ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

真極流:柔術

2018年11月13日 18時40分12秒 | 我が家のこと
追記:実は不明だった祖父の巻物が見つかりました。
本家の仏壇にありました。
その内容について後ほど写真にて追記したいと思います。 これで祖父がいつごろから始まり免許皆伝までの道筋が見えてきました。
これは10年前に書いたものですが、再度UPします。


実は、私の祖父は真極流の師範でした。

父も習ったようですが、祖父に危険なので途中で止めさせられたと聞いてます。

父は目録(巻物)を1本持っています。  祖父は免許皆伝で巻物を10本程持っていると聞いています。

詳しく聞きたかったのですが、もう亡くなっていますので悔やまれます。


なかなか、ネットでの検索は難しいようです。

鹿島台町誌の武芸師匠の項に真極流関連の人物が記載されています。

佐藤儀蔵
文政三年(1820)鹿島台船越に生まれる。
武家に生まれた儀蔵は武術を学び、特に「柔」は、真極流夢人斎から伝わる奥義を極めた程で、門人多数のうち「栗田梅三郎」に免許を皆伝した。
多くの弟子が居ても免許皆伝が難しいことがわかる

栗田梅三郎
明治十年(1877)同じ船越に生まれる。
柔を佐藤儀蔵について学び20歳で免許皆伝となる明治三十二年より道場を開き、昭和七年まで門弟220人に達した。
昭和十八年(1943)66歳で没した。

祖父:惣治
明治三十四年(1901)鹿島台xxに生まれる。
17歳で初段の巻物を栗田梅三郎から受領している。
免許皆伝は最後の巻物の年が大正十五年であるため25歳に栗田梅三郎から皆伝されたと思われます。

源流は巻物の中に記されていた「源流中華在拳捧跌解法・・・」とある。


父の目録を見ると昭和二十三年に祖父より巻物1本を受けている。父は17歳で祖父は47歳ということになる。


祖父が健在の頃、偽物の真極流免許皆伝と名乗る者が現れました。
新しい和紙に書かれていることから、偽物とわかりました。
真極流の免許皆伝者は多くないはずです。 今は絶えていることから、祖父が最後の師範だったのでしょう。


仙台藩と福島藩で藩校・郷校で教授されていた流派、または藩の主流を成した流派(指南役の出身流派)のようです。

下の写真は、父が持っている目録です。  

技の名前が書いてあります。 

門外不出の技も書いてあるようです。UPするか悩みましたが、今から免許皆伝者が出てくるはずも無く、公開しました。














1本でこれだけの技があります。習得不可欠の技でしょう。

目録は偽造防止のため一部ぼかしました。

惣治は私の祖父です。

最後の画面の左に父の名前がありますが入れませんでした。

親子でも、弟子に入る時は「血判を押した」と聞きました。

巻物の一部を紹介します。

肝要之巻




省略


教収巻



柔よく剛を制すみたいな書き出しですね。  その後源流中華在拳・・・・とありますね。
以下省略

敬白起請前書

省略


月丞弾正神道 二文字目は不明



薬師如来の真言が書いてあります。
省略


五六傳法



これは非常に長かったです。 省略しましたが、前分のこの二枚の写真には、馬の扱い方が伝授されています。

祖父の一本目の巻物を今度はモザイクなしでUPします。




真極流柔傳


省略


省略

面影草



省略


實相位



省略

鉄砲や鎧武者切様や頭取様など気になる文も・・・

一部ですが紹介しました。

巻物の最初に押される真極流印や最後に押印する印も残されていました。




しばらくして、この流派についてコメントを頂きましたので、追記して記事にしました。

これは仙台藩の御流儀といわれた真極流です。
すごい流派ですよ。一度習おうと思って残ってるか調べた事があるのですが、
どうもいま教えている方はいないようだったのであきらめた事があります。

型の一部でも覚えておられれば、流派の一部でも伝承が残ることで、すばらしかったのですが。
実際そうやって部分だけ残ってる流派もあるようです。
青森県弘前にこの真極流から発展した本覚克己流という流派があるのですが、こちらも絶える寸前との事です。
真極流は昔は実戦的な流派で有名だったそうですし、少しでも残れば日本文化のためにもいいのですが… 真極流というのは、岡山県にいまも伝承されている竹内流小具足腰廻から生まれた至心流捕手という流派から江戸初期に出来た流派だそうです。

