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千里の道も一歩から

オレンジカード?

2017年02月10日 | ラグビー

サッカーオレンジカード

何のことかと思ったら、ラグビーですでに導入済みの一時退場(シンビン:10分間の退場)を示すカードのようです。

競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が、ロンドンで3月3日に開かれる年次総会で一時退場(シンビン)の導入を話し合うことになった、と発表

イエローカード(警告)とレッドカード(退場)との中間的なカードで、悪質なプレーに適応することで競技時間停止の短縮が図られるとされるものです。

ラグビーでもイエローカードとレッドカードの間に、ゼブラカード(注意)という白黒の縞々カードが平成17年シーズンに国内のローカルルールとして試験的に導入されたことがありました。

しかし、わざわざゼブラカードを出さなくても口頭による注意で十分だったのか、このローカルルールはすぐになくなった記憶があります

現代ラグビーでは世界的にもプレーヤーの安全性を優先するため、危険なプレーに対するイエローカードが出る回数は圧倒的に以前より増えています。

ある県のジュニアレベルの試合で、レフリーからイエローカードを受けたプレーヤーがその後ラグビーを辞めてしまった事例が報告されました。

詳細は明らかではありませんが、その学生は警告に相当ショックを受けたためかもしれません。

中学生レベルではまだまだラグビーに対する理解度も低く、スキルや体力も個人差が大きいことから、協会からも担当レフリーは「指導者の役割も担っていることを認識して.....慎重に...」と通達がありました。

ラグビー人気を支える小中学生のラグビー人口の増加もあり、レフリーが担う役割はこれから益々大きくなっていきそうです