鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

牛すじ肉のピリ辛煮うどん

2014年07月31日 | 料理 肉類
こんにちは~ (^。^)
暑い日が続いてますが、皆さんお元気ですか?

わたしは梅雨時恒例の腰痛からようやく抜けだし、ちょっとだけやる気になってきたんですが、
問題の「めんどっくさい病」に未だにしつこく付き纏われ、静養を口実に、相変わらずグウタラに暮らしています。

わたしは寒いのは得意なんだけど、どうも夏の暑さが苦手な人なんですよね。
毎夏、夏バテして体力が減衰。。
昨年なんて、夏バテでダウンをきっかけに、入院するなんて事に追い込まれた程のテイタラク。情けないです。




牛すじ肉のピリ辛煮うどん

そんなのもあって主治医から、夏バテ予防に、本格的に暑くなる前に3キロくらい体重を増やして体力をつけておくように指示されました。
そんな訳で次の定期検診日までに何とか3キロの増量を狙って、今日は、このブログでは珍しく牛肉料理の登場です。

どうもわたしの主食の青背魚のお刺身とか、白身魚の料理とかだと、ヘルシーで良いのですが低カロリーなのは仕方ないのよね。
ダイエットしたい人には、最高にお勧めなんですけど......。

3キロ増量といってもなかなか難しいので、検診前に生ビールでも3ジョッキも煽って行けば、クリアーできるかなぁ。(笑)
なんて、ホロ酔い気分で診察なんか行くと門前払いでしょうけど。(^_^;

まあ、そんな不謹慎な診察患者は居ないと思うけどね。。




近所の馴染みのお肉屋さんで丁度国産牛(多分赤城牛)の半身を解体していたので、リブロースにするか悩んだ末に、今回はスジ肉を5キロ分けてもらう事にしました。わたしって呑子さんなので、牛スジ肉の煮込みが好きなんです。サーロインとかフィレみたいなマトモな部位より断然美味しいと思ってるんですよね。。

5キロ購入したのは、また実家のママにカツアゲされるのを想定して じゃなくて、たまには牛肉料理を差し入れして親孝行しようと言う見上げた心がけのひたきさんです。

ホンネは、海老で鯛、ならぬ牛スジ肉で福沢諭吉さんをせしめようという魂胆が見え見えだったりするわけですが.....(^_^;





何時もの STAUB鍋 で赤ワインでコトコトじっくり煮込んで、赤ワイン煮にしています。
ふわっとして柔らかくなると、最高に美味しいんですよねぇ。

噛まずに口の中でトロっととろけるくらいの煮込みに仕上がって美味しかったわよ。。





今日は、冷やしで、稲庭饂飩にポーチドエッグもトッピング、そして葱だくで頂きました。

卵黄と、牛すじ肉の赤ワイン煮を絡めて味わうと美味しいの。(^。^)

残りを3日くらいで食べ切ると3キロ増量できるかなぁ。そんなに甘くないと思うけど。(笑)



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真ダコのディルとろろ和え

2014年07月19日 | お刺身

おはようございます。
今日は、わたしの誕生日。イエーイ (^_^)/

さて、クエスチョンです。わたしは何歳になったのでしょうか?
見事正解の方には、「割烹ひたき」の御優待券をプレゼント~ 。なんちゃって。(笑)



真ダコのディルとろろ和え

昔の釣友が久々に遊びに来て、真ダコをお土産に頂きました。
東尋坊の近辺で捕獲したもののようです。
元気が良くて、クーラーボックスにへばり付いていて、ひっぺがすのに苦労したわぁ~。墨だらけになっちゃって、大変でした。(笑)

お茶っ葉入れて、茹で蛸にして、毎日の食事の端休めや、お風呂上りのビールのお供に、このところ蛸三昧です。(^_^)
ふっくら柔らかく茹で上がって、美味しいのよ~。



今日は、長芋の摺り降ろし、とホースラディッシュ、岩塩、白粉胡椒、千鳥酢で、さっぱりした とろろ和えにしてみました。
有り合わせのディルと檸檬を搾って和えてます。純白で爽やかそうで綺麗でしょう?

擂り鉢でゴリゴリ5分くらい、摺り増しすると、粒子が細かくなって風味も良く美味しくなりますよ~。
その摺りコギする時、酢を敢えると、酸化して茶色っぽく変色しないで純白を保てますね。

真っ白のホッカホッカのご飯にたっぷりかけて、ずるずる、はふはふ、ねばねばと頂きましたぁ。。
鬱陶しい梅雨時には、こんなとろろ和えは良く合いますね。



一緒にトッピングのバジルは、ひたき菜園産なんだけど、ディルはお店で購入したモノです。
以前、花壇菜園で育てていた事もあったけど、イタリアンパセリと、オレガノ、ローズマリーの生命力に太刀打ちできずに、生存競争を勝ち抜けませんでした。
ディルが元気に育つのは、もう少し涼しい地域、高原などに暮らす必要があるみたいですね。




じめじめした鬱陶しい梅雨もそろそろ終盤戦。
ひたきさんは、この時期の風物詩、腰痛に悩まされながらも何とか元気に暮らしています。

もう少し経つと入梅鰯の盛りになるので、楽しみです。
魚屋のオヤジさんに言わせると、来週あたりがイチバン良いかな、なんて予想してました。
旬の時期はとても短いので、見逃さないようにしないといけないですね。

