・ＭＭＡの草創期から活躍し、１００戦以上の戦績を誇る鉄人たちと言えば、すぐにトラヴィス・フルトン、ダン・スバーン、ジュレミー・ホーンの名前が挙がる。
・フルトンに至っては３００戦練磨（２４７勝）を誇り、スバーンが１０１勝、ホーンが８９勝と続く。ただ、フルトンは昨年１１月のアルロフスキー戦を最後に戦っていないし、ホーンも同じく１１月が最後。フルトンは２０１０年には、１３戦もしていたから、大幅減。
＜Travis Fulton vs Waylon Goldsmith＞
・フルトンが２４６勝目を挙げた２０１１年１月のウェイロン・ゴールドスミス戦。
＜Elite1 MMA - Jeremy Horn vs. Shawn Marchand＞
・ホーンが８８勝目を挙げた２０１１年７月のショーン・マルシャン戦。
・今年３人の中で戦ったのは、スバーン（４月）だけ。スバーンの５４歳は例外としても、フルトン、ホーンとも３０代半ば。引退こそしていないものの、試合数を減らしているのにはそれなりの理由があるのだろう。
・歴戦のダメージによるものでないことを願うだけだが、彼らがはっきりＭＭＡの世界からフェードアウトしようとしてるのは間違いないと思う。
・ちなみにスバーンはフルトンに対して、３勝１分、スバーンとホーンは１分、フルトンとホーンは２試合ともドローという結果に終わっている。
