1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

選挙バカの詩×19『選挙バカの詩』

2013-01-24 23:08:20 | 雑談の記録
『卒業25周年同窓会』
〈中略〉
さて、同窓会とは同じ学校を卒業した者同士の集まりのことをいうのですが、中学校卒業の場合は、その言葉通り、同じ窓の風景を見ていた者たちの集まりという解釈のほうが私にはシックリくるように思うのです。私達は、本当に同じ風景の中で生活をしていました。同じ地域に住み、同じ言葉を使い、同じ空気を吸い、同じ学校に通っていました。

ただ、当時、多感だった十代の私達が、心の窓で見ていた風景は、それぞれ違っていたはずです。澄み切った青空を羽ばたく鳥のような気分の日もあれば、悪臭を放ちながらドブに沈む死んだ子猫のような日々だってあったに違いありません。
そして、いつの間にか四半世紀という月日が流れ、私達は40歳という年齢になりました。卒業後、私達はそれぞれが違った風景の中で生きてきました。ここに出席頂いた皆さんの多くは、各分野の第一線でご活躍のことと思いますが、ここに至るまでのご苦労も相当大変であったこととお察しいたします。折りしも、この不況、出席したくても出席できない状況にある同級生もいらっしゃったはずです。
今、心の窓に映るのは、苦しみ、悲しみ、喜びなど、様々な場面での心情模様ですが、25年という時間を経て思うのは、私の窓に映るものと皆さんの窓に映るものは同じものではないかということです。中学時代、私達は違った心情で生活を送っていました。そして卒業後は、違った学校、違った社会、違yった価値観の中で生活をしてきました。ですが、皆さんも既にお判りのとおり、私達が再会した瞬間に心が通じ合うような気持ちになるのは、私達が「同じ風景」と言う名の「絆」によって結ばれているからだと思うのです。

日本の平均寿命から考えますと、40歳という年齢は、人生の折り返し地点と言えるかもしれません。本日は、その折り返し地点にささやかな休憩所を設けさせて頂きました。行き足らないところもあると思いますが、実行委員の苦労に免じてご容赦頂きたく思います。
最後になりますが、本日の同窓会を機会に私達の「絆」の発展を願うとともに、皆様と先生方のご多幸とご健勝を祈念いたしまして挨拶とさせていただきます。どうぞ、心行くまでお楽しみ下さい。どうもありがとうございました。


『夢ふうせん』

あなたは大きく羽ばたくことでしょう
旅立つその日まで、わたしはあなたのそばにいるから

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの春の日
あなたは 石ころひとつによこび 紋白蝶におどろき 菜の花を食べようとした
おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの夏の日
あなたは アスファルトの熱を忘れ 蝉のヌケガラを集め カブトムシをせがんだ

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの秋の日
あなたは 棒っきれを振り回し 草むらに隠れる 秋虫たちと戯れていた
おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの冬の日
あなたは 初めて見る雪に すべってころんで 泣いてしまった

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
わたしの手を握り 一緒に歩いたあの遠き日
あなたは いつも笑顔で いつもやさしく いつもそばにいてくれた

あなたに見せてあげたい 大きめのランドセル
まわりに支えられここまで歩んできたの
世間の風は冷たいことが多いけど
陽の当たる場所はちゃんとあるの

あなたは大きく羽ばたくことでしょう
旅立つその日まで、わたしはあなたのそばにいるから

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
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