ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

和民 戦術会議

2005年05月29日 | 絵日記
という訳で、和民で試合後の反省会です。
ボードを取り囲みながら、今日の失点と今後の戦術についてあれこれとディスカッションを繰り広げます。最初は冷静に議論を重ねていたメンバー達も、酔いが回るにつれがっこんリミッターが外れ、みんな人の意見なんて聞きゃしねえで持論を声高に主張しまくり独自の戦術論を展開しまくり。一本気に全身全霊でサッカーやってる漢達だから、その一家言にはそれぞれ譲れる要素がなく、なにくれ百花繚乱、合従連衡、終電まで戦い続けても結局結論が出ないといういつもながらの予定調和的な結果に。
そこまで長時間べろんべろんになるまで酔っ払っても、一人1500円の信じられない良心価格。うーん和民ラブ。戦術論は十人十色でも、和民のコストパフォーマンスについては全会一致な日曜の深夜会議でした!

銀座 久兵衛

2005年05月27日 | たべもの。
どーんと奢っちゃうわよーという太っ腹なさっちゃんに連れられて、銀座の久兵衛にいってきました。久兵衛は、「日本最高の名店」というテーマで論じられる場にはどこであれ必ず登場するほどの、江戸前寿司の世界最高峰聖地です。
で、緊張しながら入店するとこちらへとまずは待合室に通されます。そこには北大路魯山人の作品が所狭しと並べられており、ちょっとした美術展のよう。おいらの目には高島屋とかに並んでいる食器と見分けがつきませんが、きっと見る人が見ると凄いんだろうなあ。
カウンターに着席すると、板さんが「今日入った魚で何かおつまみでも作りましょうか」なんて気さくにささやいてくれますが、寿司以外には興味がないおいらはおまかせ握りを注文。日本刀のように美しく輝く包丁。それぞれが別の生き物のようにしなやかに動く職人さんの五指。ぼーっと眺めながら、寿司ってのは一種芸術なんだなあなんて。
味はといえばもう、さすが以上の圧倒的な美味しさです。最高峰の寿司ってのはこんなに旨いものかと驚愕至極。おいらはいつも、コストパフォーマンスというフィルターを通してモノを見たり味わったりしていますが、本物ってのはそういった諸々を超越するんだなあなんて。
緩やかに繰り出される逸品をじっくり味わう夢のような時間。まさに寿司の聖地です。
お値段は一人当たり13,000円と決して安くはありませんが、銀座のこのクラスの寿司屋としては良心的な価格帯。
さっちゃんに大感謝しつつ、コツコツ貯めてまた来ようなんて決意を固にした、巡礼者な夜でした。

すえのぶけいこ ライフ

2005年05月25日 | どくしょ。
すえのぶけいこ先生の「ライフ」を読みました。
いやー、なんていうかもう、女の子の世界ってのも大変だなあなんて思いました。。
いじめというよりは、少年法がなければ懲役で2年は固そうな凄惨な犯罪シーンの連続。でありながら首謀者は無傷。漫画として過剰にデフォルメされているにしろ、この作品が一部の読者から「リアル」という評価を得ているってことは、もしかすると女の子のコミュニティって大なり小なりこういう要素があるのかなあ・・なんて。桐野夏生先生の「グロテスク」よりは漫画感があって救われますが、それでも胸のなかををひんやりぶるぶる感が覆います。
ともあれ、女の子にとって「自分の居場所」的なテーマってのはやっぱり不動のツボなのかなあなんてダウナーな漫画タイムでした・・・。

奥田英朗 最悪

2005年05月23日 | どくしょ。
奥田英朗先生の「最悪」を読みました。
なんていうか、中小企業を経営するってのは本当に大変だなあと思いました。
「邪魔」でもそうですが、奥田先生の「普通の人が、ちょっとしたトラブルをきっかけに悪い方悪い方に間違いを上塗りし、終にはなんでそこまでってぐらいのレベルで壊滅してしまう」描写は、本当に見事です。ページをめくるたびに「もうやーめーてー」と脳髄がぐらぐら揺れ瞼の裏がじわりと赤く染まります。
そんな訳で読感はアレですが、犯罪小説としては秀逸ですので、会社を辞めて独立しようと考えてる方、くらーい話が好きな方、いわゆる転落モノが好きな方には、面白く読める作品だと思います。

