公立中学の2年生はよく中だるみの学年と言われます。
精神的に子どもから大人に成長する過程で訪れる
反抗期も重なり、親御様にとっては
要注意な学年と言えるでしょう。
中学生活も板につき、後輩もできました。
先輩という自覚は自立心を大きく掻き立てます。
特にこの夏休みは
大きな変化が起きると身構えておく事をお勧めします!!
ネットやメールなど親御さんの目の届かない所で
何が起きているのかわかりませんし、何か起きていていも不思議ではありません。
一昔前と違って、家に居てもトラブルに巻き込まれたり被害に逢う場合もあります。
門限やお小遣いなど、お友達と自分との差をしきりに気にして
悲観的になったり卑屈になったり、勉強どころではなくなる可能性もあります。
“勉強しているふり”や“怒られない為の演技”も巧みになり
自分を守ろうとします。
こちらの意見には耳を傾けず、焦るのは大人ばかり・・・
今までの素直な我が子はどこへ・・・と言いたくなります(経験者ですので)
学習に対しては中だるみと言われる時期でも
精神的には圧倒的な成長をするのが、この2年の夏休みだと子育てを振り返ると感じます。
この時のご家庭の対応でお子さんは変わるんです。
明確な目的を持って接していきましょう!
どんな大人になって欲しいかによって対応は変わるのが普通です。
かなり大きく分けてみると
一流企業で活躍する。できればエリート街道まっしぐら!
人間性を活かす。どこであれ頼りにされ、人様のお役に立てる子に!
人並みに幸せに。好きな事をして行かれればそれでよし!
お子さんの性格とご両親の希望にギャップがありすぎる時
乗り越えるのは困難です。
ご夫婦でお子さんの将来について考えた時
接し方、対応の仕方が見えてくるのではないでしょうか?
甘やかすのも、縛りつけるのも調整が必要な年頃です。
それでも学力はつけていかなくてはなりません。
早いお子さんは既に受験を意識して学習していますから!
中だるみ、反抗期・・でもしっかり学力を付けたいご家庭と
この夏を一緒に頑張って行こうと思います!