
アラゲキクラゲ ( 群馬・妙義ナバファーム )
先週の日曜日、快晴で、悩みの種の腰痛の虫も機嫌が良かったので、軽くドライブに出かけて来ました。
実は、わたしってクルマ好きで、ワインディングロードを飛ばすのが好きなんですよ。
愛車は6速マニュアルのスポーツカーだし、バリバリにぶっ飛ばして憂さ晴らしなの。(笑)
取り敢えず、妙義山の東側の道路を下仁田側から登り松井田まで一気に下り。
そのまま帰宅予定だったけど、走り足ら無いので、旧中山道R18を松井田の坂本宿から軽井沢までつづら折りを駆け上りました。
天気も良くて、気持ち良かったぁ。。
軽井沢は休日なので原宿状態になってるのでパスして、軽井沢蕎麦だけ食べて、とんぼ返り。
今度は、和美峠を下仁田まで一気に下りのつづら折り。
途中、地元の特産販売所みたいなのに、ところどころ寄って、野菜等買いながら帰宅しました。
約半日のドライブで気分は壮快。
でも、帰り際にラッシュにつかまり、ちょっとイラっとなったけどね。。

群馬の松井田町で栽培されているアラゲキクラゲも買って来たの。
いつも買っているのと違うものだったので、取り敢えずゲットです。

以前も書いた けど、アラゲキクラゲは、裏山に自生していて子供の頃から馴染みがある茸なの。
炒め物や、スープに使うと食感が良いので、結構利用頻度の高い茸です。
軽く湯がいて、冷水で滑りを洗い流して、小分けにして冷凍保存。
これがわたしのパターンです。
何時の間にか食べ切っちゃう、そんなタイプですね。

特別風味が良いとか、味覚が良いというものではなく、あくまでも食感を楽しむものね。
せっかく旅先で買って来たというのに・・・・。
昨日、いつも買い物をしている近所のスーパーに出かけたら、そこでも売られてました。。
ちょっとガックシ。。。
まあ、こんなものです。

とんぶり ( 秋田産 )
ぼやぼやしてたら、あっという間に五月も終わろうとしているわ。
早いわね、ついこの間、ゴールデンウイークだったのに....
もう西日本から梅雨が迫り来ているし、あっという間に夏になってしまいそうね。
暑いのが苦手なわたしには、辛い季節の到来......、憂鬱だわ。
そんな今日、 とんぶり が売られていたので入手しました。
とんぶりが売られているのは知っていたけど、何故かスルーしてたのよね。
味わったのは、もうかなり前、都内にあった津軽料理の店 (だったと思う) で食べて以来久しぶりでした。
その時は、とんぶりという変わった名前と、その蘊蓄について色々聞いたのですが、
今ではすっかりその記憶も朧になり、プチプチした食感だけが記憶に残っている程度ね。
とんぶりは、ホウキギの果実を加熱加工した長い歴史を持つ食品です。
薬用植物という位置付けで、漢方医学では地膚子と呼ばれているようです。
利尿作用と、強壮効果があるとか。
とんぶりの名前の由来はいろいろあるようだけど、ハタハタの卵「ブリコ」から来ているという説が有力とされてます。
ハタハタの産地でもある、山形、秋田あたりで盛んに採取加工されているようですね。

「比内地鶏の里」というキャッチがついてますね。
わたしは、こんな郷土食品が大好きなんですよ。

とんぶりの鰹ツナサラダ
とんぶりは、長芋との相性が良く、合わせて使われる事も多いようです。
今日は、パッケージ裏に推奨されていたツナサラダに合わせて味わってみました。
使ったツナは、鰹です。
普通は、マグロツナの方を好む人が多いけど、わたしは鰹ツナのファンで、ほとんど鰹ツナを買ってるわね。
ちょっとだけ鰹の方が、マグロよりリーズナブルかな?

