日日不穏日記gooブログ版

パス乳に加えてLL牛乳のシェアが高いヨーロッパの不思議

 朝、親父を連れて三才の老健ふるさとへ。2ヶ月ぶり2回目で一週間お世話になるコトに。前回と違って今回は4人の相部屋で、一緒になったMさんが、要介護1であるにも関わらず、お茶の時間に手品を披露。多少歩行に障害があるとはいえ、今日のためにわざわざ昨日ウチまで一式取りに帰ったというし、施設のお世話になるような人には見えない。何か事情があるんだろうか。体調は疲労困憊で眠い眠い。再来週配布分の担当者ニュースに手をつけ始めたけど、ダメだ!頭が働かん。牛乳に関して世界の殺菌事情(日本の牛乳がUHT主体なのは “世界の非常識”なんて本もある←平澤正夫『日本の牛乳はなぜまずいのか』 。それ、本当か?)を調べてみると「西欧諸国で「パストゥリゼーションが主流」であるのは北欧4カ国、イギリス、アイルランド、オランダ、オーストリアの8カ国であり、おおむね寒い国である。それに対してUHTの比率が高いのはドイツ、フランス、スイス、ポルトガルなど7カ国である」という指摘もあって、“酪農先進国”とされるヨーロッパでもパス乳が主力、UHTは保存用の牛乳というのは事実に反するんじゃないか・・・という気がする。世界的にはUHTが殺菌の主流とも聞くし、【特集:UHT殺菌法とロングライフミルク】によれば、イタリア、フランス、ドイツでは常温で長期保存が可能なロングライフミルク(LL牛乳)がシェアの半分を占めてるという意外な事実もある。LL牛乳は日本ではあまり普及していないし(コープながのでも一時企画したけど2~3回で止めちゃった覚えがある。常温保存品だからおいしくないし、1L240円くらいして高かったからね。たぶん全然売れなかったんだと思う)、消費者運動で槍玉に上がったりしている代物。それがヨーロッパの一部の国では50%以上もシェアがあるってのは、知っておいていい事実。日本の牛乳が世界の非常識なんてのは、そう考えるとデマだな。ま、パス乳のシェアが日本よりずっと高いってのは事実だろうし、UHTより、良い牛乳で勧めたいものだって考えは変わらないけどね。贔屓の引き倒しは止めた方が良いと思うよ。

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