チャレンジ

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過去や、今にとらわれない

2006-03-28 23:12:50 | 覚えておきたい考え
 私が朝起きてまず最初にすることは、外を見ることです。

 ブラインドを開けた瞬間に入ってくる光を感じた後に、次にすることは地面を見ることです。

 地面の色を見て、瞬間的に夜中の天気がどのようであったのかを想像します。地面に水が跳ね返っているのなら、その水たまりや地面の状態で、どれくらい雨が降っていたのかを想像します。地面が湿ったようになっていれば雨がやんだあと、湿った後がなければ雨は降っていないということを瞬間的に感じます。

 そして最後に、空を見上げて空の明るさや雲の様子を確認します。

 これらの行動は、過去から現在を知り、そして最後に今日一日どんな天気になるのかを想像するためです。

 「地面を見て過去を知り、空を見上げて今を知り、そしてそれらから将来を想像する」といった感じです。

 でもこの想像は、「今が晴れていたら、その日は良い天気。」「地面が濡れているにも関わらず晴れていたら、天気は回復傾向にあるため、その日は良い天気の確率がすごく高い」「地面は濡れていなくても空に雲が多ければ、天気はくだり坂でその日は雨になる」といったレベルのもので、あまり当たりません。

 過去がわかり、現在がわかり、過去から現在のつながりがわかっても、現在から将来は正確には予想がつきません。

 これは天気の話だけでなく、いろんなことがそうだと思います。自分自身の仕事の成果や評価、運などもそうですし、企業ならば将来の売上や利益もそうでしょう。
過去からの蓄積や、さまざまな予想データがあれば、将来予想が少しは正確になるかもしれません。兆候といったものもあると思います。地震や、火山の噴火やその他天変地異の前にはなんらかの兆候が必ずあるといいます。でも、それでも全ての環境変化を予想することはできず、少しだけ制度の高い予想となるに過ぎません。

 結局は過去ではなく、これから起きることで将来が決まるというほうが、いいかげんないいかたかも知れませんが、限りなく正解に近い気がします。

 人もおなじようなものだと思います。

 私は「過去にとらわれ、過去から現在の歴史にとらわれ、現在にとらわれていると、将来おきることは運命になる」という気がしています。

 過去や現在にとらわれず、将来自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを考えて、その姿を信じることで、運命は開けていくように思います。

 正確に言うと、今の私は、そのように思いたいだけなのかも知れません。でも、近い将来、そのように思えるようになる気がしています。

 なんとなくそんな気がしているだけですが。

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