ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

「昔ながらの昭和のラーメン」は優しい美味

2017年06月20日 | 絵日記
食堂で昔ながらの昭和のラーメンなるメニューを発見。どれどれと注文。

うひょー。ナルトです。ナルトが入ったラーメンなんて確かに何十年ぶりかも。
ちゅるると一口。
うーん、美味しい。
シンプルな鶏ガラの優しい味。コシが強すぎない細麺がツルツル喉に吸い込まれます。
あー美味しかった!満足満足。
やっぱりラーメンっていいものですねなんてノスタルタイムでした!

チューリップは懐かしの美味

2017年06月19日 | 絵日記
ふらり入った居酒屋で、懐かしい食べ物を発見。

チューリップ!
そういえば昔、鳥の唐揚げと言えばチューリップが一大勢力だった気がするけど、いつ頃から見なくなったんだっけ?
骨を持ってかぶりついて、うーん、やっぱり美味しい!
思わぬ再開と変わらぬ美味に、狂喜乱舞のチューリップタイムでした!

タワーマンションはラピュタの言葉

2017年06月18日 | 絵日記


タワーマンションの高層階にお伺いしました。
外廊下から中庭方向を見て「ヒィッ!」。

なにやら吸い込まれそうな光景です。
『土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。』
「天上の城ラピュタ」で繰り返し聞いたシータの言葉が心をよぎったタワータイムでした!


野菜もりもりタンメンは力強い美味しさ

2017年06月17日 | 絵日記
食堂で野菜もりもりタンメンなるメニューを発見。最近野菜不足だしと注文。

うん、美味しい。
盛りだくさんの野菜炒めと旨味の強い鶏ガラスープ、細麺が絡み力強い美味しさです。やっぱり野菜たっぷりだと滋養感あっていいですね。
ちなみに塩ラーメンとタンメンは製法が違うのだとか。奥が深いなあ。
野菜の力を存分に味わったタンメンタイムでした!

「であいもん」は和菓子が食べたくなる良作

2017年06月16日 | 絵日記
であいもん(1) (角川コミックス・エース)
浅野りん
KADOKAWA / 角川書店

浅野りん先生の「であいもん」を読みました。

面白かったです。ほっこりしました。

東京でミュージシャンを目指すも挫折し、数年ぶりに和菓子屋を営む京都の実家に帰る主人公。

そこでは見知らぬ小学生の女の子が跡取りとして働いていて…というお話。

実の父親に捨てられ傷つき閉ざされた女の子の心。主人公は父親代わりになれないかあれこれ模索しますが…。

随所で出てくる甘味が美味しそうで、なにやら和菓子が食べたくなる良作です。


テミスの剣は正義の難しさを描いた問題作

2017年06月15日 | 絵日記
テミスの剣 (文春文庫)
中山七里
文藝春秋

中山七里先生の「テミスの剣」を読みました。
面白かったです。考えさせられました。
本作品はいわゆる冤罪ものです。
冤罪がいかにして作られてゆくか、そしてそれが何をもたらすかを臨場感をもって描かれます。
一件の冤罪事件により、いくつもの人生が狂わされ破滅していきます。
そして取返しが付かなくなった後、冤罪の証拠をつかんでしまった刑事。
真実の告発の厳しさと代償の大きさが嵐のように描かれ、悲劇的なラストに帰結します。
誰も救えないことが分かっていても人は信念を貫くべきか、正義の難しさを描いた問題作です。


回鍋肉は美味しいウソ

2017年06月14日 | 絵日記

腹ペコを抱えながら六本木をうろうろしていると、お手頃そうな中華屋さんがあったので入店。
天香園。
ランチメニューに回鍋肉定食(720円)発見し、これだーと注文。
回鍋肉定食到着。

すごいボリュームです。
杏仁豆腐がついてるのが嬉しい。



うーん、回鍋肉美味しい!
キャベツの甘味に白ネギの食感、豚肉の旨味に甘辛い味噌が絡み絶妙な美味しさ。
ご飯がもりもり進みます
白いご飯に最も合う中華料理を選べと言われたら、回鍋肉は間違いなく最有力候補の一つだなあ。

