ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

投資の必要性

2008年04月28日 | 絵日記
という訳で、老後のために投資生活を始めたおいらでしたが、連日の株価の乱高下に、うーむ投資って、勉強するのと実践するのは肌感覚的なところから全然ちがうなあ・・・なんて日々人生勉強状態です。修行中の身で投資についてあれこれ分かったようなこと書くのもどうなのって感じもするし、投資編は前回(ってえらい前ですが・・・)まででいったん未完終了です。
*「株式とは何か」編については当面軸がぶれることが少なさそうなので、残しておきます。

年末年始に、周囲の不評にも逆らいつつ敢えて投資編を書いたのは、強烈な危機意識からです。
現在の20~30歳台の会社員が受け取れる厚生年金額は、大手上場企業でも概ね月17万円程度です。

月17万なら一見まあまあのような気もしますが、物価って概ね30年で倍になるので、現在の感覚で言えば8~9万程度の支給額になります。

さらにその頃には、消費税は楽観的に見ても恐らく25%以上になっているでしょうし、後期高齢者の医療費負担額もどんなに優遇措置が施されても最低2割以上になっているはずです。

つまり40年間きちんと保険料を納めたとしても、年金では医療費とせいぜい消費税分ぐらいを賄うのが精一杯で、老後の生活費分は自分で作っておくしかないとことです。

その生活費ですが、ちょっと前、夫婦二人で老後にちょっとゆとりのある生活を送るのに必要なお金は1億円なんてぇ保険会社の調査結果がちょっと話題になりました。

この額でも十分ショッキングですが、問題なのはこれが現在の物価水準での話だということです。30年で物価は概ね倍になりますので、おいらの退職時には(以下つらすぎて略)

サラリーマンがそれだけのお金を貯蓄で貯めることは不可能なので、リスクを負いながら物価上昇率に負けない資産運用をしていくスキルが必要となります。

短期的に利益をだす運用手法は世の中にまだ確立されていませんが、複利効果を活用した数十年スパンの長期運用については、それなりにリスクに見合った投資手法があるようです。

おいらは基本的に投資より貯蓄の方が好きできればそうしたいのですが、貯蓄だけではなにやら食べたいものが食べられず受けたい医療が受けられない老後になってしまうっぽいし、ちょっと考えなきゃなあなんて。
当面あれこれえいこら実践しながら、ちくちく勉強していきたいなあなんて思っています。