムニエル



平金目のお料理、第三弾はムニエルと塩焼き。

1.8キロの大きなお魚だったので、たくさんお料理できて楽しいわ。
しかも、とても美味しいので、御機嫌です。


今まで掲載して来たのは、こちら

ナンヨウキンメの胃袋の葱塩炒め + 潮汁


ナンヨウキンメのお刺身






この赤い皮目はとても綺麗で、お料理が華やかに見えるわね。
こんな赤いお魚が食卓に並ぶと、とても豪華に見えて素敵だわ。

ウロコは硬く大きいのですが、皮は意外に柔らかく、注意しないと焼く時に破れてしまうわね。
食べるには、口に残るという事も無く食べ易いですけどね。





わたしの場合、ムニエルやソテーの時、片面焼きで一気に火を通す短時間焼きが基本なの。
その方が魚肉がふわふわに仕上がり、美味しく仕上がります。

でも今回は、魚肉に厚みがあるので、片面焼きでは難しいので一旦ひっくり返す両面焼きにしています。
とはいえ、火を通すのは極短時間で仕上げる事を心がけてます。





平金目の魚肉は、とてもしなやかで旨味もありとても美味しいです。
柔らかくてぷるぷるの食感も良く、わたしの好みのタイプだわ。

本キンメよりやや落ちるという評価が、信じられないくらい美味しいと思います。





ほっこりした魚肉をパチリとシャッターを切ったら、その一秒後には、わたしの口にパックリ収まってしまいましたとさ。(笑)




今日の仲好さん、ブナシメジのガーリック炒め~アンチョビフィレソース




同席の仲好こよし、その2。椎茸と深谷葱の豆板醤炒め





ナンヨウキンメの塩焼き



皮目に軽く振り塩して、2時間ほど放置してグリル焼きしています。
水っぽい魚肉ではないですが、冷蔵庫から出して常温で二時間くらい放置した方が味覚が締まり美味しいわね。

わたしは、いつも皮目側に降り塩するだけで、魚肉側には塩を降らないの。
魚肉に塩味が滲み付くと繊細な味覚のお魚だと、その風味を少し消してしまう事になるのが嫌なの。

良く大量生産品のやり方みたいに、塩水に付けで乾かしてから焼く人もいますけど、
確かに均等に塩味がつくけど、繊細なお魚は、その方法は避けた方が無難だと思います。

焼いてから塩味が不足してたなら、ピリ辛の岩塩をちょこんと付けて食べているわ。

そして肝心の塩焼きの味覚なんだけど、すっごく美味しくて仰天でした。
想像以上の味覚に、残りも全部塩焼きにしようか、と思うくらい美味しかったわ。

ナンヨウキンメの塩焼きは、最高です !

きっぱり断言しておきましょう。







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ナンヨウキンメの胃袋の葱塩炒め

2013年01月05日 | 料理 魚類


鋭い鼻棘 平金目 ( ナンヨウキンメ )
- Beryx decadactylus (Cuvier,1829) -



ナンヨウキンメは、今回が多分二度目の出逢いだと思います。
かなり前に友人が釣って来て味わったのが恐らくナンヨウキンメだったのではないかと思っているの。

今回のよりかなり小さな20センチくらいのものだったけど、本キンメより明らかに体高があり、キントキダイみたいなスタイルでした。
当時は、正式名称が何と言うのかまでは掘り下げ無かったので、ナンヨウキンメという名前である事は知らなかったですね。
ただ、嘴の先に横方向にかなり強くて鋭い棘がとても印象的だったわ。

その時の味覚の記憶は、すっかり忘却の彼方となってしまっているので、今回が初めて味わうと言っても良いくらいでした。
お刺身の時も書いたけど、わたしの好みのベクトルに合致した味覚で、とても良い出逢いだったと思っているの。
こういう出逢いがあるから、お魚趣味は辞められないわね。

今年は、新年早々こんな素敵な出逢いがあったので、とても良い一年になりそうな予感がしています。
さあ、これからどんなお魚と巡り合えか、楽しみだわ !




ナンヨウキンメの胃袋の葱塩炒め



今回のナンヨウキンメの胃袋はとても大きかったです。
お魚そのものが大きいという事もあるけど、体格の割に大きいのは大喰いのお魚という事なんでしょうね。

そんな肉厚で大きな胃袋は、間違いなく美味しい筈に違いない、と思い今回は葱塩炒めにしてみました。
ハリハリの葱油を造り、強火でガツ~ンと力強く炒めてます。

そこそこ苦みもあって、噛みごたえもありとても美味しい胃袋で大満足でした。
これはイケるわね !





