平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1659 貧困の緩和へ貢献

2019-10-18 10:11:59 | 日記

今年のノーベル経済学賞は、貧困の具体的な解決手段を、実験によって効果を確かめ、提唱した、3人の
米大学教授に決まった。
受賞理由は、「世界的な貧困の緩和への貢献」???
3氏は、発展途上国への支援は財源が限られるので、有効な支援手法を実験で見つけ出そうとした。
貧困に直面する生徒たちに、「教科書」か「無料の食事」のどちらを与える方が、学習への効果が大きいか
を条件を揃えて実験、結果、弱い立場の生徒に支援を絞ると、効果が表れた、という。

一橋大の黒崎卓教授によると、
「発展途上国の現場で社会実験を繰り返し、貧困を解消するための最適な政策を導入する基礎を築いた」
とコメントされています。
実験結果と、「貧困を解消するための最適な政策を導入する基礎を築いた」とのつながりは、どうなのか?
と、モヤモヤしていましたが、
「医学で薬の効果を試す厳密な実験手法を、貧困問題に導入した功績」が大きいと言う黒崎教授のコメントで、
貧困生徒への学習効果を上げる支援方法を、地道な実験を積みあげて、見つけ出した、という、「実験手法」
が、貧困の具体的な解決手段の一つになる、ということで、ノーベル経済学賞受賞だった、と理解した。

インドでは、受賞者の皆さんが築いた教育プログラムで、500万人以上が恩恵を受けているとのこと。
貧困が世界から消えれば、戦争は無くなる。
世界の全ての国が、軍備を止め、その費用を「貧困対策」に回したら、貧困解消にどのくらい効果が上がる
のか、経済学者の皆さま、是非ご検討ください。

ウォーキング中に出会った花。

10月18日、「今日は何の日カレンダー」より
統計の日(1973)、冷凍食品の日(日本冷凍食品協会1986)、フラフープ記念日、頭髪の日(毎月)
▲初の全国的政党・自由党結成(1881)▲大隈重信、条約改正実現ならず(1889)▲発明王エジソン没84歳(1931)
▲東条英機内閣成立(1941)▲フラフープ発売、大ブームに(1958)▲旧ソ連、金星4号の軟着陸に成功(1967)
▲ミニの女王、ツィッギー来日(1967)▲アメリカの木星探査機「ガリレオ」発射成功(1989) ▲パキスタン
元首相遊説中に自爆テロによる暗殺未遂(2007)