現在日本で食べられてる回鍋肉の起源ははっきりしており、六本木四川飯店の陳建民料理長が作ったのが最初です。
本場四川では皮付きの塊肉だった豚肉を薄切りのバラ肉に、蒜苗をキャベツに変え、また豆板醤ベースで辛かった味付けを甜麺醤で甘味を含んだ日本人向けの味に作り替えました。
機密性が強かった当時の中華料理界としては珍しく、陳建民氏はレシピを公開します。
また刻んだ白ネギとひき肉の入った和風麻婆豆腐、ケチャップで味付けした甘辛エビチリ、スープに入ったラーメン風担々麺など四川料理を次々日本人向けにアレンジし、料理番組に出演したり料理学校を立ち上げるなど中国料理の普及に尽力しました。
「私の中華料理少しウソある。でもそれいいウソ。美味しいウソ」そう語ったという陳建民氏。
日本のどこでも日本人の味覚に合った美味しい中華料理を食べられる幸せ。ありがたいですねなんて回鍋肉タイムでした!


八王子名物刻み玉ねぎラーメンは逆境の美味

2017年06月13日 | 絵日記
食堂で八王子名物刻み玉ねぎラーメンなるメニューを発見。
ご当地ラーメンに弱いおいらはワクワクしながら注文。

うん、美味しい。旨味の強い醤油ベースのスープがコシの強い細麺に絡み力強い美味しさ。表面に浮いた油と刻み玉ねぎがアクセントとなりツルツル麺が進みます。
この油は玉ねぎの辛みを中和するために入っているとのこと。なるほど玉ねぎの甘味とシャキシャキ食感が強調されスープの旨味を引き立てます。
あー美味しかった!満足満足。
昭和34年に八王子の区画整理で駅前から立ち退きにあった食堂店主が、駅から離れた店でもお客が呼べるよう試行錯誤して開発したのが玉ねぎと油の入った醤油ラーメン。その味が評判となり、今では八王子ラーメンとして様々な店舗が切磋琢磨してその味を競いラーメン激戦区を形成してるそうです。
駅前の一等地から追われるという逆境を受けても消沈せず、創意工夫で八王子の新しい食文化を作り出してしまった。
一杯のラーメンに歴史ありですねなんて玉ねぎタイムでした!

大塚康生「作画汗まみれ」は戦後アニメ史を体感できる名著

2017年06月12日 | 絵日記
作画汗まみれ (文春ジブリ文庫)
大塚康生
文藝春秋

大塚康生先生の「作画汗まみれ」を読みました。

面白かったです。勉強になりました。

本作品は、大塚先生が厚生省麻薬取締官を辞めて東映動画の一期生として入社し、その後数々の作品を作っていった体験を描いた自伝です。

自伝と言っても戦後の名作と言われるアニメ作品の多くにかかわっているので、そのまま日本のアニメーション史として楽しめます。

「白蛇伝」「シンドバッドの冒険」「太陽の王子ホルスの冒険」「長靴をはいた猫」「ムーミン」「ルパン三世」「パンダコパンダ」「ガンバの冒険」「元祖天才バカボン」「侍ジャイアンツ」「俺は鉄兵」「未来少年コナン」「じゃりん子チエ」「カリオストロの城」・・・

卓越した作画能力と抜群のセンスで関わる作品を次々と名作に仕上げ、「大塚アクション」とも称されるダイナミック&コミカルなアニメ手法を日本アニメーションの基礎技術として浸透させていく様子が活き活きと描かれます。

また宮崎駿監督はじめ、今や日本アニメ界の重鎮となったお弟子さんたちの若手時代の様子も多く描かれ楽しく読めます。

戦後の日本アニメ史を臨場感もって体感できる名著です。


青椒肉絲は四天王の貫禄

2017年06月11日 | 絵日記


美味しいですね。青椒肉絲(チンジャオロースー)。

しゃきしゃきタケノコとピーマン、細切り豚肉にオイスターソースの旨味が絡み絶妙な美味しさ。ごはんがもりもり進みます。

ごはんにかけて美味しい中華料理の四天王と言えば、回鍋肉、麻婆豆腐、八宝菜とこの青椒肉絲だと思います。

ごはんのおかずならこれにレバニラと酢豚、エビチリが入って中華副菜七福神といったところですね。

中華と言えば餃子、焼売、春巻、中華まんも捨てがたいけど、どちらかといえばこれは点心四天王かなあ。

なーんて、とりあえず今日の昼ごはんは中華料理にしようと思った腹減りタイムでした!