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千里の道も一歩から

インフルエンザ流行状況

2015年02月10日 | クリニック情報

インフルエンザの流行ピークは過ぎたようですが、まだ地域によってはかなり流行っているようです。

インフルエンザ患者報告数 直近5シーズン

2月1日時点での保健所別患者報告数では、城東地区は葛飾区や江戸川区が多い地域になっています。

保健所別患者報告数地図

2014-15年シーズンは例年より3週間早い流行入りをし、現在まで検出されているウイルスは、インフルエンザの中のA香港型がほとんどです。

2009年に新型インフルエンザとして流行したAH1pdm09やAソ連型は全く検出されておりません。

当クリニックでの2014年1月と2015年1月のインフルエンザ罹患者数を小児科のみで比較すると、今年1月の方がおよそ1.5倍も多くインフルエンザAと診断されています。

今年は2月に入った現在もインフルエンザA型ばかりですが、ちなみに2014年1月下旬~2月はと言うと、ほとんどがインフルエンザB型でした。

昨年とは流行パターンが違っているようで、今年は今のところB型はほとんど検出されていません。

例年なら2月下旬からB型が出始める時期ですので、まだまだ手洗い、うがいなどの予防は欠かせません


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