山のキャビアと言われるように、とんぶりの食感は、プチプチしていて好ましいです。
余りエグ味や、クセは感じられず食べ易いわね。
しっかり確認しながら味わうと、僅かに酸味があり、軽くしょっぱい味覚があります。
とても美味しいし、個性的な食感なので、色々なものに合わせて楽しめそうな感じを受けました。
さあ、これでどんなお料理を造ろうかな?
楽しみが、またひとつ増えました。 (^_^)

「うら山のはたけしめじ」~ ハタケシメジ
わたしは、お魚も野菜も味わったことの無いものと出逢うと、必ず入手してるの。
どんな食材なのか調べたり、調理を工夫したり、そして写真に残す、と言う事が趣味になっている感じね。
他人の評価や評判では無く、自分の舌で味覚チェックして好みのものかどうか判断するのも楽しい事です。
今回は、ハタケシメジを買ってみました。
実は、野に自生するハタケシメジは何度か味わっているので初体験ということではないのですけどね。

今回の商品は、長野県の飯山市の郊外の木島平村の生産です。(多分ハウス・エンジニアリングもの)
木島平は、訪ねた事があり、思い入れもあったので迷わず入手しました。

「うら山のはたけしめじ」というネーミングで販売されてました。
1パックで、ホクトのブナシメジあたりと同じような価格で、安いですね。
薄茶色で少し色合いは地味なんだけど、背丈があって個性的です。

ハタケシメジとコマイの冷し掛け饂飩
水で戻したコマイを、戻し汁ごと出汁に使い、ハタケシメジと煮込んで掛け汁を造ってみました。
今回は、冷し掛け饂飩にしたかったので、完成した掛け汁は、冷してから使ってます。

ハタケシメジは、シャキシャキした歯触りがとても良い感じ。
香味は殆ど感じられなかったけど、味覚は素直で好きなタイプの茸でした。
隣は、愛知の練物「がんこ揚」。


こまいの出汁はなかなかステキ。
タラの風味がたっぷり漂い、好きな人には堪らないですね~。
上乾のコマイは、こうして煮干し的に使うと魅力的ですね。
勿論、戻して煮込んでいるので、柔らかくは無いけど、食べても美味しいです。
でも、背骨はかなり硬いなぁ。。

この冷し掛け饂飩は、なかなか美味しかったわよ。
麺は、もちろん「ひたき製麺所」の特製純手打ち麺。自信作よ ! (笑)
ガンコ揚げの中を見せたくて、一口齧ってみたの。
歯型が、リアル過ぎるかしら ?? (笑)
ハタケシメジはとても気に入ったので、これからも入荷があれば買って楽しみたいと思います。
という事で、ハタケシメジの紹介と、冷し掛け饂飩でした。
ごちそうさま~。
このブログを始めてちょうど10カ月。
このアップロードが、ぴったり 500スレッド目 となりました。
まだ10カ月なんですよね。
もう、数年続けている様な気がします。
この間、入院してアップ出来ない事もあったり、仕事で2カ月近く殆ど更新出来ない時期もありました。
その割には、500スレッドもアップできた事は、まずまず順調でしたね。
もちろん、数多くアップすればよいという事では無く、濃度の高い内容のものをアップしたいものです。
今後は、より内容の充実が課題です。
まだまだ通過点。
引き続き、宜しくお願いします。
m(_ _)m

ギョウジャニンニク ( 行者葫 - Allium victorialis subsp. platyphyllum )
北日本に自生する野草、行者にんにくです。
大好きなタイプの野菜なんですが、うちの辺りでは、たまにしか流通がありません。
お店に並ぶと、すかさずゲットしてるのですが・・・。
何時も、はるさんがお料理に使うのを、羨ましく見とれてました。
そんな、行者にんにくが久々にスーパーに並んでました !
写真に撮った一束で、128円。 あら、こんなに安かったかしら ?
北海道産という表示ですが、栽培物なんでしょうね。
恐らく野山に自生していたものでは無いと思います。
個人で栽培している人もいるみたいです。
今度、わたしもトライしてみようかな。
一気に食べきるタイプのものではないので、色々なお料理に使ってブログに掲載予定です。
お楽しみに~