このところ、内蔵料理は、軽く湯通ししてポン酢で味わう事が多かったわね。
しかも、他の調理のオマケみたいに簡単な紹介で済ませてしまってました。

今回は、とても美味しかったので、主役を務めてもらいました。

胃袋が美味しい事に関しては、マダラが有名ですけど、ナンヨウキンメもそれに匹敵する美味だと思います。




ナンヨウキンメの卵巣



このお魚は、見落としてしまうくらい小さく未成熟な卵巣を備えていました。

こちらは、湯通しして、味わったのですが・・・・
ちょっとこれは、生臭いエグ味があって、残念ながらという結果でした。

白子、卵巣そして肝は、当り外れが激しいですね。
美味しかったら味わう程度のスタンスで付き合ってます。





ナンヨウキンメの潮汁



大きな尾びれと、魚肉の切れ端、粗をたっぷり使った潮汁です。
薄い鰹出汁を取ってそれをベースに、極薄塩と白胡椒であっさり仕上げてます。





本キンメ同様に、汁物にすると魚肉の脂が汁に溶け出し白濁するんですね。
やっぱりナンヨウキンメもキンメダイの一種なんだな、と改めて感じさせてくれます。

ナンヨウキンメの出汁はとても上品で格調高い素晴らしいものでした。
本キンメより爽やかで美味しい出汁のように感じたわ。





魚肉もホロリとしていて、とても美味しかったです。

こんなに美味しい汁物になるなら、もっとたっぷり魚肉を使って本格的な料理にしても良かったかな、なんて思ってしまった。






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平金目 ( ナンヨウキンメ ) のお刺身

2013年01月04日 | お刺身


平金目 ( ナンヨウキンメ )
- Beryx decadactylus (Cuvier,1829) -




新年の一発目で、なかなかマニアックなお魚と出逢えました !

今年は、幸先良いスタートで、思わずニンマリ (^_^)/

正月明けで天候も荒れ模様なので、荷は少なく、魚屋の棚もやや寂しいものの、これ見よがしに輝いて、オーラを放なっていたのがこれ。
一瞬、達磨さんみたいなスタイルからキントキダイかな? と思ったけど、ヒレの形状が全然違い平金目と判断。
隣に並んでた本キンメダイと比べて見るまでもなく、体高がとても高く、まるで縦横比が違うので間違い無く平金目だと思ったわ。

体調 42センチ、1.8キロのどっしりした体躯で、900円でした。
隣の本キンメは、1.0~1.2キロくらいで、1400~1800円なので、かなり割安感はあるわね。

本キンメより味覚がやや劣るという一般評価なので、こんな価格差となっているのかも。

お金さえ出せば何時でも買える本キンメより、めったに出逢えないこちらの方をわたしは選ぶの。
例え、余り美味しく無かったとしても、本キンメにしておけば良かったなんて後悔はしない人なのよね。

それにしてもフェラーリみたいな見事な赤色にうっとり。
巨大な目玉と、チョロQみたいに寸詰まった丸っこい身体つきは、ちょっと笑えるけどね。




平金目 ( ナンヨウキンメ ) のお刺身



帰宅して一応しっかりと観察して種類を確定。
ナンヨウキンメに間違いないと判断しました。

キンメダイ科は、三種しかいなくて、本キンメダイ、フウセンキンメとこのナンヨウキンメ。
本キンメ、フウセンキンメは、細長く、スタイル的にもナンヨウキンメに間違い無く、
背鰭軟条数を数えると19。これはナンヨウキンメの同定識別のポイントとされてます。

その他、良く似たスタイルのキントキダイ科や、エビスダイの仲間なども一応は確認したけど、全然似てなかったです。

と、言う事で、ナンヨウキンメという事で、話しを進めますが、違うぞぉ~、という博識な方がおられましたら是非コメント下さい。
教授に見てもらおうかしら、と思ったけど、これは問題無さそうなので手を煩わす事もないかなと思ったの。





ちょっと魚オタッキーなお話しになってしまいましたけど、まずはお刺身で味わいました。

分割して柵取りしても、体高があるのでとても大きなお刺身になりました。
色合いは淡いピンク色でとても良い感じ。

思わず、ぷるっと齧りつきたいわぁ。。





味わってみると、とても美味しいお刺身でビックリ !

本キンメと比べ脂の乗りが少なく、旨味も不足気味という一般評価なんだけど、全然そんな事はないわね。
脂ののりは充分だし、とても爽やかで美味しいお刺身だわ。

歯触りも良くシコシコした感じで、わたしの好みのお刺身で嬉しかったわ。
本キンメとは全然違う方向の味覚で、キントキダイ、チカメキントキなどに近い味覚に感じました。





本キンメの濃厚な脂ののりのファンの人、噛まずに口の中でトロけてしまう様なお刺身を好む人には少し物足りないのかもしれませんね。
そんな本キンメの様な方向性のお刺身を期待すると、「脂ののりが不足気味」「旨味が足りない」という評価になってしまうのかも。

