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日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

時々前屈する

2023年04月29日 | 出会った人たち

 まにちゃんのヨガの先生はどこに住んでるの?と聞かれたから、スタジオは芦屋かな?って答えたら関西の?ってびっくりされた。


 えー、どこで会ったの?って聞かれたから、熊野って答えた(事態は悪化)


 この国最古の温泉は交代制の予約制、一緒のイベントに参加していた彼女が出遅れたようだったから、よかったら一緒に入ります?と声をかけた。


 待っている間に何をやってらっしゃるんですか?と聞いたら、身体のことやってます、説明難しいのでちょっといいですか、と私の背中、腰あたりをちょっと触った。じゃあこれでやってみてと言われて試したら、生まれて一度もできなかった地面に手がつく前屈ができた。


 だから今でもたまに前屈してみる。


 今もまだ手はつく。


 不思議な力がある人か、って?


 まあそうかも(歩いてると時々拝まれるって言ってた)


 でもそれは置いておいて、彼女は私の身体とコミュニケーションをとることができるんだと思う。


 だから身体のことに関しては彼女の言うことに耳を傾けるようにしている。

(そして身体/私は私/身体というものから独立して存在しているものではない)













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タイス

2022年12月18日 | 出会った人たち

南の島の方々が帰っていった。

最後にお礼にと言ってその国伝統の織物の贈り物をいただいた。


行く先々でお世話になった人たちに渡していたので、これはあれかなとは思ってた。


その織物タイスの「首掛けの儀」(私が名づけました。華やかな様々な柄のその布を贈る相手の首にかけます)が執り行なわれて、ダブルでと2本かけてもらいました。


あとね、タイスあるある。


もらった人は首にかけている自分のは見えないから、他の人の柄のが素敵ですね、とうらやましくなる。



「帰りたくない」「また来るから」といいながらみなさんは搭乗口に向かって階段を降りていった。


世慣れてはいないけれど、心に余計なものをくっつけていない素晴らしい人たちだったな。


会えてうれしかったです。






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強いひと

2022年11月03日 | 出会った人たち

強い人に会いました。


レジリエンスとかそういうのではなく、あ、そういうのはもちろんあるけどそれだけではなく。


コンバットとかそう言う意味でね。


こういう言い方で伝わるかわかんないけど、わざとやってるんではない「存在感の無さ」がすごかった。


あんまり静かで水みたいだったから、いるのかいないのかわからなかった。


静かなところからそのまま動くとみんな秒で倒れて動けなかった。


本人はにこにこしてるんだけど。


強いってかっこいいんだね。


帰る時、何も考えずについて行きそうになった。


でも思い返すとかっこいいからついていきそうになったのではなくて、あの人が軸足を置く静かの領域が私の立つこちらの/あちらの/層とひとつづきで、何か浸透しあってひっぱられたのかもしれない。


わからないけどね。









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Oceanographical Station

2022年09月16日 | 出会った人たち

車の入れない未舗装の小道を抜けると地の果てのような浜に出た。


砂に埋もれる小箱のようなコンクリートの建物。


大きく深くうねる海へと続く桟橋。


遠くに風力発電の風車。


私たちは強い風に煽られてすぐに砂だらけになって、笑いながら歩きにくい砂丘を踏んだ。


船の着くことのない桟橋はまっすぐ沖に400メートル延びている。


風と砂と海、そして桟橋。


グレーチングの上から強く押し寄せる翠の波を見下ろしていたら、懐かしく美しいここがどこだったかわかった気がした。


「座標がちょうど今」と言った人と夢の中で会ったハテノ浜。


そこに本当に来てしまったんだ。

 








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ヨガティーチャー

2022年08月22日 | 出会った人たち

ちょっとした女神の助言のような声が時々頭の中で聞こえる。


(幻聴とかそういうのではないのでご心配なく)


(記憶から再生という感じね)


関西弁でざっくばらん


言葉で説明するのは上手い方じゃなさそう


(言語いらないからね)


最後はたいていこんな風に終わる

ま、そんな感じかな」


こないだしばらく身体の使い方を教わった。身体を動かして、生まれて初めて自分の身体にいる状態を体験した。


身体心頭、驚きの一体感。

いるだけが喜び。


その時のとその前のと二つのメガネを両手に持って、これからの独り立ちの旅路に着いたところ。


伸び代だらけ(まだまだ)だから、死ぬまで自分を全うする旅を続けるつもり。


今日もまた女神本体はどこかを駆け回り遊び回り笑ってるはず。


川にじゃぶじゃぶ入って遠吠えしたり、滝に飛び込んだりしてるかな。











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