入梅鰯の季節が去ると、今度は新秋刀魚の季節到来。

地球は、確実に自転して、季節は刻々と夏から秋へ向っているようです。


それでは、また (^_^)/

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真アジの姿造り

2014年07月01日 | お刺身


真アジの姿造り

- Trachurus japonicus (Temminck et Schelegel,1844) -


こんにちは~。
今日は、ポッカリ時間が空いたので、久々に ゛海鮮割烹ひたき゛の暖簾を上げました。

何時もの魚屋さんにでかけると、今日は活けのお魚が沢山入荷していました。
「活け」っていうのは、生きたまま流通されて、魚屋さんの生簀で元気に泳いでいるという意味です。
漁師さんも生きたまま卸市場に出荷するのも面倒だし、流通に手間がかかるので、活けは、基本的にはハタとか、ヒラメなどの高級魚の場合が殆どですが、
今回は、珍しく真鯵も活けで入荷してたので早速拉致してきました。活けとはいえ高価で売り難い大衆魚のアジは、この形態で流通するのは珍しいですね。



えいや、っと網で掬うと、ちょうどわたし好みの20センチくらいの中型サイズが三匹掬えたので、この三尾を頂く事にしました。
オヤジさんの指南を受けながら、俎板の上でピチピチ跳ねている可愛い真鯵をキュっと締めると、全身を痙攣させて仮死状態になって、それをザク氷で包んで持ち帰ってきました。一尾180円でした。小振りのアジにしては、高いと言えば高いけど、流通の手間を考えれば安いですねぇ。。流石、大衆魚アジです。(笑)



真鯵なので、直ぐに食べてもOKだけど、5時間くらい寝かせておくと身が落ち着いて美味しいよ、ということで、アドバイス通り、濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫の野菜庫で5時間寝かせました。
早く食べたくて、待ち遠しくて仕方なかったけど、ちょうどお昼寝タイムだったので、呑気にひと眠りしたらピッタリ5時間後に目覚めました。わたしの腹時計は正確なのよ。こんな時は、間違えても寝過ごしたりはしませんから。(笑)

ワクワクしながら捌き始めたら、近所のグルメのにゃんこのような鋭い嗅覚を持つ実家のママが気配を察したのか突然やって来て、しまった、と思ったんだけど、早速「あら、美味しそうなアジじゃない、ありがとさん」なんて言われて、2尾をカツアゲされてしまいました....。
う~ん、一尾はお刺身、一尾は煮付け、もう一尾は開いて塩焼きで食べるつもりだったのにぃ。。。可哀相なひたきさんです。(涙目)

気を取り直して、今日は活けのアジなので、活けらしく姿造りにしてみましたよ。
「めんどっくさい病」が重篤な割に、今日は頑張りました !




美味しい! 活けの効果の程は別として、やっぱり真鯵のお刺身は美味しいです。
日本全国、どこでも沢山獲れるお魚なので、鰯とならんで大衆魚とされ軽く見られがちだけど、その美味しさは格別ですね。
アジが沢山獲れるニッポンに生れて良かった、と大袈裟だけど、そう思います。






「或人の説く鰺とは味也、其の味の美をいふなりといへり」 ( 新井白石 『東雅』より )

先人も認める「その味覚は美」なんですよねぇ。。


個人的に、真鯵のお刺身は、18~20センチくらいの育ち盛りのピチピチなのが好みです。
爽やかで、食感も良く、甘味も適度で、何尾でもペロっと平らげちゃいますねぇ。(笑)

30センチくらいに大きく育つと、味がまったりして、少しクドく感じてしまいます。

マグロやブリみたいな脂の乗りが求められるお魚は、ある程度育たないと味気なくて物足りないですけどねぇ。。





浅蜊の炊き込みご飯と、浅蜊のお吸い物。


今日は、浅蜊も買ってきたの。
たっぷりお酒で蒸して、蒸し汁と共に薄口醤油で炊き込んでます。
浅蜊の身は一緒に炊くと硬く締まり易いので、わたしは貝肉はご飯と共に炊かない方が好みです。

浅蜊のエキスをたっぷり滲み込んだご飯と、ぷっくりジューシーな貝肉は、美味しいですねぇ。
基本的に、白いご飯を好むわたしなんですが、どきどき食べたくなっちゃいますね。




我が家の花壇菜園で育てたバジルを乾燥させたものを擂り鉢でゴリゴリ降ろして粉末にしたものを降りかけたのですが、味覚がヨーロピアンになってしまい、
なんだかパエリアを食べてるような違和感を感じてしまいました....。

やっぱり浅蜊ご飯は、純日本風でないといけませんね。失敗したなぁ。。次回は、バジルは遠慮しておこう。(^_^;




浅蜊のエキスは最高ですね。薄塩でシンプルなお吸い物にしています。
具材は、ブナシメジと葱のみ。そして、大葉の千切りを乗せて。




真鯵のお刺身と、浅蜊ご飯をたべていたら、またもやママがやってきて....。

今度は、ママの手製の小料理を差し入れしてくれました。
筑前煮、アスパラのベーコン巻きフライ、お豆の煮っ転がし、枝豆の摺り降ろし団子の素揚げ 胡麻酢あんかけ。

真鯵をカツアゲされた可哀相な娘を不憫に思って差し入れしてくれたようです。

うちのママって私に似て、こんなママゴトみたいなお料理を造るのが好きなんですよねぇ。
( わたしがママに似た、と書くべきだろうけどね/笑 )

そして帰り際に、お小遣い2万円も貰ってしまい、海老で鯛ならぬ、鯵で 聖徳太子 福沢諭吉サンをゲットしてしまいました。(笑)

鯵のお刺身も、浅蜊の炊き込みご飯も美味しかったし、お小遣いもゲットして、今日はラッキーでした~。(^o^)

何時までもあると思うな親と金。

鯵くらいなら何時でも買ってきて親孝行しないといけないですね。
そろそろ17歳の誕生日が近付きつつあるひたきさんも、少しはオトナになったようです。(爆)
↑ この記述、クレームは受け付けません。(笑)



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