1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

リョー坊の診断

2007-10-23 19:09:02 | リトルリーガーの記録
こないだの死球は大事に至らなくて良かった。
ホントーにそう思っている。
大事に至ったら本当に「死球」になっちゃうからネ。


話しはかわるけど、人には好みというもんがある。

野球選手の好みも人それぞれだろう。

ボクの好みは足が速い選手だ。

野球ってゲームは、ヒットの数で勝負が決まるってもんじゃないのは誰でも知っていることだ。三振の数でもない。ホームランの数でもない。

勝つには、相手チームより多くホームベースを踏むことだ。それともう一つの秘訣は、相手チームにホームベースを踏ませないことだ。当たり前のことだ。

野球にはいろんな要素があるけど、なんてったって、ボクはスピードを重視している。
つまり、足、重視だってことなのだ。

塁を奪うのも足(手も使うけどね)。
塁を阻止するのも足(捕球に入るまでね)。
動揺を誘うのも足(ちょっと違うか)。
肘痛に効果的なのは足組法(蛇足)。

拮抗したゲームでは0.1秒、いや0.05秒くらいかな、とにかく僅かな時間差がモノを言う。
そして、その僅差が、時に大きな流れとなってゲームを支配したりもする。

4番バッターの長打やエースの力投を否定しているわけじゃぁない。
だけど、ボクが目に留まるのは足なのである。スピードなのである。

リョー坊は走るのが大好きだ。
ボクの見る限り、速いわけでもなく遅いわけでもない。
走ることが好きなようなのである。
なんとかしてあげたいな~と思うのである。

ボクは、走ることに関しては全くの門外漢だ。
だけど、陸上の記録会とかでスプリンターの走りを見ると分かることがある。
速い選手ほど、走りが美しいのである。力強さよりも美しさが目に留まるのである。

美しさと何なのか。無駄が無いってことかもしれない。
じゃぁ、無駄と何なのか。よくワカラナイ。

走塁と陸上の走りは違うってよく言われるけど、ホントにそーなのかなって思う。
走りの基本の上に走塁技術ってのがあるように思う。どうなんだろう。・・・ま、いいや。

早速だけど、本題に入りたい。

月曜の夜はS小グランドでキッズソフト(相変わらすキッズはリョー坊だけで、来春以降は閉鎖の予定)という名目で自主練を手伝ってるわけだけど、最近は練習の最後にべーランをするようになった。
キッズソフトの前の時間はS小の野球部が練習をしているみたいで、昨日は、練習後にちゃんとグランドが整備されていた。だから、ボクらが練習を始めるとグランドには真新しい足跡がどんどんできた。

べーランをやっているときに、おぉっ!と思った。

ボクは、倉庫の外に置いてある鉄製のトンボを持ってきて、三塁側のファールグランドから内野に向かって真っ直ぐトンボを引いた。30mくらい引いたと思う。振り返ってみて、我ながら真っ直ぐ引けたな、だなんて感心したりした。
ま、そんなことはどうでもいんだけど、既にべーラン5周をやったリョー坊には悪かったし、グランド整備の時間と勘違いさてしまったKジィさんやMオバサンにも悪かったけど・・・・、

「お~い、リョー坊!、そっちからこっちに向かって走ってきてぇ~ん」

リョー坊がボクの横を駆け抜けて行った。

二人で足跡を検分した。

「ガニマタになっとるばい」
トップスピードの状態でもガニマタ気味であることがハッキリ判った。そして左足がよりガニマタであることも判明した。

「ふ~ん」

リョー坊は何度か走った。

トンボを引き直し、ボクも走ってみた。
ボクも左足がよりガニマタになっていた。そしてさらに、つま先重視の走りになっていることが判った。
「これはブレーキがかかる走りなんじゃぁないとぉ」リョー坊はそう診断した。
コメント
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