インフルエンザの流行ピークは過ぎたようですが、まだ地域によってはかなり流行っているようです。
2月1日時点での保健所別患者報告数では、城東地区は葛飾区や江戸川区が多い地域になっています。
2014-15年シーズンは例年より3週間早い流行入りをし、現在まで検出されているウイルスは、インフルエンザの中のA香港型がほとんどです。
2009年に新型インフルエンザとして流行したAH1pdm09やAソ連型は全く検出されておりません。
当クリニックでの2014年1月と2015年1月のインフルエンザ罹患者数を小児科のみで比較すると、今年1月の方がおよそ1.5倍も多くインフルエンザAと診断されています。
今年は2月に入った現在もインフルエンザA型ばかりですが、ちなみに2014年1月下旬~2月はと言うと、ほとんどがインフルエンザB型でした。
昨年とは流行パターンが違っているようで、今年は今のところB型はほとんど検出されていません。
例年なら2月下旬からB型が出始める時期ですので、まだまだ手洗い、うがいなどの予防は欠かせません