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平和憲法を守れ 

2013年07月05日 12時47分00秒 | こくみんをなめんなよ

平和憲法を守れ ノーベル賞学者 益川敏英さん(73)

ノーベル物理学賞学者で、京都産業大学教授の益川敏英さん(73歳)が平和憲法を守れと、日本列島を飛び回っている。
そのことで毎日新聞の記者がインタビューをする。その様子を毎日新聞7月3日付夕刊に特集ワイドとして掲載されている。
益川さんは、5歳の1945年3月米軍機のB29の焼夷弾で家を焼かれ、命からがら逃げ延びる。
その時の体験をストックホルムのノーベル賞授賞記念講演でも触れたそうだ。
益川さんの話。
「戦争、キライです。反対じゃなくて、キライです。生理的にキライです」
「プロイセンの将軍、クラウゼヴィッツ『戦争論』にあるでしょ。戦争は外交の延長だと。その通りですよ。
国と国の利害はぶつかり合う、どの時代だってね。でも僕は思う。自国の国民まで犠牲にして守らなきゃいけない国益なんてものがどこにあるんですか。
愚かな戦争などせずとも、もめごとの解決の道は必ずある。譲歩できない利益なんてない。戦争は外交で防げる。いま必要なのは戦争を防ぐ知恵でしょ。
それなのに憲法改正? 改憲論者は、つまるところ、交戦権がほしいんですよ。
憲法9条なんて邪魔だというのは、相手から攻撃されなくても、こっちから先に撃ちたい。
つまり戦争がしたい。そうとしか思えない。恐ろしいことじゃないですか」
「あの安倍(晋三)さん、坊ちゃん政治家だからね。自分は安全なところにおって、戦争できると考えているんじゃないの。
テレビゲームみたいな感じで。96条の改正から手をつけるようなことを言っていたでしょ。本気ですよ。
これまでは、いつかは変えてやるぞってことでしたから。今がチャンスと踏んでいるんだろう。反対する側も本気にならんといけない」
「九条科学者の会」の呼びかけ人になり「憲法九条京都の会」の代表世話人にもなっている。


こいう人が先頭に立ってくれると心強い。うれしくなってくる。
参院選が告示されたけれど憲法を変えると言ったり、原発を再開したり、原発を外国へ売ろうとしたり、大企業だけを儲けさせ、庶民は苦しめられるだけの政治、をやろうとしている候補者は落ちてもらわないと、とつくづく思う。

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