東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

ホームページへは「東京育伸会」で検索して下さい 。メールアドレスはikushin.sakuradai@gmail.comです。よろしくお願いします。 新規入塾生募集中!小・中・高校生の補習から受験までをご指導。 復習が鍵 まずは学年を超えても復習をしましょう!生徒さんとの日々の取組みや出来事を綴って行きます。多くの方にこのブログを購読頂き感謝しております。コメントのやり取りはございませんが、通塾くださっているご家庭からも感想を頂いており励みになっています。これからも楽しく真剣にブログを更新して参ります、よろしくお願いします。教室のホームページもあわせてご覧ください。*記事の無断転載禁止

センスで解く子・努力で解く子

2012-07-06 13:17:06 | 学習全般

塾に通っている生徒さんで

時々、「偏差値は上がるのに、学校のテストが上がらない」

というお話を聞いたことありますよね。

これはある意味当たり前の事。というか真面目に塾に通っているなら

当然の事なのかもしれないですよ。

なぜなら塾で教わっているのは偏差値を上げる学習だからです。

学校と同じ単元を学習していても内容は

学校のテストの為にしているのではなく入試に備えてしているので

その出題方法が違いますし、重箱の隅をつつくような問題は、学校特有のものです。

 

大枠で二つに分けると

センスで解くお子さんは偏差値に有利で

努力で解くお子さんは学校テストに有利なのかもしれません

 

センスで解くお子さんは、そのセンスゆえ、コツコツと細かい所までしっかり学習するよりも

難易度の高い、ひねった問題をパズルのように解くのが好きです。

努力型のお子さんはその逆ですね。

基本問題を多く含む学校のテストでは、努力型の生徒さんの方が有利と言う事になります。

学校のテストで1位を取る生徒さんが必ずしも偏差値も一番高いのではないのは

そのためです。

 

入試に強くなれるなら、センス型の生徒さんの方が有利に感じるかもしれませんが

これが少し違います。入試には強くてもその前後が弱いのでは学力としては不十分で

高校では上位をキープ出来ないと言う事になります。

 

実はこれはタイプが違うだけで、どちらにも同じだけの学習量が必要だと考えています。

センス型のお子さんが努力する

努力型のお子さんが難易度の高い問題を理解する

双方にとって、同じだけの学習量と努力が必要です

 

センス型はわかっている事を何度も繰り返すのが嫌いです

そのせいで、“スピードに弱い”お子さんが増えます。

スポーツ選手で考えてみると

一流になっても、出来る事を更に練習し続けますよね。

維持と向上を続ける事が必要で、時には基本に帰る事も大切です。

努力型のお子さんは

心が弱い事が多いです。なので少し難しい問題でも不正解する事が嫌なので

なかなか取り組もうとしませんが、そこに果敢に向かっていく勇気があれば

上位はすぐそこです!

 

ここでは大枠で二つに分けましたが、お子さん一人ひとり違うものです

しっかり見つめ個々の性格、タイプの違いを把握しながら、しっかりと学力を付けていく

私達はそんな教室を目指しています。