アカシタビラメ ( 赤舌鮃 )
- Cynoglossus joyneri (Gunther, 1878) -
今日はクツゾコを二足用意しました。
ぺったんこな舌平目は、フランス料理の花型スター。
何と言ってもムニエルが定番で、アクアパッツァやブイヤベースなど汁物もおハコ。
うちの近辺だと、クロウシノシタの入荷が多く、アカシタビラメの方が少数派です。
西日本に行くと、これが逆転してアカシタビラメの方が一般的のようですね。
味覚は、似た様な感じだけど、若干アカシタビラメを評価する人の方が多い感じでしょうか。
うちの近辺だと、アカシタビラメより、クロウシノシタの方が大きく肉厚なので好まれているようです。
赤舌鮃の唐揚げ
いつもムニエルにしてしまうので、今日は唐揚げ。
カワハギのように、口元に切り込みを入れて、手で皮を剥がす事が多いです。
でも、今回は小振りなお魚だし、唐揚げなので皮付きで揚げてます。
ちなみに、アカシタビラメも、クロウシノシタも皮に臭みのあるタイプではないし、
皮はとても柔らかく、風味もあって美味しいので、わたしは皮付きの料理の方が好きなんです。。
フレンチなどお洒落に盛り付けたいなら、皮を剥いた方が真っ白になるので、剥き身にするのが良いですね。
或いは、魚料理の基本の表を上に盛り付けるのに反して、裏側を上にして盛り付ければ白っぽい見映えになります。
まあ好みですけど、わたしは表 (黒い方) が上でいつも盛り付けてます。
そしてヒラメなので、左向きに盛り付け出来ます。
カレイだと、魚自体が右向きなので、川魚のように右向きにお皿に盛り付ける事になっちゃいますね。
アカシタビラメは、これ以上ないほど肌理の細かい繊細な魚肉です。
しっとり潤んだ様な肉質は、とても上品で繊細。
もちろん、こんな唐揚げも、とても美味しいです。
今日の、仲好さんは、連日登場の深谷葱の唐揚げ
簡単な中華スープ
今日のスープは、簡単な中華スープ。
甘エビ ( ホッコクアカエビ ) と、アサリの出汁がポイントよ。
今日のスープの味付けは、半練りのウェイパーと、顆粒の鶏ガラスープの素を半々で使ってます。
アサリと甘エビの出汁が際立つように、薄塩調理です。
お手軽中華スープですね。
例のノロウィルス騒ぎで、アサリも牡蠣も売れ行きが芳しく無いみたいですね。
全て貝のせいにされてしまっているみたいで、可哀相だわ。
判官贔屓のわたしは、進んで貝類を味わってます。
例年より、牡蠣もリーズナブルみたいだし、そろそろ牡蠣ご飯でも炊こうかな。
全く余談なんだけど、昨晩テレビを観てたら、「判官贔屓」を、「ほうがんびいき」と読むのを知りました・・・・。
生れてから、ずっと今まで「はんがんびいき」だとばかり思ってたわぁ。
「判官」は、「はんがん」でも「ほうがん」でも、どちらに読んでも良いと言う事。
でも、「判官贔屓」は、「ほうがんびいき」と読むべし、という事なんですね。
「兄頼朝に嫉視されて滅びた九郎判官源義経に対する同情の意」 から発している言葉なんだってさ。
知らないと言う事は、恥ずかしい事ね。
ひとつ賢くなったわ。(^_^)/
同じクイズ番組で、甘えびの本名を答えよ、ってのがあったわ。
うわぁ、これは魚介オタクじゃない一般人には、難しいだろうなぁ、と思ったわ
案の定、50人中8人しか「ホッコクアカエビ」と答えた正解者は出ませんでした。
それでも8人も正解者がいた事に驚きでした。
ラサール石井さんが「ホッカイアカエビ」なんてビミョーにニアミスしてたわね。
このブログの訪問者なら、50パーセント以上の正解率が出るんじゃないかなぁ、どうかな?
今日は偶然ブログに、判官贔屓とホッコクアカエビが登場でしたね。
わたしは、判官贔屓は読みミスしても、ホッコクアカエビは間違いません! キッパリ。(笑)
■ 2013年にブログアップした魚介類、6、7、8種類目。
2013-006 アカシタビラメ
2013-007 ホッコクアカエビ
2013-008 アサリ
クツゾコですね、暫く味わってなかったわ
以前も書いたけど、クツゾコの煮付けは、お婆ちゃんの大好物で、毎週一度は調理してたわ
甘くトロトロに煮付けるのが子供だった私には、この上なく美味しく感じられたわね
大きくなって呑子さんに育った今は、ヒタキさん同様に、ハリハリの煮付けの方が好みになってるわ
今日も素晴らしく美味しそう!!
舌平目もコチラではあまり馴染みのないお魚‥
冷凍物を一度食べたことがあるくらい。
ひたきさん、どんな調理法も上手にされるのね(^^)
こんなすっきりした“唐揚げ”は見たことないわ。
あらら、これで簡単なスープなの~!?
アサリに甘エビ‥ウットリだわ。
相変わらず、お店にはめぼしいお魚はお留守。
上等のものは首都圏に行っちゃうのかしら???
「くろう ほうがん よしつね」が語源なのね。
このブログは魚貝類だけでなく、国語の知識も身に付くわね。(笑)
うちの方は、クロウシノシタばかりで、赤シタビラメはたまに混じるくらいかしら。
うちの近所の魚屋では、クツゾコじゃなくて、ゲタとよんでるわ。(笑)
お婆ちゃんから、代々、シタビラメを食べる家系なんかな? (笑)
甘とろも、ハリハリも何でもイケちゃう美味しいお魚なのが有難いわね。
日本は狭いなんて思ってたけど、かなり広くて驚いてるわ。
お料理は見よう見真似の勉強中で、恥ずかしい限りです。
根本的な基礎ができてないから、すぐに行き詰ってしまうの。
それに、基本的に勢いに任せた男前料理みたいなんが多くて・・・。
気配りの効いた、センスの良いお料理が、中々出来ずに悩んでいるの。
はるさんのお料理みたいに、アイデアが豊富で、とても可愛いらしいセンスがあれば良いのですが・・・
まだまだ修行が足りませんね・・・・、乞うご期待と言う事で。(^_^;
天気が乱れてて、うちの方も魚屋さんの棚は閑古鳥が鳴いてます。
まだまだ辛抱が必要そうです・・・・。
わたしだけでなくて、少しほっとしたわ。(笑)
基本的に、東北・北陸はクロウシノシタが圧倒的に多いわね。
うちの方への入荷は、9割がクロで、アカは1割くらいでしょうか。
味覚差は、余り感じないの、わたし。