レモン ( 広島産 )
食材データベースシリーズ
今回の主役は、広島産レモン。
柑橘大好きなわたしは、レモンは必需品。
北米からの輸入品が市場を席捲しているレモンですが、国内でも頑張って栽培・流通されてますね。
特に、広島は国内生産量一位という事で、国産レモンの主要産地のようです。
アナゴさん宅の裏山辺りで栽培されているのかな。(笑)
暖かい瀬戸内の露地物とハウス物があるようです。

今回、グリーンレモンとイエローレモンを買ってみました。
通常は露地物で、10月から12月まではグリーンレモンが出荷され、1月から5月まではイエローレモンで出荷ということです。
イエローはお馴染みですが、グリーンはかぼすやすだちみたいでお洒落な色合いがステキですね。

以前、九州の某県栽培のレモンを買ってみたのですが、種がとても多くてがっかりしたのが思い出されます。
この広島産のものは、そんな事も無く、まずはホッとしました。
ネットで確認すると、マイルドな酸味を売りにしているようです。
でも、わたしは思うの、何でレモンにマイルドさを求めるのだろうか、と。
だってレモンと言えば、尖った酸味、刺激的な酸味が売りじゃないですか。
マイルドで優しい酸味なんて、レモンに求めるのって邪道だと思うのよね。。
それで、この広島産レモンなんだけど、マイルドさは感じなかった。
キリっとした尖った酸味で、慣れ親しんだレモンそのものだったわ。
良かった、良かった。
価格は、輸入物より二割くらい割高でしょうか。
でも、わたしは国内の漁業・農業を応援したいから、今後は広島産レモンをメインに買っていきたいと思ってます。
頑張れ、国産レモン ! !

山くらげ
山くらげは、コリコリ、シコシコした食感が好きで、良く使っている食材です。
アザミ科の中国野菜で、「ステムレタス」というのが正式名称だそうです。
レタスに近い植物ということですが、見た目も、食感、味覚も全然レタスには似てないですね。
中国では「貢菜(こうさい)」とか、「皇帝菜」と呼ばれ、日本でも奈良時代以前から利用されていたようです。
しかし、流通量が増えたのは最近の事で、殆どは乾物として商品流通されてます。
東北地方などで、野菜として栽培出荷もされ始めている様ですが、まださほど流通量はないですね。

山クラゲにはビタミンEとC、カロテン、カリウム、カルシウムも多く含まれ、老化防止、高血圧予防に効果があるとされています。
乾物を水で戻して、湯がいたり、炒めたりして使うのが一般的で、少し苦みのある甘味が特徴的です。
もちろん、最大の売りは、クラゲと名付けられる様にコリコリ、シコシコした食感、歯触り。
私は、湯がいて和え物に使う事が殆どです。
お刺身や、貝、烏賊、蛸などと和えるととても良く合うんですよ~。


いろいろなメーカーから、意外なほどたくさんの商品が販売されていて、スーパーの乾物コーナーなどに並んでますね。
わたしが良く買っているのが、写真の商品。
保存も効くし、使いたい時に、使いたいだけ水で戻して使えるので重宝しているの。

わさび菜
食材データベースシリーズ。(勝手に命名 / 笑 )
今日は、わさび菜。
とても気に入っている野菜で、昨年は好んで食べてました。
露地物が出回るのが、11月頃からなので、最近うちの方の量販スーパーにも出回る様になってきました。
厳冬期から4月くらいまでが旬で、他の緑黄野菜が寂しくなる時期に、鮮やかな緑がとても目立ちます。
からし菜の仲間で、高菜などとも近い種類の様です。
とても柔らかいのにボリューム感もあり、意外に日持ちする有難い野菜です。
生食も可能で、わたしは主にサラダとしてバリバリ食べているのよ。
ピリっとした辛味と、少し苦みがあり、それが味のアクセントになってます。
アリルイソチオシアネートという成分が、個性的な辛味の元なんですが、寒くなるとより辛味を増すと言う特徴があります。
今回入手した物は、まだ時期的にピリ辛度合いはとても低く、名前程刺激的ではないですね。
しかし、2月末くらいになると、かなり刺激的なものに変貌します。
刺激系大好きなわたしなので、こんなタイプの野菜はストライクゾーンそのものなのよ。(笑)

