生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

MRCP

2013-05-16 20:42:01 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
ERCPの余韻がまだ少し残っていましたが、本日MRCP(MRIで胆道・膵管の状態を見る検査)の検査となりました。

閉所恐怖症のため、どきどきしましたが春に新しく入った機械なので、土管のサイズが広くなっており、閉所がだめな私も何とかOK。

バンザイノ姿勢で、おなかにいろんな装置を貼り付け検査開始。


院内職員のため、新しい検査法追加でやらせてくださいとたのまれ、OK。

エラストという検査で、肝臓の近くに強いバイブレターをつけて、その振動がどの程度肝臓に行き渡るかを画像化し、肝硬変の指標にする方法だそうです。

けっこう強い振動なので、初めての人はびっくりするかも。


明日採血して、膵炎が落ち着いていれば、飲食開始です。

たのしみ。

ERCP

2013-05-16 20:29:20 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
入院した日の午後に、ERCPを受けることとなりました。

内科の先生からの説明の後に、承諾書を3通書いて、そのまま検査室へ。

点滴をぶら下げたまま、受付を行いトイレによって、到着・・・


以前の忌々しい記憶がよみがえってきましたが、時間の経過のせいか、すんなりと検査台へ。

緑の大きな座布団(中に細かい発砲ビーズが入っており検査中の床ずれなどを予防するようです)の上にうつぶせで寝転び、鼻から酸素・緑の座布団で簀巻き状態にされ、猿ぐつわをかまされてどんどん準備が進んでいきます。

うつぶせなので、やや息苦しい感じ・・・

それでは、ドルミカム(鎮静剤)と5cc投与しますといわれてから、けっこう正気でいられましたが、きがつくと病室のベッドの上で目覚めました。

全く記憶がございません。


検査中は、やはり苦しさと痛みからけっこう暴れたようで、ドルミカム3Aとソセゴン2Aを使用し、皆で押さえつけながら検査を行ったようです。タイムアップとなり、胆道の狭窄部への拡張作業は断念。

検査の後半からは、先生と話をしていたそうですが全くおぼえなし。
病棟でも、家族・兄弟などと”大丈夫だ”などと話をしたこともおぼえ無し・・・
夜中の10時頃からの記憶がやっと残っている程度でした。


検査後の採血で膵炎の兆候のため、補液+膵炎の薬を点滴しながら絶食管理。翌日の採血でも、アミラーゼ(膵臓の酵素)が上昇しているため絶食継続となりました。

なんと来週の月曜日に再挑戦だそうです・・・とほほ。。。

でも、何とかしないと帰れないので、やるしかないです。

それにしても、おなかがへってたまりません。

入院しました

2013-05-16 01:32:08 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
ひさしぶりの入院でした。

移植時の時と同じ階でしたが、外科ではなく皮膚科の病棟をお借りしています?

朝は普通に出勤して、残務整理を行い10時に入院手続きを行って入院です。

担当看護師は、以前の移植時でもお世話来なった看護師さんで懐かしい話などをしながらエレベーターへ。
顔なじみのスタッフに怪しい顔で会釈をしながら9階へ。

見慣れた病棟なのですが、なんともいえぬ緊張感が・・・

タオルなどの洗面道具などを片付けて、横になっていると、尿意が→トイレへ。

前回はけっしてキレイとはいえないトイレでしたが、全面リニューアルされホテル並に明るいトイレに変身していました。5年間の進歩です。

ID入りのリストバンドを付け点滴が開始となりました。血管は太いので問題ないと。でも、胆管は細いんです・・・

写真は、しばらくの間グチの相手をつとめてくれる天井訓です。

ERCPの顛末は、麻酔を大量に使ったみたいで、正気に戻ったのが夜中だったので、また、更新します。記憶がないので、聞いた話から・・・