あれはハッピーエンドなのか、とYahoo知恵袋でも人が聞く、鬼が30年待って花嫁の生まれ変わりと再会するエンディング。
何故ならニンゲンは4回しか生まれ変わらない設定で、鬼は永遠に生きることになっているから。
鬼はあと2回待って3人生分花嫁と過ごして、あとは永遠に孤独なのか?とみんなは眉をひそめる。心置きなく嬉しく思いたいのに心もとない心地なんだよね、わかるよ。
神がよろしくしてくれるんじゃない?前も言うこと聞いてくれたし。(ただしそれはサニーが引っ込んでろって言う前だけど)
あのう、言いにくいんだけど。
ハッピーエンディング、はないんだよね。
お話は終わるけど、それはお話だから。
これは普通よりよくできてるお話だから、そこまで含めてお話になってる。
それでも生きるか、生きていいか。と鬼が聞く。
必ず去りゆく二度とない時を共に過ごすか、と。
花嫁はほら、鬼の花嫁だから。
死んでいくことが生きることだと知っている。
出会わないことより出会うことを、愛さないことより愛することを。
生きること、を選ぶのさ。
目をつむって/見開いて飛び込む。
それを悲しい、って言う?
私なら、祝福って言う。