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千里の道も一歩から

1歳未満の接種量

2009年09月30日 | インフルエンザワクチン

南太平洋・サモア沖で、本日マグニチュード8.3の大地震があり、その後の津波で、100人以上の人が亡くなられたようです。

サモアは、ラグビーが盛んで、陽気なサモアンプレーヤーが日本でもたくさん活躍しています。

☆☆心よりご冥福をお祈り致します☆☆

季節性インフルエンザワクチンは、例年日本においては、6ヶ月の小児から接種できます。

しかし、1歳未満では効果が低い(または不明)とされており、新型インフルエンザワクチン同様、周りの家族が接種する方を勧めています
(保育園などの集団生活で感染のリスクが高い環境に居る場合には、積極的に接種を勧めています。)

厚労省研究班の報告によれば、07’と08’に3歳未満に欧米と同じ接種量0.25ml/回を2回接種したところ、1歳未満でこれまで以上の明らかな抗体価上昇が見られたとのこと(十分な抗体ができた人の割合が、20 %から66.7%へ大きく向上)

日本では、通常1歳未満は0.1ml/回を2回接種なので、1歳未満へは2.5倍量を接種したことになりますが、大きな副作用もなく、抗体をしっかりと獲得できています。

今後、日本人小児でのインフルエンザワクチン接種量が見直される可能性も十分にありそうですね

ワクチン後進国の汚名返上なるか


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