いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

リボン・フラワーの彼岸花

2009年09月13日 | 手作り

磯菊は花も捨てがたいのですが、葉が綺麗です
縁どりの白線が何とも言えず好きです

 

 

 

 

今日は、40年程前にリボンで作った彼岸花を

御覧いただきますね

 

今は改良された彼岸花の仲間が多くなり

白い花も出ていますが

以前は見る事がありませんでした

ある年の展示会に使おうと、

気に入った赤ガラスの花器を、購入していましたが

活ける花の選択に迷っていました

と言うのは、リボンフラワーを作るリボンの緑色の中に

この赤に似合う色が無かったからです

ある日床に就こうとしたとき不意に閃いたのは

白の彼岸花を大きく作ったらと言う事でした

寝巻きの侭、すぐに教室においてある

材料のリボンを取り出し、彼岸花の花弁を試作しました

フリルの感じも反りも考え通りに出来て

其の日は、休みました

次の日から蘂の工夫、添える葉の工夫をして

此花が完成しました

 

目出度く展示会に間に合い、買い手も付きました

それから間もなく新聞に白の彼岸花が載ったのです

九州に咲いて居るので、ほりあげて、赤の彼岸花と混ぜて

皇居のお堀の土手に植える予定だとの記事でした

それから今まで、彼岸に皇居に行く事が無いので

白の彼岸花が皇居の土手を飾って居るかどうか

確かめずに過ごしてしまいましたが

今年こそ行って見たいと思っています

 

この作品の考えは(赤い色はガラスの花器に移して)でした

当時は解って貰えませんでしたが

 

今はすっかり忘れられたリボン・フラワーの盛りの頃の話です

 

 

今日はレッスンが有ったので更新が遅れました

それと予定を書いたメモを出すのを忘れたので

リボンフラワの事だけにしましたが

只今貰い風呂から帰宅しましたら

目の前のメモ挿みにある種メモが目に入りましたので 

又忘れない内にとPCに向かった次第です

 

他愛の無い事なのですが

親しいブロガーさんが少し前から

いろはを方眼編みになさっています

それを拝見して居る内に

思い出しました

 

1973年アメリカにフラワーデザイン修行に行った時に

電話で注文を受ける時の名前を確認する手段として、

昔日本の郵便局で電報を打つ時に

局の方が「いろはのい」「ロシアのロ」と言う様に

文章を送っていたのですが

同じ様にアルファベットを確認する方法を習ったのです

当時はコンピュユーターの無いころ

必要だったのですね

壁に貼られたアルファベットを必死で書き写した

ノートは思い出としてとってありました

其れをお見せしようと思います

知っているからと言って役に立ちませんが

 

-ADAM    -BOY   ーCHARLIE

-DOG   -EDWARD  -FRANK

-GEORGE   -HENRY   -IDA

-JOHN   -KING   L-LINCOLN

-MARY   -NO or NELLY     O-OCEAN

P-PAVL    Q-QUAINT      S-SUGAR

T-THOMAS     -UNION    -VICTORY

-WILLIAN   -EXTRA   -YOUNG

-ZEBRA

以上ですがつづりの間違いが有るかも知れません

殆どは人名ですね

何しろ英語も話した事が無いのに

御一緒した方が英語が少し出来るというだけで

出かけたのですから周りは心配だったと思います

でも此の時のアメリカ行きで、人生が変わりました

 

 

 

 

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (miriyun)
2009-09-14 19:02:27
磯菊というのですね。ほんとうに見るほどに白い輪郭が素敵な葉です。
 40年前にもうこのような花をつくったのですか。物を創造する歴史が深いですね~!そして、アメリカ行きのこと、挑戦し続けているお姿に感じ入りました。
返信する
Unknown (谷間のゆり)
2009-09-14 23:10:51
miriyunさんへ
昭和41年にすぐ下の妹が、リボンフラワーを創作しまして、其れを手伝ったのがきっかけで、アメリカへ
FDのレッスンを受けに行きました。女学校の友人からは、英語も出来ないで勇気があるといわれましたが、好奇心に背中を押されて行って好かったと思っています。
返信する
Unknown (なな)
2009-09-15 00:07:44
リボンフラワーの材料は今も我が家の納戸にあります!
彼岸花のような複雑な花をリボンで表現なさっていたなんて!
雄蕊はワイヤーに黄色いテープを巻かれたのでしょうか?
(グリーンのテープしか知りませんでした)

赤が花器に移ってってなんてすてきな発想でしょう!
いち子先生は世間よりちょっと先を歩いてらしたんですね。
返信する
ご無沙汰していました (CROKO)
2009-09-15 10:08:45
まず(笑)
磯菊、なんということでしょう、美しいですね。
縁取りの白がスパーシーですね。

リボンフラワーの彼岸花、絶品ですね。
私も即買いしていたでしょう。
花器の赤も好きです。
赤ガラスの花器から白い彼岸花を産み出す、イマジネーションに感動です。


いろは編みの文字を見てドキッ(笑)
昔、お誕生日には電報をよく送っていました。
電報局の方が、いつも確認していましたね、
あさがおのあ、いろはのい、ぬりえのぬ、
アルファベットなんて聞き違えますから、確かな方法だったんでしょうね。
アメリカの方の発音なら、虎の子があったとしても、私なら聞き違えるでしょうけど。

でも40年前に英語もわからないのにアメリカへいってしまった、男前ないち子先生、すごいです!
返信する
Unknown (谷間のゆり)
2009-09-15 11:11:37
◇ななさんへ
リボンをお持ちだったら作ってみませんか?
雄蕊は、ワイヤーに黄色のフローラテープの巾を3分の一に下のを巻いて、金ラメのリボンを巻きました。
リボンフラワーを知っている方が居てうれしいです。




◇CROKOさんへ
あさがおのあ、なんですね髪型では。
昔の事知っているのをこの頃じまんする事が多くなりました。
英語の会話ブック片手のアメリカのレッスンは、面白かったですよ。
恥ずかしさなど忘れてボデイランゲージを行使してました。
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