平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い539 武田信玄が言う「戦いに勝つとは、5分が上」の含蓄

2016-09-07 11:00:40 | 日記
   平和への希い539 戦後71年  
武田信玄が言う「戦いに勝つとは、5分が上」の含蓄 2016.9.7.

昨日(9月6日)の日経「春秋」で、外交交渉結果評価につて触れていました。
《国民としては、完勝を期待したいところですが、交渉ごとには「100対0」で終わることは
まずない。
武田信玄は、「戦いに勝つとは、5分をもって上とし、七分を中とし、十分をもって下とす」と
語ったとのこと。
日露戦争で「勝った勝った」と浮かれていた国民は、伊藤博文の「日露協約」締結を、「驚露病」
だとバカにしたが、日本の伸長を警戒して抑え込みにかかろうとしている米国を洞察、信玄の言う
『五分』を落としどころにしたのでしょうか

「窮鼠猫を噛む」という諺もある。長くつきあう相手にむやみに喧嘩を売ってよいことはない。
ロシア革命で日露連携は無くなってしまい、日本が大陸進出で米英と対立、太平洋戦争の敗戦、
ソ連に北方4島を占領され、現在、日本にとってロシアとの「最大の交渉ごと」になっている。
安倍首相が進めるロシアとの新外交交渉の行方は、尖閣で揉めている中国を牽制するためには
ロシアと協調したいが、下手すると日米同盟が揺らぎかねない、なんとも複雑な連立方程式を
解くに似たり》
、と結んでいる。

テロとの戦いは、武力で「100対0」を狙っているようですが、信玄が言っている「5分」
どころに落ち着かせることができないものか。武力ではなく「話し合いの土俵で」

ウォーキング中に出会った花。

9月7日「今日は何の日カレンダー」より
◆白露(二十四節気の一つ。大気が冷えて露ができ始める)
▲キュリー夫人、ラジウム単離に成功(1910)▲ドイツ連邦共和国発足(1949)
▲長沼ナイキ基地訴訟で札幌地裁、自衛隊を違憲とする判決(1973)

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