1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

震度3

2010-12-21 12:00:57 | 雑談の記録
愚息が怪我しちゃったのは練習試合前の水曜日だったから12月1日だったと思う。

その翌日の診断では腱板炎。
2週間のノースロー(内、1週間の安静)が言い渡された。
2週間後、痛みが完全にとれたら軽いキャッチボールもOKということだった。


痛みは日に日に治まり、一週間後にはAKB48のダンスも踊れるまで回復したけど、ストレッチでは負傷部位に痛みがあったよう。そして、2週間以上が経過した週末の時点でストレッチでの痛みも消えたそう。
愚息の話によれば、この間、投球動作(腕を振るという動作)は1度もしなかったそうだ。

怪我をしてから2週間以上が過ぎて、一般生活における痛みや支障は無し。
腕回し、ストレッチでも痛みは皆無。

「そろそろ、腕、振ってみるか?」
「ウン」

昨晩、肩のストレッチのあと、腕を振ってみることにした。

「軽くでいいぞ、軽く、軽くな」

左足をあげ、超軽めのユルユルシャドウを1回やった。

「どう?」
「なんともない」
2、3回続けた。肘は十分上にあがっている。
「どぎゃん?」
「なんともない」
しばらく続けた。
「あ、だけど、なんか振るときに肩がポリポリする」
「ポリポリ?」
「うん、(肩の)中がね、聞こえん?」
「聞こえん、聞こえん、痛い?」
「痛くない、ぜんぜん、だけどこんなのは、前は感じたことない」
「う~ん、なんだろう、久しぶりだからかなぁ?」
そんな会話をしながら超ユルユルのシャドウは5分ほど続いた。
「あ~、なんか、肩があったまってきたぁ~」
久しぶりに肩が暖まる感触が嬉しそうだった。

痛みを伴わないそのユルユルのシャドウから、次をどうするか考えた。
スピードを上げるのは早いだろうし、やっぱり軽い負荷がいいのかな~。

野球の道具箱のところに行き、愚息に訊いてみた。
「このスポンジのやつとプラのやつ、どっちがいい?」
愚息は、穴が空いたプラボールを選んだ。

そして、和室に戻った。

「軽くでいいからな、軽く、・・・カーテンの下のほうに、軽くだぞ」
ユルユルシャドウと同じ程度で1球放った。
そして、4投目。
「イタっ」


リビングに場所を移し、ボクはソファに身を沈めた。
愚息はホットカーペットに腰を下ろした。
しばらく沈黙が続いた。

「どのくらい痛かった?」
「・・・最初のときの痛みを震度6とすると、今のは震度3くらい・・・」



ボクのほうが落ち込んでいたのかもしれない。



愚息は自室へ入ると理科の授業で作ったラジコンを持って出てきた。
そして、別の古いラジコンのコントローラをボクの傍らに置いた。

二人で遊んだ。
コメント
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