ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

音楽と人 2月号

2006-01-07 | ピロウズ
を買ってきたわけですけど、目当てはさわおのインタビュー。でも正直、金光さんはさわおと仲いいのはいいんだけど、ちょっとインタビューの内容がワンパターンな気がするなあ。他人に心をなかなか開かないさわおが、気を許してる数少ないライターなのは分かるけど、もっと曲解説とか楽器へのこだわりとかそういう話を聞きたい。「珍しく本音も吐露する山中さわお」ばっかりじゃ飽きちゃうよ。あとさわお単品ではなく、たまにはピロウズでのインタビュー記事が読みたい。

でも写真はちょっと面白かった。さわおが着流しでギター持ってるのですが、ギター侍にならなくてよかったといいつつギター侍に見える…。あとちょっとグレかけの七五三。以前、さわおの部屋で浮世絵バックに撮影した回がありましたが、これこそ浮世絵とセットでやってみたら面白かったんじゃないでしょうか。着物は真鍋さんのほうが似合いそう。

あとインタビュー、マンネリだと文句をつけつつも、コレクターズの話が出ると無条件に嬉しくなってしまうだめなファンのわたくし。邦楽で好きな一枚を選ぶという設問に、「僕はコレクター」を選んだのも分かっちゃいたけど嬉しかったな。歌詞に影響を受けたと熱く語っていました。確かに加藤さんの書く歌詞は分かりやすく見えて深いので、分かる人にしかわからないと言う欠点もあるものの、それが分かってしまった人には非常に魅力的で吸引力のある歌詞ですね。あとインタビュー中に語っていた、「『さよならユニバース』は、東京の四畳半でコレクターズのロケットマンを聴いて泣いていたころのことを歌った」という話も興味深い。あの曲は泣けるよなあ、こないだのツアーでもやってくれましたがものすごく美しく悲しい世界に息をするのもはばかられたものです。さわおにも聴かせてやりたい。今度のクアトロ行くのかな? さわおも冗談ぽく言ってましたが、やっぱり天才って孤独なんだろうと思います。加藤さんはさわおに比べてわりと人付き合いというか人あしらいが上手そうですが、その加藤さんが書いたロケットマンや僕は恐竜を聴いていると、やはりこの人も孤独だったんだろうなあと考えてしまう。それも、人付き合い上で孤独なら、まだ努力なんかで修正も効くけど、多分加藤さんは音楽的な部分で孤独だったんだろうと思うので、それを思うとより僕は恐竜が切なくなるんですよ。今はバンドも上手く行ってるし、コータローさんとの信頼関係に救われてる部分もあるんだろうなと思うと、ほんとにここまでバンド続けてきてよかったねえとしみじみします。さわおもだからきっと、その孤独に共感して、そしてその孤独を癒してくれるのがやはり音楽とそれに関する信頼関係しかないと分かっていて、今でもコレクターズを敬愛する気持ちを失わないんじゃないかと考えます。スミマセンすごい妄想番長ですね。とりあえずどんな曲なんださよならユニバース。楽しみです。これが入ってるニューアルバム「MY FOOT」は今月12日発売なので、ちょうどコレクターズの札幌ライブのために私は北海道だ。さわおのふるさとで購入してこようと思います。


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