東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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ノートを執る習慣を!

2012-07-21 09:00:53 | 学習全般

奪回

物議

応酬

往生

日進月歩・・・・etc

昨日、短い時間を使って、これらの言葉をホワイトボードに書き

中3生さん達と意味の確認をしました。

またイメージトレーニングと自覚意識を持つ為に

バーチャル合格作文・・・合格したと思って

受験期を振り返る作文を書いてもらいました。

 

私はこのどちらも“ノート”が必要だと思います。

言葉は単純に、言葉とその意味を書き残し、いつでも見直せるように

作文は書きたい内容をピックアップし文章をまとまりのあるものにする為に・・

 

言葉は誰も意味を答えられませんでした。

でも残念ながら、誰もノートを使いません。意味を説明してもただ頷きながら聞いているだけです。

来週、質問した時に答えられるでしょうか?

 

これは習慣なのでしょうね。学校でも塾でもノートを自主的に執る習慣が無いんです。

「ここ、書いておきましょう」と促されて初めて書くだけ

そう書くだけで、大切な事を話しているんだな、っという識別が無いのかもしれません

自分に必要な知識、ノートを執っておく事の大切さを経験していないんです。

学習に対する自主性が育っていない

こうした習慣を逆転させて、何でもノートに執る習慣を付けていきたいです

一度聞いた事を全て覚えられる脳なんて誰も持ち合わせていないんですから

それに、塾で同じ学習を2度も3度も繰り返すほどもったいない事はないですよ!

 

プリント学習をしていてもノートは必要です。

解答を書くだけで学習した気になっていると繰り返し学習が必要になるんです

なぜその答えになったのか、順序良く自分で解説をノートに書く!

自分で書くから見直した時、書いた時の事を思い出せるしわかるんです。

 

お子さんのノートに目を通してみましょう。

何も書いていないなら、何も学習して来なかったのと同じ位の感覚を私はもっています。

ただ・・・、何も書いていない、多少のメモしか執っていないノートを見て

怒るのではなく、「これは何を書いた物なの?」とか

「なんの勉強をしたの?」

と会話をしてみてください。次にお子さんがお母さんに見せたいノートを書いてくれるように!!

 

私がノートを執るように話をすると、意外な答えが帰ってきます。

「○○の教科なら、奇麗に書いているよ!」

これは複数の生徒さんが言うのですが、やはりその教科は好きだし得意です。

逆の発想をすれば

苦手な教科を理解する為のツールとしてもノートは大切ですね。