味覚の好みというのは、人それぞれですからね。
一般的な評価とかに左右されずに自分の舌の意見を尊重したいものです。

まして有名な人が美味しいと絶賛しているからとか、高名な人が不味いと記しているからとか、そういう意見に追従する必要は無いですね。

そういうわたしの舌の感覚は、とても我儘でいい加減なので、こんなわたしの食味リポートも話し半分に読み飛ばしてくださいね。(笑)





以前はかなり頻繁に釣りに出かけていて、色々楽しんでました。
でも、今は少し体力的に自信が無くて釣りからは遠ざかってしまったの。

最近は、魚屋さんで珍しい魚を見つけて料理して味わうのが趣味になってます。
注意深く探していると内陸の田舎町でも、結構レアなお魚と出逢える事が分かり嬉しい限りです。

流通も進化していて、うちの辺りでは朝に新潟で競られたお魚が早朝8時頃には入荷して来るんですよ。
築地からの便は10時くらいに到着し、かなり新鮮なものが入手できる状態になってます。
活けで入荷も結構あって、魚屋さんで締めてもらい持ち帰ってもまだ仮死状態で生きているくらいなの。
基本的にマニアックなのは新潟便に多く、築地物は定番物・高級魚が中心で、価格も一流ですね。(^_^;

もちろん鮮魚なので天候に左右され、昨年末からの北陸・東北に寒波が直撃なんて時期は魚屋さんの棚は冷凍の切身ばかりになってしまいます。
しかし、これは仕方ないわね、ハウス栽培の野菜じゃないんだから。

今では、自分の所の天気より、北陸の天気予報が気になるようになってしまったわ。(笑)
前日の天候と風速を調べると、翌朝の鮮魚の入荷量が予測できるの。
見事に予想が当るから楽しいわよ。(笑)







キャロットスープ



久しぶりにキャロットスープを造ったの。

ちょっと色合いが、パンプキンスープみたいになっちゃった。(笑)





色取りに人参の若芽を浮かべてみました。

人参の葉って、とても繊細で綺麗な造形で好きなの。
ディスプレイに良いわね。











2013年にブログアップしたお魚、5種類目。

2013-005 ナンヨウキンメ ( 平金目 )






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ハッカクの唐揚げ

2013年01月03日 | 料理 魚類


ハッカク ( トクビレ )
- Podothecus sachi (Jordan & Snyder, 1901) -




北海道の珍味、ハッカクであります。

大好きなお魚で、入荷すると良く買って食べてるお魚なの。
何時もお刺身で味わったり、二枚に卸して舟を造り、卸し大蒜と葱味噌の付け焼きで味わってます。



バックナンバーは、こちら


ハッカク ( トクビレ ) の塩焼き ( + 二枚卸しで舟の造り方について ) 2012.10.08.



ハッカク ( トクビレ ) の辛味噌付焼 2012.10.29.



ハッカク ( トクビレ ) のお刺身 2012.10.09.







ハッカク ( トクビレ ) の唐揚げ



今回は、唐揚げにしてみたの。
殆どお刺身と、付け焼きで味わっていて、唐揚げにするのは初めてなんです。

トロトロな魚肉の性格からして、間違いなく美味しいだろうと思って揚げて見ました。

予想通りとても美味しい唐揚げになったわ。
甘くてトロリとして、口当たりもとても良い素敵な味覚でした。





ハッカク ( トクビレ ) の兜揚げ



兜も一緒に揚げてみたわ。

ユニークなスタイルがディスプレイとして楽しいわ !

でも、残念ながら、食べられる部分が殆ど無ぁ~い。。
揚げたからと言って、この兜はバリバリ齧れるものではないので、仕方ないわね。




下仁田葱の素揚げ


ハッカクは、とろりんと甘く、下仁田葱も、とろんとろん。。

ナイスなコラボですこと。(^_^)




ハッカクのお刺身




僅か4切れだけど、お刺身でも味わったわ。
脂で白く濁る独特なビジュアルですねぇ。

ふわふわな魚肉なので均等に薄く切るのは難しい魚肉ね。





脂は強いけど、気持ち悪いギトギトな感じじゃないのよ。
意外にあっさりして個性的なの。(笑)

つるっとしていて、トロっと甘い、不思議な美味に舌鼓です !




ハッカクの最大の欠点は、歩留りが悪く、食べるところがとても少ないという事ね。
まあ、姿カタチを見ただけで、それは想像できるけど。

今回は、他に何種類か欲しいお魚があって、ハッカクは一尾のみ入手しただけだったの。
やはりハッカクを堪能するには数尾買って来ないと駄目ですね。

ハッカクもっと食べたぁ~い。

さて、次の入荷は何時になる事やら。。



連日の登場、アカニシ貝 (トップシェル)






2013年に味わい、ブログアップしたお魚、4種類目

2013-004 トクビレ ( ハッカク )






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