竹内流の師範が関連流派を研究されているそうで、書物にも真極流が竹内流の支流の中の名のある流派の一つとして載っております。
巻物(目録)の内容をお父様が学ばれているなら、相当な部分を習っていると思います。巻物全10巻でも、型や技の大部分ははじめのうちに習う事が多く、後の巻物には極意や心得などがのっているそうです。 他の系統の真極流の師範は、師範免許を持ってないから、という理由で教えるのを拒否され、絶えてしまったと聞いております。


祖父のお墓参りに行った時でした。

いつもお墓参りに行っても全く法名を気にしたことが無かったのですが、気になり覗いてみました。

すると祖父の戒名には、柔師範の文字が・・・




私が知ってるのは、拳の握り方(独特です)そして食事中に襲われた時に箸を使って目潰し(両眼を箸で突く)をする方法ですかね。
 
祖父の若い頃の写真です

どうやら剣道の大会で優勝をした時の写真のようです。

剣道もしていたとは・・・・・





最後におまけで私の写真です。 飛び蹴りをしているのが私です。
場所は、青森の米軍三沢基地で演舞をしたときのものです。  19歳か20歳の頃です。
この頃はピョンピョン飛んでました。

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30 コメント

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Unknown (ミモザ)
2008-06-20 14:27:49
今日の記事とバックの写真がピッタリ!武術の事を知らない私でも、柳生真極流の目録持っている家柄なんて聞くと凄いな~と思います。それにひーさんのとび蹴りカッコイイですね\(~o~)/今は全然やっていないのですか?
Unknown (あーさん)
2008-06-20 14:28:39
これはスゴイ物を見せて頂きました♪ 39年の人生で、武術の目録を見るのは初めて!やはりあの柳生流から来ているんでしょうね?また一つ智識が増えました。 今の私なら、この1/4も飛べませぬ (>_<)
Unknown (虎龍)
2008-06-20 14:30:24
とび蹴りたか^^すごい跳躍力ですね。遺伝的に運動神経がいい家系なんですね。柳生の目録、私もほしい^^
Unknown (みっちゃん)
2008-06-20 14:31:15
・・・・。(・_・)え”ぇ~~~~~~~~~~~~~!!!!!???こ、こ、これはスゴイじゃありませんのことっ!?(≧0≦)/ すごいっ!え~!お父様も、ひーさんも受け継がなかったのですか!?それほどスゴイ大変なものですものね(ノ_・、)なんだか・・・一気に時代劇の世界に妄想が・・・家宝ですわね♪ ひーさんも勇ましい(^^)
Unknown (い~さん)
2008-06-20 14:31:56
すごい!!!とび蹴り~決まってますねいや~かっこいい (^^)v 相当もてたでしょう!! (^_-)-☆ それにしても免許皆伝~良いもの見せていただきました 
Unknown (桃源児)
2008-06-20 14:32:45
これは眼福に与りました。ひーさんの飛び蹴り、凄いですね。こんなに飛べるなんて、本物の格闘家ですよ。その気になっていたら、継承出来ていたのでは?そういえば、you tubeの植芝先生の映像、筆者も見たことがあります。
Unknown (かにちゃん)
2008-06-20 14:33:43
ひぃぇぇ~!すごうかっこいいわぁー☆ 武道には憧れていて大学時代は弓道部で的場に立っておりました。 だけ!それにひき替え、正真正銘、ほんまもん血統ですねぇ!できれば再興してほしいものです。娘に子供が出来たら、修行に行かせますから。頑張って下さい。日本古道を大切に継承してください。待ってまーす!
Unknown (グズラ)
2008-06-20 14:34:55
ご無沙汰です。いつもぱるえがお世話になってます。へ~?ひーって空手やってたっけ?柳生流柔術の家系だったんですか・・・!知らなかった!!!すげーじゃん♪ んでまた!
Unknown (はじめまして)
2008-06-20 14:38:09
はじめまして。これは仙台藩の御流儀といわれた真極流ですね。合気道開祖の植芝盛平が学んだ流派とは違います。しかし、すごい流派ですよ。一度習おうと思って残ってるか調べた事があるのですが、どうもいま教えている方はいないようだったのであきらめた事があります。お父様は亡くなられたのでしょうか?他におじいさんのお弟子さんがご存命ならすばらしいのですが…
Unknown (ひー)
2008-06-20 14:39:21
初めてコメントくださった方へ。コメントありがとうございます。私も若い時から気になっては、いたのですが、祖父にその頃の事を聞く事はありませんでした。父からは、稽古していた頃の話しは聞いたことがあらますが、伝承していることは聞いたことがありません。 先日父に聞いて見ましたが、もう高齢でもあり、残念ながら、わかりません。今のスポーツとしての柔術と言うよりは、実践に即した技が多かったように思います。私も今になって後悔しております。

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