大宮アルディージャ

2005年05月21日 | 絵日記
という訳でFCフェニックスの方から大宮アルディージャ戦のチケットをいただけることになり、NTT関東時代からのなんてゃってサポーターなおいらはさっちゃんと連れ立って応援に行きました。
いやー、面白かったです。典型的なカウンターサッカーで、深めのディフェンスラインで相手を陣内に誘い込み、インターセプトから前線へのロングボールと右サイドからの鋭い切り込みが冴え渡ります。アルディージャの試合はJ2時代に何度か見たことがあったんだけど、なにやらすごくレベルが上がってる感じ。やっぱりJ1昇格チームともなると違うんだなあなんて。トニーニョの剛健なディフェンスと荒谷の神がかり的なセービング、トゥットの柔らかいボールキープとシュートが特に鮮烈でため息モノです。やっぱりプロって凄い。チームも1-0で勝ちさっちゃんもご満悦。にわかFANでも、やっぱり応援してるチームが勝つと嬉しいもんですよね。
普段はつい日本代表ばかりに注目が行ってしまいますが、やっぱりJリーグも見ごたえ十分だなあなんて大宮スタジアムでした!

真保裕一 黄金の島

2005年05月19日 | どくしょ。
真保裕一先生の黄金の島を読みました。
なんていうか、自分の居場所ってのを納得できないってのは大変なことだなあなんて思いました。
そこそこ十分なシアワセをつかんでいながら、それに気づかず隣の青い芝生を夢見すぎちゃった人々が、命がけすぎる賭けに出て、ある意味結局全滅してしまうという、なんだか「健康のためなら命もいらない」的な、どうにも切ないまでに何かを見失っちゃった物語です。
ともあれ新保節がびんびんに張り巡らされており、ドキハラ度はかなりのもので、ベトナム好きかつはーどぼいるどーな刺激を求めている方にはお薦めかもな作品です。

本八幡駅 回転寿司 ひまわり

2005年05月17日 | たべもの。
という訳で、本八幡での初遠征を終え、ペコペコのお腹を抱え駅に到着。視界の端に刺激的なPOPが飛び込んできました。「本マグロ入荷」。「全皿126円」。回転寿司ひまわり?寿司屋にしちゃあ江戸前っぽくないライトな店名ですが、126円で本マグロと聞いては探らずにおれねえとふらり入店。
で、着席した瞬間に謎は氷解。生本マグロだけは別メニューで、安いながらもそれなりの料金体系になってます。まあ本物が126円じゃどう考えても原価割れだし、そりゃそうだよなあなんて苦笑。
このところおこずかいも乏し厳しいしってんで、126円の標準マグロ皿をチョイス。さてさてと口に運びます。で、驚愕。う・・・うめえ・・・。なんていうか、ずっしりと本格的なマグロの味がします。回転寿司のマグロといえば、うすーくて水っぽくて下手すると半凍りのこともあるぐらいなんちゃっての品質のものが多いのですが、ここのマグロは訳アリの本マグロですって言われてもへーそうなんだなんて思わず納得しちゃうレベルのかなりの美味しさです。うわ・・なんて夢中で立て続けに3皿頬張りました。でまた、マグロ以外のネタも新鮮で美味しく大満足です。
これまで食べた回転寿司の中では、マグロに関しては断トツのトップ、他のネタも十分トップクラスのハイクオリティーです。
こういう出会いがあるから回転寿司はやめられねえなあなんて(中略)。ともあれ、本八幡駅にお寄りの際には是非試していただきたい、お奨めのお店です。
回転寿司 ひまわり


