ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

いきなり!ステーキ!はお肉がっつりの野趣

2017年06月10日 | 絵日記

池袋をうろうろしていると、いきなり!ステーキ!を発見。

話には聞くけどそう言えば入ったことないですねと潜入。




ふむ。噂通りの立ち食いカウンターです。

gいくらのお代で肉を切って焼いてくれるとのこと。

看板のリブステーキ(6.5円/g)は300gからかあ。

ちょっと多いかなと200gから注文できる米国産サーロインステーキ(8円/g)204gをオーダー。


うひょー、でかい。

200gでもかなりの大きさです。そういえばおいら、ステーキって120gとか150gとかのしか食べたことないや。

うん、なるほど、美味しい。

肉の塊焼きましたって、野趣味溢れる美味しさ。

和牛や焼肉とは違う、HEY!ステーキってなあこうだろ!HAHAHA!って米国のガーデンバーベキューで恰幅のいい男たちがガンガン焼いてかぶりつくような歯ごたえ溢れるアメリカンな硬派肉。

ふーむ、ギャートルズのあの肉はこんな感じなんだろうなあなんて原初の本能呼び覚まされる味です。

肉ってなあチマチマ味わうんじゃなくて口いっぱい頬張るものなんだよ!なんてワイルドなメッセージ溢れるお肉タイムでした!


新幹線とタカラCANチューハイとサントリー角ハイボール

2017年06月09日 | 絵日記


出張帰りの新幹線です。
仕事終わりの一杯、何飲もうかなあ。
ビールもいいけど、今日はちょっと爽やか系の気分。
という訳でタカラCANチューハイとサントリー角ハイボールを購入。
うーん、チューハイ美味しい。
シチリア産レモン果汁の濃い酸味にガツンと焼酎の刺激。
昔ながらの変わらぬ辛口。
新幹線と言えばタカラCANチューハイってくらいの不動の定番です。
うーん、角ハイボール美味しい。
昭和12年に「サントリーウヰスキー12年」として産声を上げ大ヒット、ウイスキー開発への巨額投資で倒産寸前だった寿屋を救った角瓶。
大日本帝国陸海軍にも最高級ウイスキーとして大量に調達され、将兵たちをその美味と香りで癒し休息を彩りました。
時代が流れ飲み方が変わっても、変わらず疲れた体と心を癒してくれる、お酒っていいですねなんて新幹線酒場タイムでした!


中華丼は幻の伝説

2017年06月08日 | 絵日記

美味しいですね。八宝菜。

幾種もの野菜、肉、卵、それぞれの旨味に餡がからんで絶妙な美味しさ。八つの宝の菜とはよく言ったものだなあ。

お米との相性も抜群でごはんがもりもり進みます。

ところで昔雑学本で、伝説の投手沢村栄治が中華料理店で八宝菜をご飯にかけて出してくれと頼んだのが中華丼の発祥であると読んだことがあります。

ずっとそれを信じていたのですが、今回あらためて調べてみるとどこにもそんなエピソードが残っていません。

うーん、何かの勘違いだったのか・・・。

これまで中華丼を食べるたびに、戦場に散った悲劇の大投手に思いを馳せていたのですが何やら空振り気分です・・・。

記憶って儚いものですねなんて幻伝説タイムでした!


海鮮かき揚げしらす丼は鉄板の美味

2017年06月07日 | 絵日記

食堂で「海鮮かき揚げ釜揚げしらす丼」なるメニューを発見。

一体どんな料理なのかしらと注文。

ふむう、二つに切った海鮮かき揚げに、茄子天と釜揚げしらすがのっています。 なるほど、名前そのまんまの丼ですね。

うん、美味しい!

貝柱エビなどの海鮮がふんだんに入ったかき揚げにはほんのり出汁がかかっており絶妙な美味しさ。

また茄子天も安定の美味。ちなみにおいらはエビ天よりも茄子天やイモ天の方が好きなのです。

そしてお米との相性抜群の釜揚げしらすの美味しさが丼全体をさっぽり爽やかに引き締めます。

三様の美味が絡み合い相乗し、ご飯がもりもり進みます。

あー美味しかった!満足満足。

見た目はちょっとまかないっぽいですが味は鉄板の美味です。

やっぱり丼って美味しいですねなんて海鮮ランチタイムでした!


湊かなえ「望郷」はミステリの醍醐味を存分に味わえる傑作

2017年06月06日 | 絵日記
望郷 (文春文庫)
湊かなえ
文藝春秋

湊かなえ先生の「望郷」を読みました。

面白かったです。見事な力技に感嘆しました。

本作品は瀬戸内海の島に関わる人々が起こした事件を描く6編の短編ミステリです。

失踪した父親を待ちながら暮らす母親と少年。そこへある日親切な漁師が現れ、新鮮な魚をくれるなど色々と気にかけてくれます。 美人な母親の歓心を買う行為に反抗する少年ですが・・・というのが日本推理作家協会賞を受賞した「海の星」。

