山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

凍れる朝・うっすらと雪

2012年12月26日 | 近辺の風景

 

 昨夜チラついていた雪は、その後降り積もることはなく、その場でそのまま凍りつき、今朝は雪景色でもあり、雪景色でもなしの、中途半端な色合いである。空は晴れ、空気は尖っており、刺すような寒気である。

 

 


冬装束

2012年12月25日 | 近辺の風景

 

 年の瀬が近い。すでに慌しさの真っ最中という方もおられよう。いささか情けない話であるが、かなり最近まで、師走というと、文字通り、走り回るほどにも忙しい方もおられるものと、信じていた。それが現実には、各自はそれぞれに対処の仕方を持ち合わせていて、ほどほどにしかやらない流儀であっても、普通であることに、ようやく気が付いた。囃子に乗りやすい、早飲み込みの癖は、まだ他にもあるのだろう。大きな顔は決してすまいと思うことしばしばなのである。

 冷えが厳しい山里でも、冬装束に身を包んだワンちゃんはめったに見ない。風邪でもひいたのか、一寸面目なさそうである。

 


赤い木の実、クリスマスホーリー

2012年12月24日 | 静物 器物 日用品

 

 

クリスマス・イヴ。

ケーキ屋さんの駐車場は車があふれていた。

 

今年最後の連休も、今日で終わりである。

今夜は、神さんのキムタク・ドラマ観賞のお付き合い。

 

静かな夜はシンシンと冷えて来ている。

 

今日の日本列島は、雪の所が多く、文字どおりのホワイト・クリスマスになりそうであるが、山里にはその気配はない。

 


白いガーベラ

2012年12月23日 | 

 

 冬至を過ぎた。これから序々に日没が遅くなり、年末年始をはさんで、昼間の時間がしだいに長くなって来る。季節は、再生の時節に移行である。日照時間の延伸と共に、光りの強さが増してくる。自然の中にあるものは、新しい時の中にリズムを刻む。楽しみをふくらます季節でもある。

 白いガーベラは、早朝の写真である。夕方と言っても分からない写りになった。

 


2012年12月22日 | 近辺の風景

 

 先日あちらで、85歳の主が、1.5メートルの脚立の上に立ち、松の枝の剪定をやっておられたかと思えば、こちらでは80歳の隠居さんが、1.2メートルの高さで、梨の木の枝を整枝していらっしゃるのを見かけた。ここしばらく、この時期にはめずらしい程穏やかな日々が続いている。人の気持が、ついゆるんでもやむを得ない情景が広がっている。

 今日も、気温は一向に下がる気配はなく、黒雲から降ってくるのは、雪ではなく雨。夕方まで、断続的に降り続いた。