生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

術後半年の外来受診について

2009-03-05 21:07:14 | 退院後

本日、術後半年になる外来受診に行ってきました。

AST/ALTは、前回と同じ感じで、39/42でした。免疫抑制剤を減らしても拒絶反応に変化ないようでした。

次の採血で問題なけれは、念願のプログラフの減量をして見ましょうといわれました。

胆管系酵素は、ALPが744で減少、γGTPは逆に280と上昇し、総ビリルビンは2.7とやや上昇となり、大きくいえば変化なしでした。

ちょっと気になるのが膵炎のアミラーゼがだんだん高くなってきていることでしたが、まだ様子を見ましょうということに・・・

 

以前に白血球1800まで下がりましたが、セルセプトの減量により、3000まで上昇!でも、リンパ球は少なめです。インフルエンザにはかからないようにしないと・・・

 

腫瘍マーカーのAFP/PIVKAⅡも3.4/19と今までで一番低い値に下がっていました。

 

B型肝炎の抗体価が下がってきたので、今日もヘブスブリンを静脈注射しました。

 

おかげで、診療代金が29,850円、一ヶ月の薬剤費が46,110円と今日も5万円超えです・・・

プログラフが高いので、次回減量になればもう少し助かるかな・・・

でも、仕事復帰ができて、この数値であれば万々歳です。

 

6ヶ月がすぎた頃より、傷の突っ張りもよくなり、背伸びもできるようになり、胆汁漏で動きの悪かった横隔膜も少し鍛えられ、車で歌を歌うこともできるようになりました。

 

時間が解決することも、多いかもしれません・・・

 

本日が以来の患者さんが、実はブログをやっていて治療の経過を載せているのですといわれたので、早速覗かせていただいて、コメントをおいてきました。

 

なんとなく親近感を覚え、少しほっとしています。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
車で歌 (かんぞう)
2009-03-06 14:41:10
ひささん、こんにちは。

車で歌を歌えるようになって良かったですね。って、それよりも状態が落ち着いてきているようで何よりです。

自分の時の事を考えてみると・・・
移植後、数値も体調も落ち着かなかった時と再手術後、劇的に改善した時と、何が違うのか、実は今もよくわからないんです。

肝臓への血液流入量が増えた事であれ程の変化が起きるのだろうか、と。

もちろん、色んな複合要素があるんでしょうけど。
わたしの場合は移植の例としては良いものではありませんが、再手術による劇的変化が、何かヒントにならないだろうか、と考えたりします。


ひささん、仕事復帰してどうですか?
わたしは復帰始めの頃は嬉々として仕事していたのですが、時が経つにつれ、思いが贅沢になり掛けて困っています。

初心に戻る必要がありそうです。

ひささんも今頑張り過ぎると、段々と体力的、精神的にキツくなってしまいますから、「遊び心」を忘れずに楽しんで下さいね。


わたしは既にアップアップです。
どうしましょう・・・


車で歌・・・goodです!
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Unknown (Stern)
2009-03-06 16:46:42
 順調そうで何よりです。免疫抑制剤ガ減ると、楽になりますね。それにしても、1ヶ月の医療費がすごいですね。もっとも、私もインターフェロンとリバビリンで1年治療していた時は、それ以上でしたが。
 私の胆管系酵素は変化は緩やかですが、少しずつ基準値に近くなってきています。細々と、自分の体に順応しようと胆管が頑張ってくれるのかもしれません。
 インターフェロンの治療中は白血球が減るので、C肝の人には結構バナナが流行でした。私も毎日、朝食べています。
 どうか、インフルエンザにかかりませんように!
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アップアップ (ひさ)
2009-03-07 17:46:22
かんぞうさん、こんにちは。

数値は良くなってきましたが、体調は比例しないことがよくあります。

すごく、回復したんだなと思えるぐらいの時があれば、まだこれしか普通のことができないなど、精神的なものあるのでしょうが、波のように上下する時があります。

その波は、確実に良くなっているのですが、やはり移植前と比較してしまうと・・・・です。

私も、復職していろいろなことをこなさなければならない立場にあり、少し・・・すごく大変になってきました。

あまり調子こいて、仕事すると、いいところまで来て、やめてしまいかねないので、悩んでいます。

学生さん向けの教育ならまだ許されるところはあるのですが、患者さん向けにはそうはいかないので・・・

私も、少しアップアップの状態です。
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医療費 (ひさ)
2009-03-07 17:52:33
sternさん、こんにちは。

私も、学生時代に(インターフェロンが出たばかりのころ)半年間インターフェロンの投与をしていました。

そのころには、一回投与が12万円で、週3回投与していましたので、月数百万の医療費がかかっていました。

高額医療で戻ってきましたが、ものすごい値段にびっくり、したことがあります。

バナナは、排便が順調になるので、1日1本食べています。

今では欠かせない、食事の一部になっています。
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どうもです。 (pontsuko)
2009-03-07 22:11:35
どうもです。ブログのことで、話をさせていただきましたpontsukoです。自分も、他の患者さんのブログを見て励まされたり、勉強したり、とても役に立ちました。
自分も治療後にブログを立ち上げて、自分の病気の事を書こうと思い、今に至ってます。そのおかげでひささんともこうしてブログでコメントを出来るようになりました。
でも、最近の自分のブログは自転車だらけですけど(笑)
ひささんから言われたように徐々に体力を付けて行ければと思います。ひささんも、徐々に徐々に。
私もバナナを一日2本食べてます。
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自転車 (ひさ)
2009-03-07 22:49:21
pontsukoさん、こんばんは。

学生の頃、MTBを買ってしばらく乗り回していたことがありました。

自宅近くを乗り回して、楽しかったのを思い出しました。

仕事についでから乗れなくなって知人にあげてしまいました。

今は、娘のママチャリに乗っています。

pontsukoさんのように、山に登って、ペヤングといきたいところです。
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