ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

ピロウズVSコレクターズ 後半

2005-04-07 | ピロウズ
セットチェンジをはさみコレクターズの登場。「Que10周年おめでとうございます。二回目だけど」と、言わなくていいことを言っちゃう加藤さん。一曲目の「世界を止めて」に、会場がとてもいい反応してくれていたのが嬉しかったです。ピロウズファンも盛り上がってくれていたのかな。

新曲、ということで「グレイトアメリカ」を披露。「コレクターズは、歌詞をつけるのがけっこう最後の方なので、マスターに仮タイトルをつけたままになってることが多いんだけど、今の曲はマスターに『ザ・フー風』って書いてあっったんだよね。コータローくん、トリケラトプスの仮タイトル覚えてる?」と振る加藤さん。「覚えてるよ。『不気味』でしょ?」と自信満々なコータローさんが答えます。さすがコレクターズマニア。すると「じゃあさ、これはかなりカルトQだよ!」と加藤さんが出した問題は、「あてのない船の仮タイトル、マスターに書かれていた言葉はなんでしょう?」。考え込むコータローさん。何とか答えたいところです。「あてのない船だから、今のメンバーにもうなってる時期だから、みんなマスター見てるはずだよ。全員に答える権利あるよ!」いつの間にかクイズ大会に。「コータローくん!」「……あてのない海?」「惜しい!」続いてQちゃんに振ります。「あてのない旅?」「惜しい! ……くもない」と変な反応。最後に小里さんが言った言葉は「俺たちの旅?」「なんでそうなるんだよ、あてのない海、が惜しくて、あてのない旅、で離れたのに~」と、自分の話を聞いてもらえなかったとでも思ったのか不満そうな加藤さん。正解は、「もうあの時点ではあてのない船が出来上がってたんだけど、エンジニアが書き間違えて『あてのない母』になっちゃってたんだよねー!」でした。なんかすごく寂しい感じだあてのない母。演歌系だ。それを答えられなかったのが悔しかったのか、コータローさん「じゃあ、プリテンディングマンのマスターになんて書いてあったか覚えてる?」と言い出しました。するとドラムセットの向こうから「はいはいはい!」と手を上げるQちゃん。カワイイー。「はい!」と加藤先生があてたところ、「骨!」との答え。それにコータローさんがギターで正解のフレーズを入れて、更に補足を続けます。「骨には1.2.3とあって、骨1がプリテンディングマンで、骨2がギフトなんだよね」。3はなんなのさー。そしたらさらに加藤さんが「じゃあさ、ティーンエイジフランケンシュタインの仮タイトル分かる?」と食い下がります。ほんとに負けず嫌いだな! しかしコータローさんはあっさり「大久保通り97!」と正解を。大人気ないクイズ大会にピロウズファンから失笑が漏れているような気がします。まるでワンマンのときのようなMCのゆるさがすてき。「大変だよコレクターズ、これから20周年迎えるときに、マスター探すの大変だぜー?」とその話をまとめましたが、もう20周年迎える気満々のそのスタンスが超嬉しい。解散とか活動休止とか、そんな単語すら頭にないんだね、幸せなことです。

「さわお君から昨日、メールもらったんだけど、二行の返事返したんだよね。来たのは一行だったんだけど。『7daysやっていい?』って。俺は二行で『了解。でもうちもやるよ』ってね」とのMCから、コレも「7days」。でもさわおのメールそんなに短いはずじゃないでしょ。加藤さん自ら公式の日記で、「さわお君から明日がんばりましょうメールが来た」って書いてあったじゃないですか。また話面白くするために適当なこと言って。困った人です。

虚っぽの世界でライブは終了、アンコールで再び登場した加藤さんが「昨日俺とメールのやり取りをしたさわお君を……」と呼びますが、「さわお君どこ?」と探しています。楽屋にいないのか? まさか? と思ったら案の定、フロアの後ろの方から缶ビール片手に現れるさわお。普通に客をかき分けてステージに上りました。そこで置いてあったマラカスを思いっきり振りまくり。ヤバイこの子もう酔ってる。加藤さんが伸ばした手に握手をし、さっきのMCの訂正をするリーダー。「本当は、メールもっと長かったんだよね。明日がんばりましょう、って、ちゃんとした文章があって、でもそれが長い一行だったんだよ。俺の返事は二行だったんだけど、「了解」、「でもうちもやるよ」で二行だったんだよね」さわおは改行を知らないのかもしれない。

そして「ヒートウェイヴやらない?」と言った加藤さんに、本当にびっくりした嬉しそうな笑顔を見せるさわお。会場がものすごい勢いで盛り上がる中、ステージで狂ったように踊ってます。本当に楽しそうでこっちも嬉しくなりますよ。演奏が終わると、さわおそのまま客席にダイブ! 客を数人なぎ倒して、またフロアを通って楽屋方面に消えていきました。

客電も付いて音楽が流れますが、客は帰らずアンコールを続けています。すると刑事が、もう着替えの途中だったのか服を着ながらステージに登場! 加藤さんも後に続いてコレクターズが出てきました。マイクをつかむなり加藤さん「お前らもう帰れ!」「いいか、もうこれ聴いたら帰れよ!」と説教モード。加藤先生だ(笑)最後の曲はTOO MUCH ROMANTIC! さわおも好きな曲ですね。またどこかで踊ってたんでしょうか。



以上、私の心のライブ日記より転載。今思い出しても、ほんとに楽しいライブでした。ぜひまたこの2バンを実現させて欲しいものです。内容的にピロウズ(というかさわお)のネタが多かったのでピロウズカテゴリに入れてみました。全部読んでくださった方ありがとう。いるのか。

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