ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

中野四季の森公園の黒酢チキン竜田は優雅な美味しさ

2017年04月30日 | 絵日記

中野四季の森公園をぶらぶら散歩。広々した芝生が気持ちいいです。


お?芝生の向かいにおしゃれなパン屋さんを発見。ここで朝ごはん食べちゃおう。

黒酢チキン竜田をチョイス。キャベツとトマトがたっぷりで美味しそうです。


うーん、美味しい!

チキンの旨味あふれる竜田揚げに、たっぷりタルタルソースが絡み爽やかな美味しさ。

シャキシャキキャベツの甘みとジューシートマトの酸味が口の中にあふれ、こりゃ見事と膝を打つ旨みに昇華します。

パンもふっくら小麦の香りが広がる美味で、あふれる具材たちの旨味をしっかりまとめます。

あー、美味しかった!満足満足。

コーヒーをいただきながらのんびり眺める庭園。

芝生を吹き抜ける風と注ぐ太陽の光。これは気持ちいいなあ。

何やら優雅な朝ごはんタイムでした!

 

 


ソースカツ丼は群雄割拠の美味

2017年04月29日 | 絵日記


昼ご飯はソースカツ丼。
カラリと揚がった豚カツに絡むたっぷりウスターソースの旨味、ご飯と一緒にかっこむ美味しさは丼ならではの楽しみです。
このソースカツ丼、発祥を主張する地域が多いことでも有名です。
東京の早稲田説が有力とされてますが、長野県の駒ヶ根市と伊那市が元祖争いをしてる他、群馬県では桐生市と前橋市、岩手県一関市、福島県会津若松市、山梨県甲府市、等等が我が郷土こそソースカツ丼発祥の地と主張しています。
特に甲府市は食堂で「カツ丼」と注文するとデフォルトでソースカツ丼が出てくるというソース愛ぶりです。
郷土愛って料理と絡むとより強力になりますねなんて丼タイムでした!

追記:

ソースカツ丼と言えば福井県民のソウルフードとのご指摘いただきました。福井のソースカツ丼は薄手のカツにウスターソースが染み込んでおり、キャベツは乗ってないそうです。福井ソースカツ丼の名店情報をいただいたのでご紹介です。

敦賀ヨーロッパ軒 本店

https://tabelog.com/fukui/A1803/A180301/18000167/

 


海街diaryは人の絆の残酷さと美しさを描き切った名作

2017年04月28日 | 絵日記
海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)
吉田秋生
小学館

吉田秋生先生の「海街diarly」を読みました。

面白かったです。ほんわか温かくも切なく胸に刺さる作品です。

鎌倉で暮らす三姉妹のもとに、離婚して家を出た父親の訃報が届きます。

葬儀で初めて出会った母親違いの妹。

複雑な環境に置かれた彼女を鎌倉に迎え、四姉妹の新しい生活が始まります。

親子のすれ違い、親族の確執、終末医療への挑戦、相続の理不尽、巻き起こる様々な問題に立ち向かい成長する四人。

周囲の人たちとのかかわりを大切にしながら、四人は静かで幸せな日々を送ります。・・・というお話。

しかしただほのぼのした作品ではありません。

四人の目を通し、様々な人々の心の傷と生き難さが淡々と描かれます。

人が生き暮らすというのは戦いなのだなあとため息。

そんなハードな話もありつつ、恋話や子供たちの成長も丁寧に描かれます。

個人的には当初モブキャラ扱いだった風太君の、もうお前が主人公でいいよクラスの成長ぶりと小さな恋のオタオタぶりにほんわり癒されます。

また随所で鎌倉の名所が美しく紹介され、ガイドブックとして読んでも秀逸。

人の絆の残酷さと素晴らしさを、キラキラと輝くような筆致で描き切った名作です。


コールスローの清涼感は誤訳の美味

2017年04月27日 | 絵日記

美味しいですね。
コールスロー。
細かく刻んだキャベツのシャキシャキした甘味にマヨネーズの酸味とコクが絡み絶妙な美味しさ。
またヒヤリ冷たい清涼感もよりさっぱりした美味を演出します。

コールスローの語源はオランダ語の"koolsalade"(キャベツサラダ)ですが、19世紀のアメリカでは誤って"cold slaw"と英訳されていました。
"slaw"が刻んだキャベツの意味なので、これはこれで意味としては通っています。
で、冷たいのを"cold slaw"、温かいのを“hot slaw”と呼び区別していました。
しかしその後「コールスローの“コール”って、もともと“cold”じゃなくて“cole”(キャベツ)の意味らしいぜ」ということに気づき、「coleslaw」の綴りに改められ現在に至ります。
今でもコールスローが冷やして提供されることに、誤訳「cold slaw」の名残があるとしたら、言葉って面白いなあと思います。


山形名物辛味噌ラーメンは爽快な美味しさ

2017年04月26日 | 絵日記

食堂で山形名物辛味噌ラーメンなるメニューを発見し、そんなラーメンがあるんだと注文。

うーん、美味しい!
コシの強い縮れ麺にスープの旨味と辛味噌の刺激が絡み絶妙な美味しさ。
口あたり甘くジワジワ辛さがきてそれが旨味に変わっていくというゴキゲンな美味です。
吹き出す汗が、体内の悪いものを外に押し出してくれる感じがして何やら爽快な感じ。
あー美味しかった。満足満足。
全国には色々なご当地ラーメンがあって楽しいですねなんてちょっと旅気分タイムでした!