サラダで生食するのが一番辛味が強く個性的です。
葉がギザギザで、フリルの様な層になっているので、見た目がとてもボリューム感があるように感じられます。
色合いも、黄緑色が強く、軽い色合いで爽やかなイメージですね。
歯触りはとても柔らかく、食べ易いです。
柑橘系を絞って、フレンチドレッシング系のサラダで味わうのが爽やかで好きなんですよね。

辛味に弱い人は、湯がくとかなりマイルドになります。
しかし、余り湯通しし過ぎると、独特の辛味も香味も薄れ、個性は失われてしまうので、ほどほどが良いですね。
一般的には、サラダ以外では、肉類と炒め合わせたり、お浸し、酢和え、鍋ものなどでも食べられているようですね。
今回は、油揚げと胡麻油で炒めてみました。

ビタミンC、B2、Aなどのビタミン類が豊富なのも特徴。
ヘルシーで美味しければ、こんな良いものはないですね !
日本全国で生産されているようですが、うちの方はかなり重点的に生産されているようです。
栽培している畑も多く見かけるし、地元の農産品販売所などでは、お馴染みです。

昨日掲載した、おひたし。
この冬、昨年に引き続きわさび菜がわたしの食卓に上がる頻度が増えそうだわ。

むかご (零余子)
親戚に山歩きが好きで、茸採りやヤマメ・イワナ釣りなどを趣味にしている叔父がいるの。
何時も、季節ごとの山河の恵みを色々頂けて有難いです。
素朴な山河の天然物は、どれも質素で控え目なものばかり。
現代の飽食グルメ時代の食材とは、対極にある様な地味なものですが、どことなく郷愁を誘う素敵な宝物に見えます。
今日紹介する むかご (零余子) も、そんな代表的な食材のひとつと言って良いものだと思います。

幼い頃、その叔父さんに連れられて良く近くの野山に散策に出かけました。
春は山菜採り、夏はヤマメ釣り、秋は茸狩り、山芋掘りと、一年中楽しめましたね。
秋も深まってくると、良く山芋掘りに連れて行ってもらったわ。
まだ幼くて重労働の山芋掘りの戦力にはならないけど、むかご摘みは得意だったのよ。
むかごは、蔓の枝に実を付けるお芋なの。
正確には、茎が肥大化してつくられる肉芽なんだけど、芋というより豆みたいな印象ですね。
山芋、長芋、白芋なんかの蔓に可愛らしく実っているの。
銀杏くらいのサイズで、見つかり出すと沢山収獲できるのよ。
いつも籠いっぱいくらい集めたわね。

最近、その叔父は随分歳を重ね、昔の様に山河を散策する事も減って来てしまったようです。
子供の頃は、一緒に山歩きに連れて行ってもらったわたしも、いまやすっかり山歩きとはご無沙汰になってしまいました。
久々に、その叔父が訪ねてきて、お土産に茸と、むかごを頂いたの。
籠いっぱいのむかごを見ると、幼かった頃の記憶が蘇り、妙に懐かしかったわ。

むかごの空炒り
むかごは、日本全国に自生し収獲され、山村の味覚として知られていますね。
地方毎に、いろいろな調理法もあり、とても面白い存在だと思うわ。
うちの方だと、ご飯と炊いて、むかごご飯が一般的かしら。
それと、空炒りしてお酒の肴にする事も多いみたいね。
むかごを空炒りすると、ポップコーンみたいに、パンパン弾ける事も良くあるの。
うちのママが炒って、パンパン弾けだすと、叔父がそんなに炒っては駄目だ、って叱っていたのを思い出すわね。
ナマで食べる事も多いものなので、表面だけ軽く炒って、皮目に香ばしさを加える程度が良いみたい。
今回久しぶりに空炒りしてみたわ。
幾つか弾けてしまったけど、まあまあ上手く炒れたかな。
しかし、生の色合いと殆ど変ってなくて、写真では、生なのか、炒ったのか、茹でたのか、識別できないわね。(^_^;

