1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

ホントにあった怖い話し

2008-08-27 19:17:44 | 雑談の記録
テレビはあんまし見ないほうなんだけど、昨日は、子供たちがどうしても見たいと言っていた番組を、つい見てしまった。

番組名は略して「ほん怖」。
番組中のバカキャラ女子の除霊儀式はホントバカバカしかったけど、何話かドラマ仕立てで紹介された「ほんとにあった怖い話」の中に、「これ知ってるぞ」ってのがあった。

まぁ、テレビ番組だから、視聴者がホントに投稿してるかどうかもワカンナイし、怖い話しってどれも似たり寄ったりだから「これ知ってるぞ」ってのがあったってどうってことないんだけど、チョット気になるから記録しておきたい。

番組で紹介されて話しってのはこんなかんじだった。

深夜、若い男女がラーメン店に向けて暗い夜道を車で飛ばして走ってるんだけど、助手席の彼女が、突然、道路に飛び出してきた黄色い帽子の女の子に気が付いて悲鳴を挙げるんだ。彼氏は、彼女の悲鳴に驚いて急ブレーキをかけて車を止めるんだけど、彼氏は女の子には全く気が付いていないんだ。
真夜中に小さい女の子が一人で歩いているはずがく勘違いだろうってことで、彼氏は気にも留めなかったんだけど、そのことをラーメン店で話題にしてたら、その話しを小耳に挟んだ店主が、あそこには押しボタン式の信号があるけど誰も押すはずがないのに赤にかわることがあるって不気味に言うんだ。
気分を害された二人は店を後にするんだけど、乗り込もうとした車のフロントガラスに子供の手形がベッタリついてたりして、もう二人はビビリまくりなんだ。さっきの場所を通らなくちゃ帰れないってのに!。

そういうワケで、若い二人は超用心して帰路につくんだけど、店主が言ったとおり、押しボタン式の信号はやっぱり赤になって、彼等はしかたなく車を止めるんだ。そして、彼女がナニゲに振り向くと、隣に黄色い帽子の女の子がいて・・・・、「きゃー」ってなアンバイ。

それで、彼女は気を失ってしまうんだけど、意識の中では、黄色い帽子の女の子の語りかけを聞くというか見ているんだ。
黄色い帽子の女の子は登校中に轢き逃げにあって命を落としたらしい。女の子は彼女に訴え続ける。私は悪くない、ちゃんと青になってから渡ったのに、だけど、学校に行けないの。女の子は自分のお墓の前に立っているけど、自分が死んだことを認めたくない様子。

彼氏の呼びかけに自分を取り戻した彼女は、女の子の無念を理解するって、そういう話しだった。


話しはかわるけど、ボクには友人がいる。もう何年もあってないけど年賀状のヤリトリは続いている。彼の名前はケンジ(仮称)。ケンジとは中、高一緒だった。ケンジは学校1番のスポーツマンで、中学時代は水泳では県代表になってたし、高校では水球部で活躍していた。大学時代は格闘技をやってて、今も週末のトレーニングは欠かさずやっている。大学卒業後は大手プラントメーカーに就職したけど、忙しくてトレーニングの時間が取れないという理由で5年くらいで辞めちゃって、そのあとは理学療法士を目指すとかいって夜学しながらホントに資格をとって、今は病院勤務。こんな風に紹介すると、スゴイヤツみたいに思うかもしんないけど、性格はハチャメチャ。
高校んとき、自転車を隠すってしょうもないイタズラがはやった時期があったんだけど、ケンジのイタズラは半端じゃなかった。ケンジは自転車を電柱の上に乗せるっていう離れワザを繰り出してたような気がする。
そんなケンジも今は三女の立派な父。結婚して間もない頃だったと思うけど、ケンジとケンジの嫁さんとボクの3人で会話をしていたときに、ひょんなことからケンジが話してくれたんだ。
「実は、オレ、幽霊が見える」
ケンジの性格からして、そんなこと有り得んと思ったけど、しかし・・・、実は学生の頃、ケンジと一緒にいるときに、何度か説明のできない事象に遭遇していたことがあってたりして・・・、
「こんなこと言ったって、誰も信じてくれんと思いよったけん、今まで誰にも話さんかったばってん・・・」

そして、そのときケンジの嫁さんが話してくれたことが、先のテレビ番組の話しとソックリの話しで、ただし、番組の話しと違うところは、女の子に気が付くのは、運転をしていたケンジなんだ。


そういうワケで、昨日は、「これ知ってるぞ」と思いながら見てたんだけど、女の子が自分のお墓の前に立っているシーンに、ボクは驚いてしまった。

お墓に記された苗字が、ケンジの苗字と同じだった。

ヒョエ~ッ!
コメント
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