どの作品も猜疑に満ち閉塞していた世界が、最後に全く違った世界にひっくり返ります。

 最後の最後にああこれミステリだったんだと気づかせる絶妙な構成に、いやもうこりゃ上手いと膝を打ちます。

 視点が一つ加わるだけで見える世界がガラリと変わる、ミステリの醍醐味を存分に味わえる傑作です。


「僕らのごはんは明日で待ってる」は家族のあり方に考えさせられる傑作

2017年06月05日 | 絵日記
僕らのごはんは明日で待ってる (幻冬舎文庫)
瀬尾まいこ
幻冬舎

瀬尾まいこ先生の「僕らのごはんは明日で待ってる」を読みました。

面白かったです。しみじみ泣けました。

兄の病死を境に人とのかかわりを断ち、たそがれた学校生活を送る高校生の主人公。

そんな主人公の閉ざした心の扉をあの手この手でこじ開ける同級生の上村。

中学の時から好きだった、そう告白する上村に惹かれ二人は交際を始めます。

大学社会人と付き合いを深める中、様々な試練が二人を襲いますが・・・というお話。

「私ね、家族を作るのが夢なんだ。」繰り返し語る上村と受け止める主人公。

いつもながら瀬尾まいこ先生の作品は全ページから愛が溢れています。

ほんわりしんみり静かに感動しつつ、家族のあり方についてしみじみ考えさせられる傑作です。


「ヱビス 日本の鉄道ヘッドマークチャーム」は旅心くすぐる逸品

2017年06月04日 | 絵日記


最近コンビニでヱビスビールを買うと、おまけに「鉄道ヘッドマークチャーム」が貰えます。

子供がこれを気に入ってしまい、休みの日にコンビニを見ると「ビール飲んで!飲んで!」とせがまれます。

えへへ、しょうがないなあなんてグビグビやってるうちに、だんだん集まってきました。

特急のヘッドマークってなにやら旅情をかりたてられますねなんてコレクションタイムでした!


吉野家のブラックカレーで知る福神漬の重要さ

2017年06月03日 | 絵日記

ぶらぶら歩いていると吉野家に新メニューの貼り紙。

ブラックカレーとな。
グルメ漫画の嚆矢、包丁人味平でカレー将軍・鼻田香作の作った最狂メニューがブラックカレーでしたがこれはどうかしらと入店。

ブラックカレー到着。なるほど黒い。

うん、美味しい。15種類のスパイスを駆使したというカレーソースは刺激十分な美味です。
しかし食べ進めるとうーん、具も薬味もないので何やら味が単調になります。ここでCoCo壱番屋なら福神漬けで味変リセットなのですが、うーん。
思えば包丁人味平で鼻田香作を破ったのも、味平カレーに添えた冷たい水と福神漬けでした。
牛丼には紅生姜、カレーには福神漬けが大事なんだなあなんてブラックタイムでした!


京都の朝定食は満腹の美味

2017年06月02日 | 絵日記

京都の朝ご飯です。
京都駅のうどん屋さんに朝定食400円の貼り紙。それはお手頃かもと入店。
で、朝定食到着。

どひゃー、特大お揚げのきつねうどんに丼サイズの卵かけご飯。両者フルサイズ…っていうかかなり大盛りです。
朝一からドカンボリューム。ええい!京都人の胃袋は化け物か!なんて心のシャア・アズナブルがつぶやきます。
まあともあれときつねうどんを一口。

うーん、美味しい!
程よいコシのおうどんに昆布の旨味が凝縮したような透き通ったおつゆが絡み至福の美味しさ。やっぱり京都のおうどんは絶品だなあ。
お揚げも上品な美味で絶品。夢中でハフツル食べ進めます。
もちろんTKGも全国共通の美味。
あー、美味しかった!食べ過ぎたー。
お腹がはちきれそうです。
とりあえず特急で食休みだーなんて満腹タイムでした!


京都大鍋食べ処へんこつのサルベージは赤味噌牛モツ煮込みの傑作

2017年06月01日 | 絵日記

京都タワーの裏通りをぶらぶらしていると、気になるお店発見。

大鍋食べ処 へんこつ。

大鍋食べ処というカテゴリーが面白いですねと入店。

店内は普通の居酒屋です。


壁に気になるメニュー発見。
女将さんに聞いてみよう。
「サルベージってなんですか?」
「肉のおまかせですぅ。」
…これは食べてみないと分からないですねと注文。
「お酒の特、1、2、って何ですか?」
「特級酒、一級酒、二級酒ですぅ。」
ふむむ?日本酒級別制度は法制上は1992年に終了しているはずですが、京都ではまだ生きてるのかな。
「やっぱり特級が一番美味しいんですか?」
「ふふふ、そこはお好みですぅ。」
とりあえず真ん中の一級酒を燗でお願いしました。

サルベージ(700円)と一級酒燗(330円)到着。

なるほど、サルベージとは煮込みのことでしたか。
どれどれと一口。

うん、美味しい。牛モツや牛スジ等様々な肉が赤味噌でじっくり煮込まれています。
一箸ごとに味噌ダレの中から違う部位が現れ、それぞれ違う美味にこりゃ旨いと舌鼓。
大鍋の海の底からお宝をごそっと掬って引き上げるからサルベージ。なるほど上手い名前だなあ。
燗酒との相性も良く、くいくいお酒が進みます。
あー美味しかった!満足満足。
東京ではモツ煮込みといえば豚モツに白味噌ですが、牛モツに赤味噌の煮込みもこんなに美味しいものかと目鱗です。
京都大鍋食べ処へんこつのサルベージ、モツ煮込み好きなら是非味わっていただきたい傑作料理です。