黄緑から薄いオレンジのグラデーションが
不思議な雰囲気の薔薇でした
ハンカチの引き出しの角に丸まって
一度だけしか使わなかったレース編みの手袋が
出てきました
当時より太った手に嵌められるかと心配でしたが
編み物は伸びて骨ばった手に馴染んでくれました
かなり細い糸で編んであるのを見て編んだ方の技術を
再確認しました
模様はシンプルですが飽きの来ない模様です
二十歳台の洋裁学校を卒業したばかり
憧れのレースの手袋を其の頃のお小使いには贅沢な買い物でしたが
夏の外出に気取って嵌めて出かけましたが
暑さに辟易、一度使っただけでその後は
ハンカチに埋もれて居たと言うわけです
今の様に冷房の効いた場所には使えるかも知れませんが
そのチャンスはなさそうです