むかごの炒め物
こういう炒め物が一般的なのかはわからないけど、取り敢えず在り合わせのものと炒めて見たわ。
四角豆、人参、大蒜と胡麻油で炒めたの。
食べて見ると、なかなか面白い食感で楽しめたわ。
少し香ばしくて、中はぬるっとした食感、でも少しパサ付き気味って感じかしら。
これといった個性的な味覚がある訳ではないので、もう少し辛味を効かせるとかした方が美味しく味わえそうね。
食べて冷静に味をチェックしてみると、芋というよりは、豆に近い感じかな。
サイズも豆に近いしね。

むかごの串焼
昨日紹介した串焼 に一緒に焼いたもの。
素焼きして、これも昨日紹介した 十石みそ を使った常備の唐辛子味噌を付けて食べたわ。
前述の様に、これといった個性的な味覚のあるものではないので、こんな辛味噌と合わせた方が美味しく味わえるわね。
久しぶりに味わって、幼い日の想い出が蘇り、少し懐古調の気分に浸ってしまったわ。。
むかごは、美味しいとかどうとかいうようなものではないわね。
個人的にも、好んで食べたくなるような魅力は感じられないです。
でも広く流通されるような食材にない素朴さみたいなものは、ひしひしと感じられます。
この手のローカルな産物は、こんな感じで時々過去を懐かしみながら、しみじみと味わうものなんでしょうね。
秋の夜長に、むかごを齧りながら、ゆったり過ごす、そんな時間の方が、貴重に感じられたとさ。

インカのめざめ
数年前、インカのめざめというじゃが芋が出回っている事を目にするようになりました。
その名前が妙に印象的で気になっていたの。
その後、高級なレストランにそのインカのめざめを主役にした料理などが並ぶようになったり、注目されているという噂もあったりして。
しかし、ちょうどその頃イベリコ豚のブームみたいなのもあって、新し物好き、ブームに乗り易い日本人気質の象徴の様な印象を抱いてしまったわ。
天邪鬼なわたしは、興味深く感じていたインカのめざめだったのに、逆にブームを作りたい人の戦略商品的な嫌らしい匂いを感じてしまい、一転して、敬遠してしまう様な存在に転落してしまっったと言えば良いでしょうか。
イベリコ豚の扱いと同様に、TVのバラエティー番組などで、持ち上げられ、もてはやされ、物知り顔なタレントが知ったかぶりで絶賛する。
それを見て、新し物好きで、一過性の作られたブームに乗りたがるタイプの人たちが飛び付く・・・。
ちょうどノドグロ ( アカムツ ) やクエが作られたスターに祭り上げられ、ミーハーファンにより日本一の高級魚ともてはやされているるように・・・。
不景気な状況下のこの時代、開き直ったかのような飽食グルメブームの偶像的な存在に成り下がって行く残念なイメージを抱いてしまったわ。
わたしのまわりにも、こんなブームに乗り易いお目出度いお友達がいて、わたしが魚食趣味があると知っているので、会うたびにここぞとばかりに、お魚の蘊蓄を語りたがりうんざしするわ。
なるほどと思う様なマニアックな蘊蓄ならウェルカムですけど、バラエティーの物知り顔なタレントの知ったかぶりを、疑う事無くまるで自分の意見の様に語られると、もういい加減にしてよ、っていいたくなるわ。