焼肉は戦後日本のエネルギーの美味

2017年04月24日 | 絵日記


美味しいですね。焼肉。
網の上でジュウジュウ焼けるお肉を見ていると、何とも幸せな気分になります。

昔韓国へ旅行に行ったとき、本場の焼肉を食べようと注文したらすき焼きのようなメニューが出てきて目が点になりました。聞くとこれが本来の韓国焼肉で、日本式の焼肉は限られた店舗でしか扱ってないとのこと。なるほどー、普段食べているあの焼肉は日本の料理だったのねと目鱗でした。

さて、日本式焼肉のルーツは終戦直後の闇市です。極度の食料難で、やむなく屠畜場で貰った内臓を焼いて食べていた人たちがいました。その様子を見た目端の利く人物が、これまで捨てていた内臓を焼いて売ればいい商売になるのではと闇市にホルモン焼店を開業しました。ちなみにホルモンは関西弁で「放るもん」つまり捨てるものとの説があります。このホルモン焼はかなりの人気メニューとなり、闇市だけでなく、既存の朝鮮料理店でもメニューとして取り入れられて行きます。朝鮮料理店では内臓だけでなく精肉も焼きメニューの対象とし、現在の日本式焼肉の原形が整っていきます。
「焼肉店」という名称は朝鮮戦争がきっかけで生まれました。北朝鮮と韓国の分断により、日本の朝鮮料理店は選択を迫られます。
韓国支持派の店主は韓国料理店に看板替えをし、北朝鮮支持派の店主は朝鮮料理店の看板を維持することになります。
で、困ったのは特にどちら支持でもない店主たちです。何とか波風の立たないいい名称はないものか。
そこで考えられたのが「焼肉店」。こりゃ絶妙な名前と「焼肉店」を掲げるお店が激増、料理も日本式焼肉をメインに提供するようになってていきます。
そして1976年、六本木にJOJOEN(後の叙々苑)がオープン。女性客を意識した内装とサービス、高級感溢れる盛り付け、無煙ロースターの導入、タン塩など新メニューの開発など革新的な施策を次々に推し進め、日本式焼肉を高級焼肉という分野で完成形に昇華させました。
捨てる内臓を焼いて出した闇市料理が、料理人たちの工夫と努力で日本を代表する外食産業にまで発展を遂げた。
焼肉を食べると戦後日本のエネルギーを感じてなにやら元気が出ます。


グリーンサラダは官民一体の執念と努力の美味

2017年04月23日 | 絵日記


美味しいですね。グリーンサラダ。

シャキシャキ生野菜にスパイシードレッシング、初めて食べたときにこんなに美味しいものがこの世にあったのかと感嘆した料理の一つです。

西洋では古代ローマ時代から食べられていたサラダですが、日本で一般的に生野菜が食べられるようになったのは1970年代になってからです。

下肥が主流だった日本では戦後も寄生虫が蔓延しており、生で野菜を食べるなんてとんでもない行為とされてました。
この状況に立ち上がったのがGHQ。化学肥料と堆肥の使用を推進し、寄生虫連鎖の断ち切りを図ります。

厚生省も農家への洗浄野菜の指導、また全学童へのぎょう虫検査・虫下し薬の配布を推し進め、寄生虫撲滅へ執念の施策を進めます。

そして1970年代には、キャベツ・レタス等のサラダ野菜が生食しても問題ないレベルの衛生度で出荷されるようになります。

キユーピーなどの民間企業も日本人の味覚に合うドレッシングを開発し、テレビCM等で生野菜ってオサレだよねの積極的なプロモーションを進めます。

これにより生野菜を活かしたグリーンサラダが、普通に日本の食卓に乗るようになっていきます。

おいらも子供のころ、初めてドレッシングをかけたサラダを食べた時の衝撃は今でも忘れられません。それまで刻んだキャベツにコーミソースをかけて食べるのが生野菜の全てだったおいらに、西洋ってすげえと驚愕させたのがキユーピーセパレートドレッシングの新しい美味でした。

官民一体となって日本の当たり前にした安心の美味、グリーンサラダを食べると先人達の執念と努力に頭が下がります。


葉桜と咲く桜

2017年04月22日 | 絵日記
桜も散って葉桜の季節だなあとエホエホ走っていると、満開の桜の木を発見。

ソメイヨシノより赤みが強く、葉と一緒に咲き華やかな色彩です。

何て名前の桜かしら。ふふ…。君の名は。…か。
季節が移ろい色々な花が楽しめる、四季っていいですねなんて桜タイムでした!

品川Boichiのダブルステーキ丼は幸せの美味しさ

2017年04月21日 | 絵日記

品川でランチタイムです。
ステーキ丼食べちゃおうと
NIKU kitchen Boichi
へ入店。
メニューを見ると、ステーキ丼1080円の下にダブルステーキ丼1350円の記載発見。280円でステーキが一枚増えるならお得ですねと注文。

ダブルステーキ丼到着。
うひょー、ステーキが二枚重なっています。これは豪華だなあ。

うーん、これは美味しい!美味しすぎます。
程よくレアーで焼かれたステーキにニンニク風味の和風ソースが絡み極上の美味しさ。肉質の良さももちろん、焼き加減がとにかく絶妙で、牛肉とはこんなに美味であったかと舌がとろけほっぺたが落ちそうです。
ダブルなので食べても食べてもまだまだ肉が出てきます。うーん、幸せ。
幸せとは何かなんて悩んでいる方がいたら、これ食べてごらんとこのダブルステーキ丼を差し出してあげたいくらいの至福の美味しさです。
NIKU kitchen Boichiのダブルステーキ丼、品川でランチの際は是非食べていただきたい絶品メニューです。