門前仲町 近為

2005年05月15日 | 絵日記
という訳で、上京してきた母と妹から、何か旨いものをとの指令を受け門前仲町の近為に行ってきました。近為は、京のお漬物と粕漬けの焼き魚が美味しいと評判の上方老舗です。昼時になると超混むので開店の11時に待ち合わせて即入店。ちょっと早いけどお腹は空いているかと聞くと、品川から銀座まで歩いてきたのでペコペコとのこと。むう・・・それは一体・・・。
さておき名物の「京のぶぶづけと黄金焼き定食」(1500円)を注文。付け出しに出てくるおかわり自由の京漬物をおいしいねなんてぽりぽりほおばりなつつ、香り高いほうじ茶をいただきながら待ちます。漬物でお腹が八分満ちになったところで、いよいよお盆が到着しました。銀だらの粕漬け、香のもの六品、ニシン昆布、佃煮三品といった一騎当千の惣菜オールスターに、おひつ一杯の銀シャリと急須ごとのお茶がつき、これで思う存分お茶漬けを堪能してくれという豪快な趣向です。でまあ、これがホントどれ一品とっても美味しく、さらにご飯と絡めるともうホクホクの旨さ。よそって乗せて食べちょちょっとお茶をかけて食べを繰り返し、あっという間に満杯のおひつを平らげました。はー、やっぱりなにおきラブごはんウィじゃぽーんです。
このメニューでこれでもかぐらい美味しい京漬物と本場のぶぶづけが満喫できますが、何もそこまでという方には焼き魚定食(900円前後)もメインの魚が大きくお奨め。
なにかれ見物しながらぶらぶら日本橋まで歩きーの、ロブションでケーキ食べーのデパ地下で鳩サブレを買い込みーので、なにやら東京だよおっかさんに楽しい休日の午後でした!
近為

府中 東京競馬場

2005年05月13日 | 絵日記
えーと、府中の東京競馬場に行ってきました。
おいら競馬はやったことないんですが、チームの方々にくっついて人生修行がてら初挑戦です。
まずは駅で競馬新聞を購入。410円かあ。結構高いのね・・・。で、見たんですが何が書いてあるかさっぱり分かりません。◎とか△とかってのがついてる馬がいいってのは分かるんですが、その下に正体不明の文字列がぎっしりと詰まっているのがミステリアスにロゼッタストーンチックです。ガタゴト電車に揺られながらレクチャーを受け、何となく意味を読み取れるようになりました。うーむこの狭いスペースにそれだけの情報が詰め込まれていたとは・・・競馬新聞侮り難しです。
府中本町駅について、いよいよ競馬場に入場する段になり大変なことが。なんと入場券の販売機が野口英世を受け入れてくれません。ずらりと並ぶ券売機が全て新札未対応。しょうがないのでとぼとぼと遥か向こうの有人券売り場へと向かいます。なんだかなあ。
競馬場内は明るく広く綺麗かつなにやらおしゃれな雰囲気で、人生の末場的なうら寂れた世界を想像していたおいらには、新鮮な驚きです。なんだか凄い巨大資本って感じ。この投資の何万分の1でもあの入場券売機に振り向けてクレー。
で、いよいよ馬券を買いに。何やらマークシートにチェックするとそのまま自販機で買えるようになっているみたいです。ふーん。さて、肝心の予測です。紙面の読み取り方をマスターし、データを取得することは出来るようになりましたが、いかんせんそれをどう予測につなげればいいのかノウハウがありません。かといって、◎△を頼りにしようとしても、予想者ごとにばらつきがあり、結局どの組み合わせで買えばいいのかさっぱり分かりません。で、唸りながら舐めるように紙面をにらんでいると、なんだか「本紙のおすすめ」という欄を発見。なにやらこの馬券を買えというのがRごとに幾つか記載してあります。なんだこんな便利なものがあるんじゃんと、そのお告げどおりに100円づつ買うことに決定。
あとはビールを飲み飲み競馬鑑賞です。東京競馬場の生ビールは380円と安めで、また串かつ(230円)ビッグフランク(200円)など美味しくて手ごろなつまみが充実していて、飲兵衛にはたまらない環境が完備されています。
正面にそよぐ芝生、広がる青空、右手にうっすら見える富士山、駆け抜けるサラブレット、左手にビール右手に串かつ、うーん何だかゆるーく爽やかに気持ちいいなあなんて。
で、結局5500円分の馬券を買い9500円戻ってきたので4000円のプラス。やるなあ競馬エイト。
ビールの飲みすぎで収支はトントンといったところですが、一日気持ちよく楽しめて大満足です。たまには競馬場もいいかもな五月晴れの午後でした!

吉崎観音 ケロロ軍曹

2005年05月11日 | 絵日記
吉崎観音先生のケロロ軍曹を読みました。
すっげえ面白かったです。いやー、前々から気にはなっていたんだけど、まさかここまで面白いとは・・・。ツボにハマる小ネタ満載でおいらのハートを嬉しく鷲掴みです。ガンプラ世代としてはページをめくるたびに涙腺がゆるみっ放し。こういう出会いがあるから、なんていうかやっぱり漫画っていいよなあなんて。
ひそかに地球征服を目論んでいる方にはもちろん、ともかく面白い漫画が好きな方に超お奨めの作品です。