話しが思いっきり脱線してますね。(笑)
イベリコ豚も、ノドグロも今日は関係ないのよ。
今日の主役は、お芋さん。インカのめざめなの。
インカのめざめは、豆類やじゃが芋が食生活の中心食材の南米で、最も美味と言われ古くから珍重されてきたという種類がベースと言われてます。
ただ、とても小粒なので、他種とかけあわせ、日本で育てやすい品種にしているというものです。
北海道の産地では、その普及に夢を託して日々努力されているようです。
こうしたチャレンジは、農業の未来、日本の食生活の将来の為に欠かせない事なので、是非とも応援したいものです。
最近では、一般の量販スーパーにも並んでいて、良く目にするようになってきたわね。
メークインやキタアカリより、若干高めの価格になってますけど、もともとじゃが芋は安いので、さほど高価と言うイメージではないです。
写真撮影前に、束子でガシガシ洗ったら、表面が安っぽいプラスチックのような質感になったしまったの。
撮った写真を見たら、変な感じ過ぎるので、困ったなぁ。。。どうしようか。。。と、考え込んでしまったわ。
こうなったら、再び自然に戻すのが一番と思い、我が家の花壇菜園にこのお芋を植えたの。
一週間ほどして、掘り返したら、ほら、こんな感じ。
自然の雰囲気があって、良い感じに戻ったでしょう ?
先月末忙しくて収穫が遅れてしまい心配してたの。
ひょっとして新芽が出てきてしまってないか、ってね。
でもだいじょうぶだったわ。
わたしって、ただ漠然と写真を撮っているようでいて、へんな所は拘りがあるのよ。(笑)

インカのめざめは、外食で食べた事はあるけど、自分で調理して味わうのは初めてなの。
まずはオーソドックスに、薄塩で茹でてから、塩とバターを乗せてトースターでチンしてみたわ。
鮮やかな黄色が眩しいくらいね。
黄色が強いキタアカリを更に黄色くした感じだわ。
バターが滲みて、艶が出て、尚更光り輝いているわね。

食べて見ると、とても美味しかったわ。
ホクホクというより、もっちりした感じかしら。
甘みも充分あるし、コクもある。
せっかくなので、色々なお料理に使って、もう少しその実力を計ってみるつもり。
先入観とか、商品のイメージとか、いろいろあるけど、
問題は、その味覚がどんなものなのかが問題よね。
まわりの評価に振り舞わされず、自分の舌の意見を尊重したいものです。

メイヤーレモン ( ニュージーランド産 )
食材データベースシリーズ
今日の食材は、メイヤーレモン。
オレンジ色の不思議なレモンですね。
ニュジーランド産。

好奇心の強いわたしは、知らない食材に出逢うと、取り敢えず買って味わう事にしているの。
このレモンの存在は、少し前から知っていて、スーパーなどで時々見かけていました。
でもなんとなく、買おうという気が起らず、ずっと未経験のまま今日まで来てしまったの。
価格は一般的なレモンと同程度で売られてました。

「 ソフトな酸味で豊富な果汁 」というのがキャッチフレーズみたいですね。
しかし、レモンにソフトな酸味を求めるべきじぁないと思うのはわたしだけでしょうか?
尖った酸味が強いのがレモンの最大の売りですからねぇ。

味わってみたら、殆ど普通のレモンの酸味、味覚で少し拍子抜け。
色合いからして、もう少し蜜柑っぽいような味覚を予想してたけど、そうではなかったわ。
味覚的に特別な個性が感じられないなら、このレモンは、オレンジの色合いの珍しさだけが売りなのかなぁ。
何となく期待外れでした。。

秋色 ~ 赤唐辛子
うちの花壇は、数年前から鑑賞用のお花に変わり、野菜とハーブの菜園になっているの。
自動車二台分くらいの狭いスペースしかないので、そんなに収穫は期待できませんけどね。
今年の夏はプチトマトが豊作で、とても美味しかったです。
そんな菜園から、今日は、唐辛子を収獲よ。
500房くらい採れ、これだけあるとたっぷり使えそうね。
部屋の壁に画鋲で止めて乾燥保存するわ。
唐辛子は、大好きなので、炒め物からパスタまで、大活躍してもらいましょう。
壁一面、唐辛子で真っ赤になったのを眺めると、今年も秋が来たんだなぁ、としみじみ思うわ。
夏は、青唐辛子の溌剌としたイメージで、秋は、色付いた赤唐辛子が良く似合う。
さあ、これで、どんな辛味調理をしましょうか。
取り敢えず、半生乾きのまま、パスタ・アラビアータでも造ろうか。