生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

ERBD 2回目!!

2013-05-23 15:54:51 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
昨日、ERBD2回目を行いました。

その前に、麻酔から半覚醒のひどい顔を集成しました(1日で直したので、ほとんどみられていないかな?)


昨日は、朝から食止め(もう飽きてきている・・・)水分のみ可
朝のお薬(プログラフ(0.5) セルセプト(250)各1Cap  ウルソ 2Tab  バラクルード(0.5) 1Tab)を少しの水分で内服。

11時頃より、点滴開始。


しばらく、待ち時間・・・・


今日は、娘がインフルエンザB型にかかってしまったので、お袋が付き添いとなり、2時前に来院してくれた。
いつも申し訳ない・・・

そうこうしているうちに、下の検査室よりコールあり、長い検査着にパンツ1丁で歩いて向かった。


ついてみると、部屋が開いていない???

緊急で大きな交通事故があり、外科のグループの先生が手術中とのこと・・・

うーんっ 出足をくじかれた感じ(しかし、緊急なのでしょうがないかと思いながら待っていると、内科の先生がスタッフを集めて開始となりました)

ありがとうございます!!

例のごとく簀巻き状態にされ、何となくいつもより強く押さえられているような・・・・・



ソセゴン・アタラックスの静注にて少し、いい気分に→ドルミカム5mgでノックアウト。覚醒まで記憶なし








なんと3時間も・・・(先生方・看護師さん・技師さん  ありがとうございます)


以下に結果を



前回の記事での予想図に合わせて
まず、ERCPで総胆管を造影し、その途中にバルーン(白丸で中に空気?がはいって、下に造影剤が逃げないように蓋)をおいて、圧力をかけて造影剤を入れると、予定通り末梢の胆管内に造影剤が流れました。

その様子が、この写真です。



そして、狭窄部に向けてガイドワイヤを進め、無事貫通となりました!!

前回の記事では、これで8割は終了したも同然と書いていましたが、それを神様でみていて邪魔したのか(神様ごめんなさい)、次の作業が難航しました。下の写真ですが、



この間の記事ですっかり書くのを忘れていたのですが、狭窄部を通過したのは、非常に細いワイヤーだけで、数mmの太さのステントを入れるためには、この小さな穴を数mmの大きさに拡大しなければなりません。

このとき、ダイレータ-というプラスチックのチューブを使用します。鉛筆の芯の中心にガイドワイヤーが通過する程度の穴が開いてるもので、医師側からこのダイレータ-をガイドワイヤーに沿わせて、押していきます。

すると、狭窄部で小さな穴から徐々に太い穴に拡大することが出来るのです。でも、けっこうな力で押さないとダイレータ-は入りません。

赤い線のように、ループしているものを押す操作だけで微妙な力加減を出すのは物理的に困難です。ただでさえ曲がって狭窄している私にま難しいようでした。

内科の先生の提案で、ステントよりは細い、ENBDチューブでトライすれば何とかなるのではないかと、挿入してみましたが、先端数mmしか狭窄部を超えないため、これで終了となりました。

下にENBDトライの写真があります。



残念ながら、今回は終了・・・

残すは、PTCDをさして皮膚からガイドを逆光させて、しばらく様子を見て瘻孔化(穴が固まること)したら、ENBDの容量で総胆管まで

よっばらい?

2013-05-23 06:21:35 | 胆管狭窄の治療(移植後5年目)
皆様に、お詫びをしなければない事があります。




それは・・・・



昨日のERBD後の記事ですが・・・




私がアップしたのだと思いますが、全く記憶にございません(゜◇゜)ガーン


スマホで自分撮りを行い、短いですが文章を記入しているのです。
いったいどうやってアップしたか?

危ない危ない

でも、写真を見ればただの酔っぱらいであることは明確なのですが・・・ひどい顔


こりずにアップしていきます。

大変ご迷惑おかけしました